Rabu, 28 Oktober 2020

AMD,レイトレ対応新世代GPU「Radeon RX 6000」シリーズを正式発表。第1弾の「Radeon RX 6800 XT」は11月18日に発売 - 4Gamer.net

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 2020年10月29日,AMDは,独自のオンラインイベントで「Radeon DNA 2」(RDNA 2)ベースでリアルタイムレイトレーシングに対応する新世代GPU「Radeon RX 6000」シリーズの製品として,「Radeon RX 6900 XT」と「Radeon RX 6800 XT」,および「Radeon RX 6800」を発表した。
Radeon RX 6900 XT搭載カードを披露するAMDのCEOであるLisa Su
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 Radeon RX 6900 XTを搭載するグラフィックスカードは12月8日に,Radeon RX 6800 XTおよびRadeon RX 6800搭載カードは11月18日に発売の予定で,メーカー想定売価は順に999ドル(約10万4200円),649ドル(約6万7700円),579ドル(約6万400円)となっている。
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 「Big Navi」とも呼ばれるRadeon RX 6000シリーズは,前世代のRadeon RX 5000シリーズと比べて,GPUコアの性能で約50%増を実現したという。
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 とくに,性能面で鍵となるのが「Infinity Cache」と称するキャッシュメモリサブシステムで,メモリインタフェース256bitのGDDR6メモリとInfinity Cacheの組み合わせは,同384bitのGDDR6メモリと比べてメモリバス帯域幅にして2.17倍に相当する性能を発揮すると,AMDはその利点を強調している。
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 さて,各GPUの仕様についても簡単に発表された。まず,Radeon RX 6900 XTは,80基のCompute Unitを搭載して,Game Clockは2015MHz,最大動作クロックであるBoost Clockは2250MHzに達しており,容量16GBのGDDR6メモリを採用する。グラフィックスカード全体での消費電力は最大300Wであるという。
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 Radeon RX 6900 XTは,4K解像度において「GeForce RTX 3090」に勝るとも劣らない性能を発揮するとAMDは主張している。
 ただし計測条件は,CPUとしてRyzen 5000シリーズを組み合わせて「Smart Access Memory」と称するAMDの独自技術を使用できるようにしたうえで,新しいオーバークロック動作機能である「Rage Mode」を使用した環境であるとのこと。その点では,Radeon RX 6000シリーズにかなり有利な条件で計測した結果ではあるようだ。
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 一方,Radeon RX 6800 XTは,Compute Unit数が72基とRadeon RX 6900 XTから少し減っているものの,動作クロックやGDDR6メモリを16GB搭載する点,そしてカード全体の消費電力300Wは同様だ。
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 Radeon RX 6800 XTは,競合となる「GeForce RTX 3080」と比較した場合,4K解像度や2560×1440ドットにおいて,同程度かやや上回る性能を発揮したうえで,消費電力は300Wと競合よりやや低い値であるとのこと。
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 最後のRadeon RX 6800は,Compute Unit数が60基で,Game Clockは1815MHz,最大動作クロックは2105MHz,グラフィックスメモリは上位モデルと同じGDDR6の容量16GBを搭載しており,カード全体の消費電力は250Wとのことだ。
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 Radeon RX 6800も,Ryzen 5000シリーズを組み合わせた環境では,競合に位置付ける「GeForce RTX 2080 Ti」を4K解像度で上回る性能を発揮できるとしている。
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 いずれにしても,AMDの主張どおりであれば,いよいよGeForceの上位クラスと互角に渡り合える性能を有してリアルタイムレイトレーシングにも対応するRadeonシリーズの登場となるわけであり,実際のゲームにおける実力が楽しみなGPUと言えるだろう。

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