ヤマハは4月20日、同社初となるゲーム配信・ボイスチャット用の小型ミキサー「ZG01」を発表した。PCやゲーム機、スマートフォンと接続可能で、マイク・ヘッドセットを含めた各入力音源の音量を調節し、ボイスチャットやゲーム配信が行えるという。
HDMI端子は、入力用に2ポート、出力用に1ポート搭載。HDMIスイッチャーやHDMI変換アダプターとして利用できる。例えば、家庭用ゲーム機を接続して音声処理・音量操作をしつつ、HDMIビデオキャプチャーなどにゲーム画面をHDMIで出力する(ビデオキャプチャー機能は非搭載)。AUX端子とUSB Type-C端子を内蔵しており、PCやスマートフォンと接続して配信できる。
ゲームへの没入感を高められる、3種類の独自の音声エフェクトも搭載。3つの物理ボタンにプリセット登録し瞬時に切り替えが可能で、専用アプリからカスタマイズもできるという。音声用の物理ボタンも3つ搭載する。
他にも、専用ドライバーをPCにインストールすることで、ZG01を2つの仮想デバイスとしてPCに認識させる機能も持つ。これにより、2系統の音声チャンネルの送受信が可能になる。例えば、ボイスチャットに自身の声だけを送るように設定し、配信アプリには声とゲーム音声をミックスして送るように設定できる。
ZG01の入力ポートは、マイク端子×1、4極ステレオミニ端子×1、HDMI端子×2。出力ポートは、3.5mmステレオミニ端子×2、4極ステレオミニ×1、HDMI端子×1。オーディオインタフェースは、24bit/48KHzに対応。サイズは、195(幅)×47.5(高さ)×110(奥行き)mm、 重さは0.8kgになる。
発売日は6月1日、価格は3万2900円。併せて、ZG01との組み合わせを推奨するヘッドセット「YH-G01」と、ZG01とYH-G01をセットにした「ZG01 PACK」も同時発売予定。
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2022-04-20 12:45:00Z
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