Rabu, 31 Agustus 2022

Macに特化し、Windowsとの懸け橋にもなるキーボード「MX KEYS MINI for Mac」実機レビュー - PC Watch

ロジクール「MX KEYS MINI for Mac ミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード」(直販価格1万5,950円)

 ロジクールはMac用テンキーレスキーボード「MX KEYS MINI for Mac ミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード」を7月29日に発表、8月18日より販売開始した。直販価格は1万5,950円。

 本製品は2021年11月に発売された「MX KEYS MINIミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード」(直販価格1万3,860円)のMac特化モデル。MX KEYS MINIもWindows 10以降、Linux、Chrome OS、Android 5.0以降に加えて、macOS 10.15以降、iOS 13.4以降、iPadOS 14以降をサポートしていた。

 しかし、MX KEYS MINI for MacはmacOS 10.15以降、iOS 13.4以降、iPad OS 14以降に対応OSを絞り込み、キーレイアウトをMac用英語キー配列に変更、さらにBluetooth接続の安定性をMac用にカスタマイズしたと謳われている。

 今回、MX KEYS MINI for Macの実機を借用したので、詳細スペック、セットアップ、独自機能、そしてキーボードとしての基本的な使い勝手などについてレビューしていこう。

Mac用英語キー配列を採用、接続方式はBluetooth LEと「Logi Bolt」

 MX KEYS MINI for Macは、79キーのMac用英語キー配列を採用したキーボード。キー構造はパンタグラフ方式で、キーピッチは19mm、キーストロークは1.8mmが確保され、押下圧は60±20gにセッティングされている。

 接続方式はBluetooth Low Energyと同社独自のワイヤレス規格「Logi Bolt」。どちらの場合でも操作距離は10mだ。最大3台の対応デバイスを接続可能で、Escキーの右に配置された3つの「Easy-Switchボタン」によりワンプッシュで接続先を切り替えられる。

 ただし、「Logi Bolt USBレシーバー」(直販価格1,210円)は別売り。また、Thunderbolt/USB4ポートしか備えていないMacBookにLogi Bolt USBレシーバーを接続する際には変換アダプタが別途必要となる。

 対応OSは前述の通り、macOS 10.15以降、iOS 13.4以降、iPadOS 14以降。とは言え、Windows搭載PCでもキーボードとして認識するので、OptionキーがAltキー、CmdキーがWindowsキーと通常の配置とは逆になるものの、使用自体は可能だ。

 本体サイズは296×132×21mm(幅×奥行き×高さ)、重量は506.4g。リチウムポリマーバッテリを内蔵しており、バッテリ駆動時間はフル充電で最大10日間、バックライトをオフにした場合は最大5カ月、フル充電時間は4時間とされている。

 同梱品は製品本体、「C-C充電ケーブル」(実測104cm)、保証規定、保証書。MX KEYS MINIには「USB-A to C充電ケーブル」(USB Type-A to C)が同梱されていたが、MX KEYS MINI for MacはC-C充電ケーブル(USB Type-C to C)に変更されている。

詳細設定やファームウェアアップデートには「Logi Options+」が必要

 MX KEYS MINI for Macのセットアップ方法はパッケージ裏面に記載されている。大まかには、MX KEYS MINI for Macの電源スイッチをオン、MacからBluetooth接続、ユーティリティ「Logi Options+」のインストールという流れになる。

 Bluetooth接続するだけでも本製品を使用できるが、詳細設定やファームウェアアップデートにはLogi Options+が必要。ちなみに従来版のユーティリティ「Logicool Options」も利用可能だ。

 Logi Options+のインストールで特に詰まるところはないが、「アクセシビリティ」、「入力監視」、「Bluetooth」に権限を付与する必要がある。また、ほかのコンピュータとロジクール製品に関する設定をクラウド経由で共有したい場合には、アカウントを作成し、ログインしなければならない。すべての設定が完了すれば、Logi Options+のホーム画面に登録済みのロジクール製品が表示される。

 Logi Options+のホーム画面には登録済みのロジクール製品が表示される。ホーム画面で製品画像をクリックすると、それぞれの設定画面に遷移する。キーボードの設定画面には「キー」、「Easy-Switch」、「設定」のタブが並んでおり、詳細な設定が可能だ。

