Rabu, 21 Oktober 2020

米版はやぶさが小惑星着陸 岩石採取か - 中日新聞

小惑星ベンヌへの着陸に挑む米探査機オシリス・レックスのイメージ=NASA提供 

小惑星ベンヌへの着陸に挑む米探査機オシリス・レックスのイメージ=NASA提供 

  • 小惑星ベンヌへの着陸に挑む米探査機オシリス・レックスのイメージ=NASA提供 
  • オシリス・レックスが着陸した小惑星ベンヌ

 【ワシントン=共同】米航空宇宙局(NASA)は二十日、“米国版はやぶさ”とも呼ばれる探査機オシリス・レックスを、地球や火星の軌道の近くを回る小惑星ベンヌに着陸させた。六十グラム以上を目標に、岩石の採取も実施。作業は計画通りで、採取成功の可能性も高いとみられる。探査機「はやぶさ2」などで採取実績のある日本側関係者も、日米の試料交換に期待を高めている。一週間から十日ほどで採取の成否や入手量を確認し、二〇二三年九月に帰還する。

 小惑星の試料採取は米国では初の試みで、太陽系の成り立ちや生命の起源を探る手掛かりがあるとされる。はやぶさ2は今年十二月、一足先に小惑星りゅうぐうの岩石を地球に持ち帰る。日米で交換し、調べる予定。

 米探査機はクレーター「ナイチンゲール」に降下。長さ三メートル余りの採取装置を伸ばして接地させ、先端から窒素ガスを噴射した。舞い上がった粒子が装置内に集まる仕組み。ベンヌ表面は岩だらけで、採取装置には直径二センチ以下の小石や砂しか入らないため、上空から念入りに観測し、採取できそうな場所を選んだ。

 はやぶさ2で計画責任者を務める津田雄一・宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授はツ...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

Let's block ads! (Why?)


https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNmh0dHBzOi8vd3d3LmNodW5pY2hpLmNvLmpwL2FydGljbGUvMTQxMTM3P3JjdD1uYXRpb25hbNIBLWh0dHBzOi8vd3d3LmNodW5pY2hpLmNvLmpwL2FtcC9hcnRpY2xlLzE0MTEzNw?oc=5

2020-10-21 20:00:00Z
52782812911883

Tidak ada komentar:

Posting Komentar