宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、探査機はやぶさ2が昨年12月に地球へ持ち帰った小惑星「りゅうぐう」の岩石試料について、早ければ論文を来年春ごろに発表したいとの考えを示した。成果は小惑星研究における「大発見」としている。地球帰還1年を受けて開いた記者会見で説明した。
分析を担う臼井寛裕・地球外物質研究グループ長は、論文を年内にも有力科学誌に投稿するとした上で「隕石(いんせき)のように地球に届く際に(大気などで)汚染されておらず、宇宙にあったそのままの情報が得られる」とした。科学誌に投稿された論文は、依頼を受けた専門家によるチェックを受けてから掲載される。
はやぶさ2は、りゅうぐうの表面や地下の物質計約5.4グラムを持ち帰った。化学や有機物などのテーマで分けた国内6チームが分析中。試料の一部は事前の合意に基づいて米航空宇宙局(NASA)にも引き渡した。〔共同〕
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2021-12-06 15:26:53Z
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