「Logi Options+」のホーム画面ではそれぞれのバッテリ残量を確認できる
「キー」では、「F4キー」から右の11個のキーにショートカットキーや、「Launchpad」や「Mission Control」などの各種アクションを割り当てられる
「Easy-Switch」では各キーに登録されているデバイスを確認可能
「設定」では、ファームウェアのアップデート、ファンクションキーと機能キーの切り替え、「キーボードを常にMacレイアウトに保持する」、「バックライト」、「バッテリー節約モード」のオン/オフなどを設定できる

英語キーボードのMacBookを使っている方にとって本製品は最右翼の存在

 MX KEYS MINI for Macにおける最大の利点はなんと言っても英語キー配列。1列目を除けば「Magic Keyboard - 英語(US)」と同じレイアウトが採用されているので、ほとんど違和感なくタイピングできる。そしてマルチペアリング機能、独自機能の「Flow」により使い勝手も充実している。

 特に英語キーボードのMacBookを使っているユーザーにとって、本製品はサードパーティー製キーボードの中で最右翼の存在と言えよう。

これは「Magic Keyboard – 英語(US)」の販売サイト。キーボードの配列に注目してほしい
MX KEYS MINI for Macは「Magic Keyboard - 英語(US)」とほぼ同じレイアウトを採用しているので、違和感なくタイピングできる

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2022-08-31 21:32:00Z
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壮大な宇宙への夢を実現することはできるか? 火星ではなく金星を目指す民間企業が登場 - GIZMODO JAPAN

これまた新たな宇宙時代です!

火星を目指す壮大なプロジェクトなどで、大いに民間企業の宇宙探査計画の知名度を上げているSpaceX。ところが、このほど新たに米国カリフォルニアのRocket Labは、民間企業として初めて金星へ宇宙探査機を飛ばすプロジェクトを実施すると、宇宙ジャーナルの「Aerospace」上で発表しましたよ。同社が開発したElectronロケットに探査機を載せ、来年5月に打ち上げ予定。順調にいけば来年10月には金星へたどり着き、金星の上空48~60kmの軌道へ投入して、観測データを収集するとされていますね。

民間企業による宇宙計画の発展

昔はNASAESA(欧州宇宙機関)など、国を挙げた巨大プロジェクトでもない限り、本格的な宇宙計画などあり得ませんでした。ところがいまや宇宙ステーションだって、民間企業の力を借りる時代です。ホットな火星を目指すプロジェクトでも、たとえば新たな民間企業のImpulse SpaceRelativity Spaceが共同で、火星を目指すプロジェクトを来年実施すると発表したほか、Rocket Labもカリフォルニア大学バークレー校のSpace Sciences Laboratoryと契約し、火星へ宇宙船を飛ばすプロジェクトを進めていますよ。

しかしながら、金星を目指すプロジェクトとなると、NASAも1989年に「Magellan」の惑星探査機を打ち上げたきり、もう何十年も遠ざかってしまっています。新たな「DAVINCI」ミッションによって、再び金星を目指すとしてはいるものの、まだ何年も先の話。やはり金星は摂氏471度という高温に達する地表面など、その厳しい環境ゆえにも火星より地球からは近くなるのに敬遠されがちです。とはいえ、上空の雲を調査するならば、大気中に生命の存在を示す証拠が見つかるかもしれないという期待もあったりするようですね。

Rocket Labが来年予定している金星探査プロジェクトで、そのようなデータが見つかるかどうかはともかくとして、民間企業でも金星をターゲットにした宇宙計画を担えることが実証されれば、その意義は非常に大きいといえるでしょう。驚きの発見につながったりすれば、さらに夢が広がっていいですよね。

Source: Aerospace

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2022-08-31 12:00:00Z
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「バッファロー製nasneは完全新規設計」 ソニーから継承時の裏話公開 誕生10周年で - ITmedia NEWS

 「バッファロー製nasneは、完全新規設計として開発した」――バッファローは8月30日、ネットワークレコーダー「nasne」を、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)から継承した当時の裏話を、「PRTIMES STORY」で公開した。nasneは同日、誕生10周年を迎えている。

