堀川敬部
今年4月に福井県犯罪被害者等支援条例が施行されたことを記念した講演会が23日、福井市の県立図書館であり、福井被害者支援センター支援局長の宮地美貴子さん(55)が「交通事故被害者遺族となって~12歳で旅立った息子とともに~」をテーマに語った。
県と県警本部の主催で、約40人が参加。宮地さんの長男は2002年9月に交通事故に遭って脳死状態となり、翌年2月に亡くなった。その後、宮地さんは被害者遺族の力になりたいとの思いから、自助グループ「光の風」を立ち上げ、遺族の相談を受けながら、中学校や高校などで命の大切さを伝える活動を続けている。
講演では「大切な身内を亡くした遺族の苦しみや悲しみは想像を絶するものがある」と話し、長男が事故に遭った当時の状況を振り返りながら、遺族に寄り添い支援する必要性を強く訴えた。
その上で「この世の中が犯罪や交通事故の無い、子どもも大人も安心して暮らせる、思いやりのあるやさしい社会になっていくことを願う。これが今という未来を生きるはずだった亡き息子からのメッセージです」と語った。(堀川敬部)
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2021-11-24 00:00:00Z
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