もっとも差がついているのは日本ですけど、まあ、初代XBoxは日本の家には大きすぎたし、2代目360は死の赤リング(RRoD:Red Ring of Death)がありましたし…。あの問題でMicrosoftは1年の製品保証を3年に延長し、3年以内に赤リングが出たら無償で修理・交換に応じる手厚いサポートで乗り切りましたが、コンソールの23.7%にRRoDが発現し、修理交換費が11億5000万ドル(約1200億円)というとんでもない数字になっていたことが後日、XBox 360発売時のトップのピーター・ムーア氏が明らかにしています。
ゲーム機の世代交代が始まろうとしている。いまのところ先頭を走っているのはマイクロソフトだ。「Xbox」の第4世代となる「Xbox Series X」と「Xbox Series S」は11月10日に全世界で発売される予定で、ソニーの「プレイステーション 5(PlayStation 5、PS5)」より2〜9日間(地域によって異なる)ほど早く消費者の手に届くことになる。
ただし、今回はさまざまな意味でこれまでとは様相が異なる。第3世代の「Xbox One」の4年後に発売された最上位機種「Xbox One X」はスペックが大きく変わっており、今回の世代交代も「Xbox 360」からXbox Oneへの刷新に近いような印象を受ける。
Deep Linkは簡単に言ってしまえば、CPUに内蔵されているiGPU(Iris Xe)と、dGPU(Iris Xe MAX)が協調して動く仕組みのことで、ソフトウェア的なフレームワークとハードウェアの両面でそれぞれのGPUを使って演算したり、電力をより効率よく使って性能を向上させたりすることができる。そのメリットは現状では以下の3つになっている。
CPUとdGPUで電力を動的にシェアして両者の性能を最大限引き出す(Dynamic Power Share)
AIアプリケーションでの性能向上
iGPU+dGPUでメディアエンコードを高速化
Dynamic Power Share (出典 : Intel Graphics Press Briefing、Intel)
(1)のDynamic Power ShareではIntelのCPUとdGPUが強調して動作することで、Intel CPUと他社のdGPUを組み合わせた場合に比べて、より効率よくCPUやGPUの性能を活かせるようになる。
脆弱性を発見したPen Test Partnersは、このおもちゃには(いざという時のための)物理的に開く仕組みがないという危険性も指摘。ロックするリング部分が金属なので、もしシステムハックされて永久ロックされてしまった場合、こじ開けるにはどこかしら物理的に破壊する必要がありますが、これが容易ではない。親切なことに、Pen Test Partnersは永久ロック非常事態の対処法も紹介してくれていますが、非常にデリケートな場所なので自分でやるのは危険。安全を考えれば、やっぱり「アソコがロックされてしまったんです!」と病院に駆け込む必要がある案件です。
Pen Test Partnersは、もちろんQiuiに脆弱性を報告済み。Pen Test Partnersだけでなく、複数のメディア・リサーチャーがこの脆弱性を指摘していますが、今も問題解決と言える状況にはありません。パッチ配布予定が大幅に遅れた上に、専用アプリのVer 2では問題解決できているものの、問題が残った前Verのアプリも引き続き公開されているのです。問題のAPIを削除してしまうと、その時、世界のどこかでロックプレイを楽しんでいる人がいた場合、操作ができなくなってしまうという問題が、自体を難しくしているようですが…。
今回、Pen Test Partnersが見つけた脆弱性は、アソコ永久ロックだけではありません。APIから位置情報や個人情報までリークしているんです。大人のおもちゃを嗜むことと、嗜んでいることを知られるのは全然別の話。嗜んだことによって個人情報持っていかれるのはもっと別の話。こっそり楽しみたい人も多いはずの大人のおもちゃ。それをスマート化するなら、セキュリティに細心の注意を払ってもらわないと…。
Ubisoftは10月31日、同社のリワードプログラムUbisoft Clubと、デスクトップアプリUplayを統合し先日公開した新サービス「Ubisoft Connect」の公式サイトにて、PlayStation 5/Xbox Series X|Sにおけるクロスプレイやクロスプログレッションなどの情報を公開。この中では、同社のPS4/Xbox Oneタイトルの後方互換対応状況についても言及された。しかし、程なくして該当ページが削除。もともと記載されていた内容をめぐり、一部で混乱をもたらす結果となった。
Ubisoftは、PS5/Xbox Series X|SにおけるPS4/Xbox Oneタイトルの後方互換について、同社のほとんどの過去タイトルが対応するとコメント。その注釈にて、Xbox One向けタイトルはすべてXbox Series X|Sに互換するとした一方で、PS5においては互換対応しない例外が存在するとし、具体的なタイトルを挙げた。それが以下の9本だ。
また別の理由としては、PS5上でプレイ可能ではあるが、正しく動作しない場合があることが判明した可能性があるだろう。実際PlayStation Storeでは、これらのタイトルには「このゲームをPS5でプレイすると、エラーが起きたり、予期しない動作が生じたり、PS4で利用できる機能の一部がPS5では利用できない可能性があります」との記載がある。また、互換非対応の『Robinson: The Journey』などでは「PS4でのみプレイできます」と表記されているが、問題のUbisoftタイトルではこれは確認できない。