画像 「PRTIMES STORY」より一部抜粋

 nasneは2012年8月30日にSIEが発売。2019年6月にSIEが出荷終了を発表した。当時は、nasneに接続して使う外付け機器を多数販売するバッファローにも問い合わせが殺到したという。

 その後、2020年10月7日にバッファローがnasneの継承を発表。Twitterなどで話題を集めた。

 バッファロー製nasneは、デザインやパッケージはSIE製品のイメージを踏襲し、違和感が出ないことを目指しつつも「ハードウェアは一から作り直し、共通部分はほぼ無いと言えるほど、CPU、OSともに完全に新規設計」だという。

 コーデックやサポート解像度も見直し、専用アプリ「torne」との連結部分も再設計。内蔵HDDを2TBに増強し、外付けHDDへの対応も2TBから6TBまで増強した。

 2021年3月下旬に発売すると、完売が続出。4カ月にわたって品薄の状態が続いたという。

 バッファローはnasne 10周年を記念し、「誕生祭2022」の特設サイトを公開。直近のアップデートで最大録画件数を3000件から6000件に拡張したことを告知している他、ステッカープレゼントなどのキャンペーンを行っている。

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2022-08-31 07:33:00Z
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Selasa, 30 Agustus 2022

輝度ムラ補正、USB Type-C入力、KVMまで付いたデザイナー向け4Kモニターが10万円切り!BenQ「PD2705U」 - PC Watch

画質も使い勝手もコストも大事なリアルクリエイターに贈る現実解の4Kモニター

BenQのAQCOLORシリーズの最新モデル「PD2705U」。4K解像度、sRGB/Rec.709カバー率99%、HDR10対応といった基本仕様をベースに高画質を実現。さらに、上位のPD2725Uの優れた設計を継承、一部機能を強化した意欲的なクリエイター向け製品だ

 PCのスペックは割と「大は小を兼ねる」ことが多いが、液晶モニターではそれが通用しないことが多い。例えばゲーム向けとクリエイティブワーク向けでは要求されるスペックに違いがありすぎ、そのすべてをカバーできるモニターは(筆者の知る限り)ない。

 ゲームならリフレッシュレートや応答速度、暗部強調といった機能が有用だが、クリエイティブ系ワーク向きなら表示できる色域や色の正確さ、色ムラのなさなどが重要になる。

 今回紹介するBenQ「PD2705U」は、27型の4K IPSパネルを採用したデザイナー向けブランド“AQCOLOR”シリーズの最新モデルだ。

 BenQのデザイナー向け4K液晶というとロングセラーのスタンダードモデル「PD2700U」や、昨年レビューした高機能モデル「PD2725U」が存在しており、PD2705Uは前者の後継モデル。しかし、PD2725Uのエッセンスを可能な限り取り込んで大きな進化を遂げている。それでいてコスト面も意識しており、実売で3万円程度安い(PD2725Uは実売12万円台、PD2705Uは実売8〜9万円前後)。

下位モデルながら使い勝手も改善

 PD2705Uで新たに追加された要素もある。

(1)モニター側面に便利なポート類を装備

 モニター右側面のヘッドフォン&USBポートは、PD2700UにもPD2725Uにもなかった機能だ。ヘッドフォン端子がアクセスしにくい背面にあったPD2725Uとは対照的に、PD2705Uではモニター右側面に出たことで使い勝手が格段に向上。このUSB Type-AおよびType-Cポートは、USBメモリのみならず、クリエイティブ系アプリにつきもののドングルをサッと挿したい時にも有効だ。

 このUSBポートの速度はデフォルトでUSB 2.0(480Mbps)だが、OSDでUSB 3.0に変更することもできる。ただUSB 3.0にした場合、4K表示時のリフレッシュレートが30Hzに落ちてしまう(帯域の問題)。ストレージよりも入力デバイスやオーディオ、ドングルといった速度が重視されないUSBデバイス向けだ。

右側面にUSBポートやヘッドフォン端子を設けたことで、PD2725Uよりも使い勝手が向上している。“抜き差し”が頻発する現場を経験した方なら、その意義はすぐに分かるはず
側面のUSBポートの速度はデフォルトがUSB 2.0だが、USB 3.0仕様にすることもできる。ただし4K表示時のリフレッシュレートが30Hzになるので、USB 2.0のままで使うメリットの方が大きい

