Sabtu, 19 Agustus 2023

AndroidからiPhoneに乗り換えてみたが…。キツいと感じたこと9選 - Lifehacker JAPAN

もう2023年なんだし、昔みたいにAndroidとiOSの垣根はないよね! と思った自分が甘かった…。Pixel 3からiPhone 14 Proに先月乗り換えて、それを嫌というほど思い知りました。

GoogleもAppleもひいきのユーザーにはよくしてくれるけど、やめた人間には冷たいもんですよ。

かくいう自分は多忙で、週末はだいたい遠出します。そんな僕でも、電話会社に何度も問い合わせて、AppleとGoogleの純正アプリを使い分けないと日々の雑務もままならない状況

もう乗り換えて1カ月以上も経つのに、Wi-Fiの古いパスワードが思い出せなくて前使ってたPixelスマホを起動しないといけなかったり、アプリの再設定もすごく煩わしくて心が折れそうなこともしばしばでした。

乗り換えた動機、かかった費用

「だったら乗り換えなきゃいいじゃん」と言われそうですが、iPhoneを買ったのは、iOS対応版オンリーのアプリを試したかったからです。

AppleのiOSはAndroidより優れている面もあります。特にアプリに個人情報を送るかどうか画面や通知で確かめてくるのは好感が持てますよね。

乗り換えにかかった費用は自腹で約14万円です。2年の分割払いで買いました。パワフルな最新のiPhoneが自分のものになったのはうれしい反面、乗り換えのハードルを考えると、出費の元がとれたかどうかは微妙。なにしろ細かいところがいろいろ不便で…。

アップル9つの大罪」を読んで知った気になってはいましたが、ここまでとは思いませんでした。最近の業界アナリストによると乗り換える人は増えていて、Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)の報告では、ここ1年のiPhone購入者のうち15%はAndroidからの乗り換え組なのだそう。

前年の11%から4%も増えて、2016年の21%に比べると少ないけど、2018年以降では久々に大きな数字となっています。

しかし「乗り換えが増える=垣根が減る」とはいかない様子。というか、前より垣根が分厚くなったのでは? とさえ思ってしまいました。

乗り換えて気づいた点をまとめておきますので、参考にしてもらえれば幸いです。これを読んでGoogleとAppleが歩みよって垣根を取っ払ってくれたら良いのですが。

1. 第一関門:eSIM地獄

米国のiPhone 14/14 ProはeSIMオンリーの仕様になっています。eSIMも良いところはいっぱいありますが、僕の場合、古いスマホなので、物理的なSIMしかありません。

ちっこい穴にクリップ差してSIMトレイを開けるとペラっと出てくるやつです。同じPixelでもPixel 4以降はeSIMと物理SIMの両対応になってるんですが、なんせ5年落ちのPixel 3なので、これが思いがけずネックになりました。

iPhoneの初期設定そのものはスルッと終わったんですが、データを古い携帯から移す段階になって「Androidからデータを移行」を選択したら、「通信キャリア発行のQRコードを読み込んでください」とAppleのメッセージが出てくるではないですか。

iPhone 14 Proは物理的なSIMカードが使えないので端末情報を設定で確認するしかない
iPhone 14 Proは物理的なSIMカードが使えないので端末情報を設定で確認するしかない

ところが、私が使ってる米T-Mobileの場合、サイトにQRコードは出ているんですが、物理SIMからeSIMに乗り換えるとなると、オンラインでは手続きできなくて、電話か対面で窓口に直接問い合わせなければならないんです

本人になりすまして電話番号を乗っ取る「SIMスワップ」が横行しているので、ガードを固くしてるのはわかるのですが、これが大変でして…。電話したら30~45分も延々保留。やっとつながったと思ったら、新しいiPhoneのIMEI番号を教えてと言われて焦りました。

Android同士なら、そんなの使わなくてもすぐ移行できるので、「え? なにそれ?」となるユーザーもいそうなので書いておきますが、IMEIというのは「International Mobile Equipment Identity:国際移動体装置識別番号」の略。

指紋みたいな端末固有の識別番号のことです。iPhoneは「設定」>「一般」>「情報」の順に進むと、一番下のほうに出てきます。

でも、そんなものをまったく知らないので、T-Mobileのスタッフとあちこち探しまわってしまいました(「情報」と教えてくれるまで10分ぐらいかかった)。

IMEIがわかったら、次はMEID番号(Mobile Equipment Identifier:携帯機器識別番号)です。どういう文字列かは担当の人が教えてくれたんですが、IMEIが出ている「情報」のページには出ていないんですね。

物理SIMだったらSIMトレイを見れば一発でわかるんだけど、なんせiPhone 14はeSIMオンリー。その手は効きません。

こんだけ手間が増えたのに、iPhone 14はSIMトレイの跡地をプラスティックのスペーサーで埋めてるだけなんですよね…。空いたスぺ―スを有効利用しているならまだしもですが(以下の分解動画で確認できます)。

IMEIと同じ場所にないと知って慌てるT-Mobileの男性スタッフ。後ろの上司に聞いてる声が聞こえるな~と思ったら、プツッ。いきなり電話が切れて、なぜかiPhoneがふつうに使えるようになったのです。

