Ryzen Threadripperは,HEDT向けとワークステーション向けの2種類を展開している。ただし,「Zen 3」世代では,ワークステーション向けの「Threadripper PRO 5000WX」のみ販売されたが,HEDT向けは登場しなかった。
久しぶりのリリースとなったRyzen Threadripper 7000シリーズは,「Ryzen Threadripper 7980X」と「Ryzen Threadripper 7970X」,「Ryzen Threadripper 7960X」という3製品をラインナップしており,主なスペックは以下のとおり。PCI Express(以下,PCIe) 5.0インタフェースを48レーン備えており,対応チップセットとして「AMD TRX50」を用意する。
- Ryzen Threadripper 7980X:64コア128スレッド,ベースクロック3.2GHz,ブースト最大クロック5.1GHz,L3キャッシュ容量256MB,TDP 350W,4999ドル
- Ryzen Threadripper 7970X:32コア64スレッド,ベースクロック4GHz,ブースト最大クロック5.3GHz,L3キャッシュ容量128MB,TDP 350W,2499ドル
- Ryzen Threadripper 7960X:24コア48スレッド,ベースクロック4.2GHz,ブースト最大クロック5.3GHz,L3キャッシュ容量128MB,TDP 350W,1499ドル
また,いずれも対応メモリはDDR5-5200で,メモリチャンネル数は4だ。ただ,以前のHEDT向けRyzen Threadripperは,メインメモリに一般的なDIMMを利用できたのに対して,Ryzen Threadripper 7000シリーズでは,サーバ向けのRegistered DIMM(RDIMM)のみの対応となる点に注意したい。
一方のRyzen Threadripper PRO 7000 WXは,最大96コア192スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 7995WX」を筆頭に計6製品をラインナップする。メモリチャンネル数は8で,PCIe 5.0レーン数は128だ。対応チップセットは,AMD TRX50に加えて,企業向けの管理機能やセキュリティ機能を備えた「AMD WRX90」にも対応する。
AMDによると,こちらも11月21日の発売を予定しているが,価格は明らかになっていない。
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2023-10-20 05:17:57Z
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