(2) カラー認証プログラムの拡大

 今時のクリエイター向け液晶モニターは工場出荷時の個別キャリブレーション済みなのはベースライン。CalMANやPantoneといった外部機関によるカラー認証も取得しているのが普通だ。

 PD2705UもCalMAN認証やPantoneカラー認証を取得しているが、PD2725Uの時にはなかった「Pantone SkinTone Validated」認証も取得した。これはPantone SkinToneガイドで定義された“肌色”を忠実に表現できるモニターであることを示している。

 BenQはこのPANTONE SkinTone Validatedプログラムと提携した初期の1社であり、PD2705Uにこの認証が追加されたのも当然の流れと言える。被写体に人物が多いという人はぜひ試していただきたいものだ。

 また、色とは関係はないがPD2705Uではブルーライト軽減やフリッカーフリー機能について、テュフ・ラインランド(TUV)社の認証も取得している。PD2725Uでは単に記載がなかっただけの可能性もあるが、長時間眼を酷使しやすいクリエイターにとっては“より安心して使える”機能の証明が付いたといったところだろう。

PD2705Uの認証一覧。CalMANやPantoneはPD2725Uと共通だが、PD2705UではPantone Skintone Validatedが追加。さらにフリッカーフリーやブルーライト軽減機能についてもTUV社による認証を取得している

一段上の作業環境を構築できる

 ノートPCのディスプレイはどんどん品質が良くなってきているが、どうしても狭さが作業を滞らせやすい。コンテンツ全体をざっくり見る程度なら小さいモニターでもよいが、広い範囲で細かいディテールを見ようとすると、やはり27型4Kくらいの大きさがないと辛い(老眼的にも)。

 今回筆者は主にMacBook AirとPD2705Uを組み合わせて使用したが、特に違和感なくLightroom ClassicやPremiere Pro等で作業することができた。DCI-P3やDisplay P3といった今時のデバイス向けカラーモードはないが、sRGBやRec.709のコンテンツをメインに手がけているクリエイターは多いはず。

 それならば、sRGB/Rec.709を高画質で表示できて、多機能でありつつもコストを抑えることができる本機は、モニター選びの現実解となり得るのではなかろうか。

より大きな31.5型パネルを用いた姉妹モデル「PD3205U」も発売中だ。こちらは実売10万円前後で流通している

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2022-08-30 21:30:00Z
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AMD、Ryzen 7000シリーズを正式発表!シングル性能は最大29%向上。Ryzen 9 7950Xは699ドル。発売日は9月27日 - ニッチなPCゲーマーの環境構築Z

CPU

AMD Ryzen 7000 Series

AMDは、Zen 4世代となるRyzen 7000シリーズデスクトップCPU(コードネーム: Raphael)を正式に発表しました。

AMD Ryzen 7000シリーズ - スペック・価格

AMD Ryzen 7000シリーズ - ラインナップ

パフォーマンス

AMDによると、Ryzen 9 7950XとRyzen 9 5950X、Intel Core i9-12900Kとを比較すると、以下のようなパフォーマンス差があるとのこと。

Ryzen 9 7950X vs. Ryzen 9 5950X

Ryzen 9 7950X vs. Core i9-12900K

また、2022年6月時点ではZen 3からZen 4へのIPCの向上率は8~10%と言われていましたが、Ryzen 7000シリーズデスクトップCPUにおいては、前世代のRyzen 5000シリーズから13%のIPC向上があるとされています。

さらに、IPCと動作クロックの向上に伴い、シングルスレッド性能は最大29%もパフォーマンスアップしているとのことです。

Ryzen 7000シリーズ - IPC13%向上、シングル性能は最大29%向上

Ryzen 7000シリーズの発売日は2022年9月27日。このほか、X670E / X670マザーボードは2022年9月、B650E / B650Eマザーボードは2022年10月より販売開始です。


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2022-08-29 23:36:49Z
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『リック・ヘンダーソン』トレーラー - PlayStation Japan

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2022-08-30 00:00:08Z
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Senin, 29 Agustus 2022

人生初のUbuntuがメイン環境へ!夏休みの工作でCore i9-12900搭載ミニPCを組む【後編】 - PC Watch

メイン環境となったUbuntu 22.04 LTS Desktop秀丸を使わないで済むよう、geditの行番号を折り返した行もカウントする仕様に変更のため用意したbuild環境。buildはできたが、肝心の部分はgeditのコードではなくGTKの中と分かり頓挫(笑)