まるでキツネにつままれたようでした。何がどうなってこうなったのかは、いまだにわかりません。

2. Googleは自分のオンラインの存在すべてを握っている

iPhone 14の基本機能の設定が終わると、Appleから「iOSに移行」アプリをダウンロードしよう! というお誘いが何度もきます。データ移行をラクにするアプリという名目ですが、現実には頭痛の種が増えただけでした。

自分は「写真をフォルダーに整理する」ということをしない人間なので、「iOSに移行」アプリで1時間近くかけて写真を新品のiPhoneに移行した途端、全写真が日付順ではなく、ウェブフォトかカメラの写真かで仕分けられてしまいました。そんな仕分けをされてもあまり役に立たないような…。

しかも「iOSに移行」アプリでは、Pixelで使ってた全アプリのアイコンがフォトストリームに保存されます。アイコンをタップしてもダウンロードされないんですね。画像として保存されているだけなので当たり前なのですが。

移行が終わってiPhone 14を開いたら、なんか中古車置き場みたいな画面になってしまいました。

連絡先も「全連絡先」とメインのGmailアカウントの連絡先に分かれていて、連絡先アプリを開くたびに別々の連絡先が表示されます。統合手順、確かめなければと思いつつズルズルきてしまいました。

3. Androidとメッセージする時に不便

友達も家族もだいたいAndroidなので、緑と青にメッセージの色が分かれてしまうのも悲しいです(AppleがRCS通信プロトコルへの対応を拒んでいるため)。

取りこぼしがないように、今もPixel 3開いて、RCS経由の着信メッセージがないか確かめてしまいます。未達に終わっても通知がこないので。

また、SMS経由の画像はピクセル化され、前みたいに絵文字のリアクションもつけられません。「そんなのお母さんにiPhone買えば解決するよ」とAppleのティム・クックCEOは言ってましたが、そういう問題ではありません。

Googleも独自規格の方向に向かってそうだし、友達や家族とのメッセージの溝がまたまた深まると思うと気が滅入りますよ。

4. Lightningは言われてるほど大変ではなかったが…

USB-CからLightningの充電ケーブルに変わったのは案外たいしたことはありませんでしたが、持ち運ぶケーブルの種類は確実に増えました

5. 互換性の問題

私個人はウェアラブルあまり使ってないので、スマートウォッチの互換性の問題は特に感じていませんが、サムスンのGalaxy WatchなどのAndroidでそろえてる人はそちらも早晩ハードルになりそうです。

HOME画面を好きにいじれないのも辛い
HOME画面を好きにいじれないのも辛い

6. アプリの配置を自由に選べない

これ以外にも古いスマホが恋しくなる点はあります。

たとえば、アプリの配置もiPhoneは融通が効かなくて、本当はJohn Blancheの背景アートをきれいに使いたいのに、絵の肝心なところがアプリで隠れてしまいます。

ロック画面もカスタマイズ性がイマイチですが、これに関しては、iOS 17で横表示に対応したところですので新しい展開が楽しみです。

7. Googleマップを経路のデフォルトに選べない

Google Mapsを経路検索のデフォルトの地図に指定できないのはなぜ? と感じました。

こういったことは、AppleとGoogleが競合関係にある限り続く問題とあきらめてはいますが、それでもiPhoneを初めて起動した時には、自分の置きたい場所にアプリのアイコンをなぜ置けないのか? と驚きました。

8. 画面に戻るのがかったるい

これはiPhoneだいぶ使い慣れた今だから言えることですが、Androidは元の画面に戻るの本当に楽でした。

iPhone 14ほど画面が大きくなくていいので、あの動作に戻りたいです。

9. プライバシーアピールしてくるけど…

それにしてもAppleに乗り換えて一番めんどうだったのは、プライバシー保護のアピールかもしれません。

App Storeを開けばアプリの個人情報利用目的を事細かに説明してきますし、新しいアプリを開くたびにAppleから「位置情報や生体情報などの追跡を許可しますか」と確認がきますし。

ただ去年記事で紹介したように、ユーザーが追跡をOFFにしてもApple自体は追跡をやめない事実も一方にはあるわけで、Appleがプライバシーについて先まわりして警告してくれるのは好感が持てるのですが、だからといって油断はできないと思ってしまいます。

乗り換えて後悔してるの?

後悔も多々あります。あと何カ月か使えば、Appleの制限の多いエコシステムにもすっかり慣れて、もう一生離れたくないって思うかもしれないのですが、人質が犯人にすりよるストックホルム症候群みたいなものではないでしょうか。

ハッと我に返ると、AppleもGoogleも端末乗り換えの苦労を知ってるくせに、消費者の負担を取り除く努力を怠ってる事実に相変わらず苛立ちを感じる自分がいます。

本当にいい庭(OS)をつくりたかったら垣根を何センチか下げるのが先決だと、早く気づいてほしいものです。

訳: satomi/Photo: Kyle Barr

Source: CIRP, Apple, engadget

ギズモード・ジャパンより転載(2023.8.9公開記事)

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2023-08-19 03:02:14Z
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