ソニー・インタラクティブエンタテインメントは15日、PlayStation 5のユーザーインターフェイスを動画で公開した。4Kテレビ向けに、ゼロから開発したものだという。
公開された動画では、レストモードからの起動や、前回遊んでいていたゲームを再開する場面、フレンドとのチャットや、フレンドが遊んでいるゲームへの参加といった、実際にユーザーがPS5を購入後、日常的に行なうような操作の流れが説明されている。
ポイントとなるのは「カード」という概念で、ゲーム中でもPSボタンを押す事でいつでも表示される「コントロールセンター」に、この「カード」が並んでいる。
このカードには、例えば、そのゲームソフトに関する最新情報などが集約されていたり、別のカードには、そのゲームをプレイ中にキャプチャしたスクリーンショットがまとめて表示されている。
ゲームプレイ中にもカードの表示が可能。例えば、「アクティビティ」と名付けられた機能では、ゲーム内でクリアするステージがカードとして表示され、そのステージを「まだ33%しかクリアしていない」といった情報も表示される。
カードは情報の確認だけでなく、そのステージやポイントに戻る事も可能で、既にクリアしたステージであっても、そこに戻り、見落としていたアイテムを取得して100%のクリアを目指すといった事ができる。
さらに、一部のPS5タイトルにおいては、PS Plus会員向けの機能として公式のゲームヘルプも用意。難しいポイントをクリアするためのヒントが、カード内で動画で表示される。その動画は、ゲームプレイを終了せずに再生でき、ゲーム画面の横や、PinP(小画面)表示も可能。従来のように攻略方法を求めてネットを検索し、「ネタバレを含んでいる可能性のある長い動画や記事を読む必要はない」としている。
他にも、ゲームプレイ中にフレンドと簡単に文字でチャットでき、ボイスチャットも可能。フレンドが遊んでいる別のゲームの配信映像を、現在自分がプレイしているゲームを中断せずに、横画面で表示し続けられる。
また、「コントロールセンター」から、フレンドが遊んでいるゲームのマッチへと、前述のカードを介して参加することも可能。
PS4と同様に、ゲームプレイは常時録画が可能だが、PS5ではその録画も4K解像度で行なっているという。それに加え、高品質なスクリーンショットの撮影も可能。Twitterなど、他のサービスでそれらを共有する機能も備えている。
また、チャットなどで文字入力を行なう際は、音声入力が利用できる事も動画内で発表されている。
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2020-10-15 15:35:02Z
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