弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは3月28日、『ナイト・イン・ザ・ウッズ』のPlayStation 4/Nintendo Switch版を配信開始した。価格は1980円。PC(Steam)版の日本語対応は、同作を販売するFinjiによって近日中におこなわれる予定。完全版として配信された『Weird Autumn Edition』を日本語ローカライズしており、『Longest Night』、『Lost Constellation』の短編もされている。
『ナイト・イン・ザ・ウッズ』は、2017 年 2 月にFinjiから PC/PS4 で発売されたアドベンチャーゲーム。本作の主人公は大学を中退して実家に戻ってきたネコのメイ。地元ポッサム・スプリングに住む友人とバンドの練習をしたり、町の住人にいたずらしたり、パーティーに参加したりと日々楽しく過ごしつつも、不穏な失踪事件に巻き込まれていく。キュートなビジュアルとは裏腹に、青年期ならではの心の葛藤や悩み、内面の問題に踏み込んでいく物語が展開される。
ゲームプレイとしては、キャラクターとの会話主体で進行する 2D アドベンチャーゲーム。町中を走り回りさまざまなキャラクターと会話し、時にミニゲームをこなして物語を進めていく。 リアルに描かれる人間の感情、独創的な物語、特徴のあるセリフ回しなどの独自の世界観により高い評価を受け、Independent Games Festival 2018 でグランプリに輝くなど、世界各国の数々の賞を受賞している。
弊社アクティブゲーミングメディアは、『ナイト・イン・ザ・ウッズ』の国内発売においてはローカライズに力を入れている。翻訳を担当したのは、リマスター『シルバー事件』を英語にローカライズするなど、普段は日英翻訳を手がける社内のアメリカ人(口癖は「せやな」)。スラングが多く取り入れられたゲームのテキストを、英語ネイティブの目線で日本語にアウトプット。さらに日本人の担当プロデューサーがこの日本語を、校正および修正。一部シーンに出てくる英語のアセットは、熟練の社内デザイナーにより日本語で再構築。“それなり”な時間とコストをかけてローカライズを進めた。
海外で高く評価された世界観や雰囲気をできるだけ損なわないようにローカライズした『ナイト・イン・ザ・ウッズ』。優しくもほろ苦い大学中退ネコの物語の結末を、PlayStation 4もしくはNintendo Switchで見届けてみよう。
https://automaton-media.com/articles/newsjp/2090328-88355/
2019-03-28 06:16:16Z
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