▲左が第4世代Echo Dot、右が第4世代Echo
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ブラックフライデーではEchoが5,990円 (50%)OFFの5990円、Echo Dotが3,000円 (50%)OFFの2,980円になっています。
Echo Echo Dot Amazon ブラックフライデー以降は以前公開されたNobuyoshi Koderaさんによるレビューをお届けします。
デビュー当時は天気予報やニュースを尋ねるという、人生におけるAIアシスタント的役割で注目されたスマートスピーカーですが、2019年ごろから急速に音楽再生装置としての役割に立ち位置が変わってきているような気がします。
風向きが変わったのは、やはり2019年にハイレゾ相当の音質がストリーミングで楽しめるAmazon Music HDのサービスインと、ハイレゾ・3D音源再生対応のAmazon Echo Studioの発売からではないでしょうか。スマートフォン周辺機器としてのBluetoothスピーカーではなく、スタンドアロンで動くスマートスピーカーは、かつての「ラジカセ」や「ミニコンポ」のような家庭内多機能音楽スピーカーのポジションにうまく滑り込んだのではないか、というのが筆者の見立てです。
そんな「音楽シフト」への立役者的存在だったAmazon Echoですが、昨年11月に主力商品とも言える「Echo」と「Echo Dot」をリニューアルさせています。ボディも従来の円筒形から球体へと変更されたのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。今回はこの2つのモデルの音をじっくり聴いてみようと思います。
Echo DotはEchoシリーズの中で最も売れるモデルだそうですが、第3世代までは平べったい円盤型でした。確かに小型ながら大音量は出るなとは思っていましたが、どこにでもポンと置いて音声コマンドを受け付けるというもので、音楽再生用としての評価軸には乗らないモデルという印象でした。
一方第4世代となった球体Echo Dotは、内蔵スピーカーサイズこそ変わっていませんが、低域の再現性が大幅に改善され、音楽再生向けにチューニングされたことが伺えます。
▲サイズ的にはソフトボール大
再生はモノラルですが、取り付け角度が前方上向きとなりました。第3世代まではスピーカーとしての「向き」はありませんでしたが、第4世代では正面がもっとも良いリスニングポイントとなります。
▲小型フルレンジスピーカが前方上向きにセットされている
音質的には、1.6インチ(約4cm)モノラルフルレンジの良さを全面に押し出しており、ボーカルもの、アコースティックギターの生々しさは特筆すべきものがあります。ジャズやボサノバなど、隙間の多い音楽が得意と言えるでしょう。逆に言えばスタジアムロック的な高密度バンドサウンドはあまり得意ではないとも言えます。
人によっては、中音域の量感が多すぎてクセが強いように感じる方もいるかもしれません。その場合は、スマートフォンのAlexaアプリで3バンドのイコライザーが使えますので、中音域を少し下げるなどして調整してみてください。
▲3バンドEQで音質調整できる
ヒーリング・アンビエント系やスムーズジャズを仕事中に薄く鳴らしとく……、みたいなシーンによく合います。ボディの小ささも相まって、どこから音楽が鳴ってるのか意識させないのもいい感じです。またラジオのような音声コンテンツとの相性も抜群です。
▲そのへんにポンと置いても馴染む形
音質的に大進化を遂げたのが、第4世代Echoです。第3世代まではモノラルでしたが、今回からステレオスピーカーになりました。内部に3.0インチ(約7.6cm)ウーファーが上向きに付けられており、その下に0.8インチ(約2cm)ツイーターがハの字に配置されています。
▲ハンドボール大のEcho
▲中身はサブウーファ+ステレオツイーター仕様となった
第3世代に比べると、当然ながらステレオ感、低音の切れの良さが格段に向上しています。全体的にクセが少ないので、音楽ジャンルの得手不得手がないのもポイントの一つでしょう。
ただ、設置場所によって音質が変わりやすいスピーカーでもあります。第3世代までは円筒形モノラルだったので、どこに置いてもそれなりに聞ける感じでしたが、今回はステレオスピーカーだけに、真正面が最もバランス良く聞こえることになります。
またウーファーが上向きなので、棚の上など高いところに乗せると、低域不足に聞こえるきらいがあります。床に置くとサブウーファの角度が丁度いいのですが、ボディ球体なのでうっかり躓くと転がっていっちゃうという難点があります。
▲床置きすると音響的にもグッド
ツイーターは小型ですが、高域がうるさくならないようチューニングされているようです。Amazonによれば、Echoの標準的なリスニングポイントは約3mの位置となっていますが、距離が離れると低域が急速に減少するので、イコライザで持ち上げるといいでしょう。個人的には机の上に置いて、1m未満のニアフィールドで聴くのもアリだと思います。
Echoだけの特徴として、背面にあるアナログオーディオ端子が、入力にも出力にも切り替えられるという機能があります。小型のEcho Dotが出力だけ、大型のEcho Studioが入力だけでしたので、ちょうど真ん中のEchoは両方の用途に耐えるということなのでしょう。
▲AUXオーディオは入力と出力に切り替えできる
第3世代から比べると、音質的な意味で第4世代Echoは、Echo Studio mini的な立ち位置になったように思います。一方第4世代Echo Dotが、第3世代Echoのポジションであり、全体的に1段上にステップアップした印象です。
現在古いEchoをお持ちの方でラーメンタイマーぐらいにしか使ってないという方は、新たに音楽再生装置として買い直しを検討されてはいかがでしょうか。ナニゲに生活、変わりますよ。
Echo Echo Dot Amazon ブラックフライデーhttps://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiT2h0dHBzOi8vamFwYW5lc2UuZW5nYWRnZXQuY29tL2VjaG8tMDgzMDM2NDE2LTAwMDA0Mzg2My0xNTI5MDI2NzYtMDYxNTQxNTQ5Lmh0bWzSAQA?oc=5
2021-11-30 22:16:14Z
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