 以下の関連記事にあるように、前編ではCore i9-12900マシンを組み、試しでChrome OS Flexを入れ、軽くCPUの温度や冷却ファンの動作音、CPUのパフォーマンスを確認した。後編ではいよいよ本番用のOSをインストールして仕事環境を構築してみたい。

Ubuntu 22.04 LTS Desktopをインストール。24型+14型の上下マルチモニター運用

 前編の最後にChrome OS Flexを入れた後、数日そのままの状態で使っていたが意外といける。Photoshopなど画像処理系だけM1 Mac miniに残したこともあり、元々多くの業務系がChrome上だったので十分と言ったところ。

 あまりにも便利なので、Linux環境を整えだしたところで「いや違う。このOSがメインじゃない」と思い留まり、本番用のOSをインストールすることにした。

 さて、本番用のOSはWindowsではなくUbuntu 22.04 LTS Desktopを選んだ。理由はWindowsに飽きた(笑)のと、事前にThinkPad 13へ入れ、そこそこ使っていたのだが、別にmacOSがあるのなら何も困らないということが分かったためだ。もちろんWSL2経由ではなく素のままでdocker/docker-composeが使えるという最大の利点もある。

 長年、メインの環境はWindowsかmacOSだったが、Ubuntuになるのは今回が初! おそらく5〜10年前ならまだまだアプリ主体だったので無理だったと思う。しかし今はほとんどChrome上と、Visual Studio Code、そしてUnix的なコマンドで過ごしているので可能になったとも言える。

 Ubuntuのインストール自体はISOイメージをダウンロードし、USBメモリに焼いてPCを起動。ウィザードに従ってインストールと簡単なので省略。とりあえずの環境設定は以下の記事の通りコピペした。

 新規でインストールした大物アプリは「Chrome」、「Visual Studio Code」、「FileZilla」。Wine関連は「秀丸」と「WinSCP」。これでサクッと業務可能になった。

 実際触ってみると、Google Octane 2.0がM1 Mac miniの7.4万を遥かに上回る9.6万と爆速のためOffice(Google Workspace/Office Online)系も含めサイトアクセスは快適そのもの。オフラインでのOffice系は、標準でインストールされているLibreOfficeをたまに使っているが、筆者の用途では今のところ特に問題は発生していない。

自宅の仕事環境。メインモニターBenQ SW240(上)/14型モバイルモニター(下)。Magic Trackpadは左、Magic Mouseは右。右側にあるのはM1 iPad Pro 12.9とMagic Trackpad 2。見えてないがその横に第9世代Core i7搭載のMacBook Pro 16。この2つはUniversal Controlでつながっている。左側には見えていないが3rdモニターがある。肝心のASRock DeskMeet B660は、机の下なので見えない

 周辺機関連はBenQ SW240がメインモニター、サブはフルHD14型のモバイルモニターをメインの下へ少し傾けて設置。一般的な左右のマルチモニターではなく上下にしたのは、個人差もあるだろうが視線の動きが少なく、楽なのが理由だ。

 サブ側にGmail、カレンダー、Slack、Messenger、iCloud(macOSのメモと同期)、OneDriveなど業務用のタブが並んでおり、メインモニターで作業中でも即アクセスできるようになっている。メイン側は仮想デスクトップを使い、1つは原稿など通常用、ほかはプロジェクトごとにドキュメント類、Visual Studio Codeと動作確認用のChromeやTerminalが並んでいる。

 メインモニターに接続しているM1 Mac miniは、マウス/キーボードともにBluetoothにして、使わないときは机近くに片付けている。3番目のモニターにも接続しているので、ちょい使いの時は、SW240の入力を切り替えずにそのモニター上で操作する。

 また一時的にDisplayLinkを使いサブモニターに接続していたが、ドライバをここからダウンロードして問題なく動作。遅延もなく普通のディスプレイ出力と変わらない描画だった。

 操作系デバイスは、Apple Magic MouseとMagic Tackpadで、どちらも初代。キーボードも含め一番触れる部分であり、ここが妙だと作業効率が大幅に低下する。幸いどちらもmacOSで使っているかのごとく快適に動作する。しかし、Magic MouseはmacOS上より垂直スクロールが鈍く、水平スクロールがセンシティブで今一歩だ。

