「Devinity」シリーズで知られるLarian Studiosが開発する「Baldur’s Gate 3」は,「ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版」の正式ライセンスを取得した正統派RPGであり,BioWareが手がけた「Baldur's Gate II: Shadows of Amn」に続く,22年ぶりのシリーズ最新作だ。2019年にリリースされたアドベンチャーモジュール「Baldur's Gate: Descent into Avernus」で描かれた「流血戦争」開始後,数か月が経ったフォーゴットン・レルムが舞台になり,侵攻してきた魔族イリシッドに誘拐された主人公が,記憶を失ったまま目を覚まし,自分の中の「腐敗する力」をコントロールしながら世界の未来を決定付けていくというストーリーが展開する。
「Baldur’s Gate 3」では,ヒューマンやハーフオーク,ドラゴンボーン,ノームなど11種族と31のサブ種族,46のサブクラスに進化する12クラス,さらに,オリジンと呼ばれる,それぞれに物語が用意された7人のヒーローなど,豊富なバリエーションが特徴だ。獲得できるスペルは600種類,シネマティックシーンは174時間を超えるという,とんでもない物量を背景にした冒険が楽しめるという。
Larian Studiosの自社開発エンジンである「Divinity 4.0 Engine」で詳細に描かれたグラフィックスも魅力的な本作だが,7月10日に掲載した記事でお伝えしたように,ロマンス要素も含まれており,パーティメンバーとの愛情を育んだり,街のベンダーを一夜のデートに誘ったりなど,キャラクターや種族に関わらず恋愛が楽しめるといった,Larianらしい味付けも施されている。プレイヤーがしたいようにさせるという心の広いスタンスをとった,長く遊べる作品になっているようだ。
Steamでは,アーリーアクセス期間中でも最大45万の同時アクセスを記録したほか,ユーザーレビューは,「圧倒的に好評」となっている。
最大4人のCo-opモードにも対応した「Baldur’s Gate 3」だが,残念ながら日本語には対応しておらず,ストーリーにも重点が置かれたタイトルだけに,プレイのハードルは高そうだ。とはいえ,2023年のRPGの中でも輝いている作品の1つであるのは間違いないので,気になる人は,じっくりプレイしてほしい。
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2023-08-04 03:13:56Z
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