GO TOトラベルが全国的に解禁されました!どこかに行きたくなってません?ツーリングとかいいですよね。あと低山ハイクとか。秋の海辺というのも素敵かも。歩きながら紅葉や足元に寄せる波をライブ実況したりして。そんな妄想していたら、いいカメラが欲しくなってきた…!
GoPro Hero 9 Blackはめちゃくちゃクールなアクションカメラだそうですが、それに投資するだけの持ち合わせはないなぁというのなら、手持ちのビデオカメラでも同じような動画を撮れますよ。そう、そのポケットに入っているヤツ。スマートフォンで。
スマートフォンの品質がGoProに優るといっているのではありません、念のため。ほとんどの場合、あちらの勝ちです。どこにでも取り付けられて高解像度、超安定した映像を撮れる小型軽量のデバイスを望むなら、やはりGoProがベストチョイス。でも、今、使っているスマートフォンにちょっと手を加えて、代わりにすることができます。どうするかって?こうするのです。
アクセサリーを追加してみる
アクションカメラには欠かせないのが動画の安定性。iPhone 11やGalaxy S20など、最上級のフラグシップモデルの中には、必要以上に高性能の手ぶれ補正機能を搭載しているものもありますから、手元にあるデバイスがもともと持っている機能をチェックしてみる価値は十分にあります。
スマートフォンの手ぶれ補正機能がちょっと弱いかなという場合には、業界トップクラスのジンバル、DJI OM 4(約15,700円)を。マグネット着脱式で、ジンバルに必須の機能はもちろん、被写体の自動追尾、バラエティに富んだクリエイティブなエフェクトなどさまざまな機能を搭載、もちろん、タイムラプスにも対応しています。機能や、動画品質がどのくらい向上するかの点で評価した場合、これ以上のものはなかなかありません。
このDJIジンバルに価格で挑んでいるのがZhiyun Smooth X(約7,400円)。約半分の値段で、Bluetoothを使ってスマートフォンをリモートコントロールし、楽しいエフェクトを多数揃えた専用アプリでいつまでも遊べます。折り畳み式の軽量デザインですから、持ち歩くのも難しくありません。DJI OM 4ほど質の高い結果は得られないかもしれませんが、それでも検討に値するジンバルです。
スマートフォンのカメラでできるだけGoProに近いエフェクトを上げるには、クリップオンレンズもいいでしょう。Olloclipシリーズはコスパがよく、いつでも完璧な動画をキャプチャできるスーパーワイドレンズやマクロレンズなど品揃えも多彩。大半の製品が、iPhoneまたはSamsung Galaxyスマートフォン専用ですが、魚眼マクロレンズ(5,080円)などの汎用レンズも用意されています。
Moment魚眼レンズ(約1万円)も検討候補に入れましょう。その画角は170度。スマートフォンが標準で搭載しているどんなレンズも、これにはおそらくかないません。最新のiPhoneやPixel、Galaxy、OnePlusなどさまざまなスマートフォンに対応していますし、優れた光学系のおかげで、ナイトモードでもその性能を発揮します。
GoProがすごいのは、スキーのヘルメットから自動車のボンネットまで、ほとんど何にでも簡単に取り付けられるというところ。スマートフォン向けの同様のアタッチメントを探すのはなかなか難しいことですが、自分のスマホのメーカーや機種に特化したアクセサリーを探してみれば、不可能ではありません。当然のことですが、スマートフォンの人気が高ければ高いほど、見つかるアクセサリーの数も増えます。
VelocityClipの商品ラインナップは最高で、用途やスマートフォンの機種に合った多種多様なマウントが並んでいます。自転車やヘルメット、自動車はもちろん、胸部・頭部ストラップなど、カメラを取り付けたいと思いそうなあらゆる場所に対応しています。最も安いオプションは約2,000円。また、Armor-Xの品ぞろえもなかなかで、用途に応じてケースやマウントを組み合わせ、約1,600円から手に入ります。
ケースについてもふれておきましょう。GoProアクションカメラの耐久性と防御力を手に入れるには、ケースがいちばん手ごろです。特にスマートフォンが防水・防塵機能を標準搭載していない場合には購入を考えてみる価値あり。ケースなら選択肢も豊富で、Apple(アップル)やSamsung(サムソン)の人気機種を使っていればさらに数も種類も増えます。Gear4、Speck、OtterBox、Tech21のラインナップはすべて詳しく調べたくなるものばかりです。
ソフトウェアで対応する
ソフトウェアについては、まず、本家のGoPro用ビデオエディタアプリ(Android版・iOS版)からスタートするのが筋でしょう。これは本物のGoProデバイスから動画をアップロードすることを主な目的として設計されたアプリですが、スマートフォンで撮影した動画でも同様に使えます。また、動画の最後にGoProのロゴを追加して、あたかもGoProで撮影したかのように見せかけることもできます。
GoProビデオエディタでは、従来のデスクトップアプリのようなフレーム単位の編集はできませんが、クロップやフィルタの適用、シーンのトリミングや結合、オーディオオーバーレイ、字幕の挿入などは可能です。モバイルデバイスでこれだけのことができるのですから、とても素晴らしいパッケージです。
Quik(Android版・iOS版)もGoPro製のビデオエディタですが、自動処理とウィザードをさらに細かく制御することができます。編集したい動画(または写真)を選択し、用意されているテーマテンプレートから1つ選択したら、残りはアプリにおまかせ。一番上にオーバーレイするオーディオクリップの選択までしてくれます。
Quikを深く探っていくと、少数ながら編集オプションも用意されていて、テキストオーバーレイの追加、ビデオクリップのトリミング、必要に応じたクリップ速度の変更などが可能。目指す雰囲気にぴったりあったプロ級の動画にすばやく仕上げることができます。この場合のエンディングタイトルはGoProではなく、Quikになります(もし、それが気に入らなければ、オフにできます)。
もっと高度な動画製作用アプリをご希望ですか?Filmic Pro(Android版・iOS版)は有料(1,840円)ですが、強力な機能やツールを多数搭載し、動画を最高の仕上がりにしてくれます。ホワイトバランスや彩度などの設定をきめ細かく、リアルタイムでコントロールできるだけでなく、使いやすいズームコントロールやスローモーション、コマ落としなど、多数の機能が利用できます。
Adobe Premiere Rush(Android版・iOS版)は、タイムラインをベースとした従来の動画編集アプローチを採っていますが、それでも高速で使用は簡単です。動画クリップをできるだけ速くSNSにアップできるように設計されている一方で、速度調整やオーディオオーバーレイなどの機能を搭載し、どのようなシナリオのどのような動画でも製作できます。このアプリは無料で使えますが、高度な機能を使用するには、1か月あたり550円のサブスクリプション料金がかかります(Creative Cloudをサブスクライブしている場合は無料です)。
自分のスマートフォンにデフォルトで搭載されているカメラアプリがもともと持っている機能をよく知ることも重要です。Google Pixelの場合、ビデオモードを有効にした状態で、画面の側面からスワイプインし、設定アイコン(歯車)をタップすると各種設定が表示されますが、その1つが「動画の手ぶれ補正」です。これはオンのままにしてください。
iOSの場合、iPhoneに手ぶれ補正機能がついていれば、この機能は常にオンになっています。ユーザーがオフにすることはできません。常時有効な状態です。しかし、「設定」メニューの「カメラ」から、スローモーションモードや録画の解像度などの関連する機能や設定を変更することはできます。
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2020-10-11 13:00:00Z
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