 またKernel Moduleが用意されており、以下のような調整も可能だ。一般的なポインタの移動速度、2本または3本指での動き、スクロールの向きなどは、設定→マウスとタッチパッドで調節できる。

sudo rmmod hid_magicmouse
sudo modprobe hid_magicmouse emulate_3button=0 scroll_acceleration=1 scroll_speed=55

 キーボードは写真から分かるようにバックライト付き(茶軸)。部屋が間接照明のみなので、ノートPCも含めバックライトがないと使いづらい。もともとmacOSで使っていたが、UbuntuへUSBで接続している。後はAudio系(Audioengine A2+)もMac miniからこちらに移した。Web会議はノートPCで行なうためカメラはない。

 Windowsに関してはM1 Mac miniの頃から2つ前のメインマシン、第10世代Core i5搭載のIntel NUCにリモートデスクトップ(RDP)接続している。

 昔はVMを使いメインOS上で動かしていたが、筆者の場合、ほぼ自宅。Windowsマシンはあり余っているので、それへRDP接続すれば事足る的な発想だ。UbuntuにはRDPサーバー/クライアントどちらも入っており、簡単にWindowsへ接続できる。

Ubuntu標準搭載のRDPクライアント。2つ前のメインマシン、第10世代Core i5搭載Intel NUCへ接続。このマシンはモニターもHIDも接続していない

 そこそこ環境が整ったところで思い出したのがスキャナ。複合機の「ブラザー MFC-J903N」を使っているのだが、たまに紙で印刷した書類にサインしてPDFで戻すというのがあるので必要。探すと標準で「ドキュメントスキャナー」アプリがあり、ネットワーク上のデバイスを自動的に検索、あっけなくスキャンできた。

自動的にネットワーク上から「ブラザー MFC-J903N」を検索

 最後はNASのマウント。通常、ファイルアプリからマウントするとSMBになるのだが、これだとなぜかファイルアプリからドラッグ&ドロップでVisual Studio Codeに落としてもファイルが開かない。

 そこでsshfsで別途マウントすることにした。以下の例だとホームディレクトリへnasというフォルダを作り、そこへマウントしている。この場合、当然NAS側でsshの設定が必要となる。

sshfs -o allow_other user@192.168.xxxx.xxxx:/share/DATA/works ~/nas

 ついでにRaspberry Pi4で動作しているWebサーバーへも同じくこの方法でマウント。SFTPせずにファイルアプリの操作だけで済むようにした。

問題点や工夫など。E/Pコア対応はひと手間必要

 さて、気になるCore i9-12900(Alder LakeのE/Pコア)対応だが、調べて見るとUbuntu 22.04 LTS標準のKernelバージョン5.15では完全に対応しておらず、Ubuntu公式によると5.16以降が必要とのこと。いきなり問題発生だ。

 幸いKernelを入れ替える方法は用意されており、「Ubuntu Mainline Kernel Installer」を使えばGUIで操作可能。インストールは以下の通り。

sudo add-apt-repository ppa:cappelikan/ppa
sudo apt update
sudo apt -y install mainline
Ubuntu Mainline Kernel Installer。E/PコアはKernelのバージョン5.16以降で対応とのこと。現在は5.19.2が入っている

 起動すると、好きなバージョンのKernelをインストールできる(再起動が必要)。当初は5.18.15を入れていたが、現在は5.19.2が入っている。

 システムモニターで確認したが、どれがEコアでどれがPコアか分からないこともあり、本当に機能しているかは不明だが、Ubuntu公式の言葉を信じることにする。

 次にしばらく使っていると何かの拍子でファンが思いっきり回り出し、CPUの温度が90℃超え。特に負荷のかかる処理をしていなかったのだが、システムモニターを見ると犯人はChrome。Chromeを落とすとこの現象は収まった。このCPU100%貼り付き問題、どうやらLinux版Chromeだけの症状らしく、Windows/macOS版では経験したことがない。

左側の山はdocker build中。この時CPUの温度は最高60℃ほど(通常は35℃前後)。Chromeの暴走が始まると100%へ貼り付いたままになり90℃を超える

 また発生したので、次はChromeのその他のツール→タスクマネージャーでどの部分か調べたところ、とある広告だった。確かにそのタスクを終了すると何事もなく動き出す。

 その後も様子を見ていると、なぜそんなにCPUを食うのか理由は不明だが、とにかくCPU使用率が高い多くは広告。仕方なく広告ブロック拡張機能を導入した。以降この現象は発生していない。結構前からあるバグらしいが、さすがに修正してほしいところ。なお、CPU温度の監視には「Hardware Sensors Indicator」をインストールしている。

 次に発生した問題はWine。おそらくLinux/Windows間の画面マッピング関係だろうが、DisplayPort側のモニターでアプリを動かすと正常、HDMI側のモニターではアプリは起動するものの、その後まったく動かなくなる。

 これもあってメインのSW240にはDisplayPort→HDMI変換ケーブルを使って接続している。サブ側は先に書いた通りChromeのみ。業務用のタブが並んでいるだけで、Wineでのアプリは使わないので大丈夫だ。参考までにDisplayLinkで接続したモニターでは問題なく動作した。

 Wine関連はもう1つ問題が発生。32bit/64bit版秀丸が何かの拍子でLinuxへの(からの)コピペができなくなる。ThinkPad 13上のUbuntu@Kernel 5.15では今のところ出ていないので、Kernelの関係かもしれない。いったん終了して起動し直せば大丈夫なのだがさすがに不便。

 筆者が秀丸を使うのは秀丸依存ではなく、単に幅半角80文字の時、折返しの行も行番号をカウント、何行書いたかパット見分からるからというだけ。そのため、macOSでは同様の機能を持つmiに乗り換えている。geditも含む一般的なエディタは折り返した行はカウントしないのでこれには対応できない(このような需要は日本語でしかも一部なので当然だが)。

 当初はほぼgeditで書き、そろそろ上がるかな的なタイミングで秀丸を使い確認していたが、今はhtml/css/Javascriptを使い原稿を読み込み、行数をカウント/表示する簡単なWebページを作って確認している(lc -w80 原稿.txtで行番号を表示するcliでもいいのだが。※lcはline countの略)。

 これでもう秀丸を使う必要はない。どうでもいい人にとってはバカバカしい話だろうが、友人のライターもChrome OS Flexで原稿を書く時、これができないとぼやいていたので、若干の需要はあるかもしれない。

 時間があればWebベースでこれに対応可能なエディタを作ってみたいところ。Javascriptを使ったエディタのライブラリがいろいろあるので、やればできそうな感じだ。

html/css/Javascriptで作った幅固定文字数で折り返した行も含めて何行かをカウントするWebサイト。エンジンは小山氏@Leptonが作成。筆者は見栄えや機能を追加しただけ。同様の問題を抱える友人のライターなどと共有している

 ちょっとしたことだがmacOSの環境に合わせたのは、Quick Lookと執筆用のフォント。前者はファインダーでファイルを選択、[Space]キーを押すとその内容を表示する機能だ。テキスト、画像、PDFはもちろん、完全ではないがOffice系のファイルも見ることができる。これ意外と便利でいつも使っているのだが、相当する機能が標準ではない。探すと「gnome-sushi」がそれだったのでインストール。

sudo apt install gnome-sushi

 これで同様に[Space]キーを押せば見れるようになった。ただ1つ残念なのは、Quick Lookはファインダーだけでなく、添付やアップロードなどでファイルを選択する時にも有効。確認できるため事前にミスを防げるのだが、このgnome-sushiはファイルアプリでしか有効にならない。

 後者は執筆やコーディング時にエディタで指定しているフォント「源真ゴシック 等幅 Normal」。ここからダウンロードしてインストールすればUbuntuでも使えるようになる。

 あと、PhotoshopはM1 Mac miniでと書いたが、例えば画像のある部分にモザイクを入れるために切り替えるのは面倒なので「Glimpse Image Editor」をインストールした。Kritaなどいろいろ画像処理アプリを試したものの、満足はしていないが結局残ったのがこれだった。

 モニターのキャリブレーションに関しては、Mac mini側からSW240をハードウェアキャリブレーションできるため、標準で入っているAdobe RGB(1998)のProfileを設定→カラーでそのまま指定している。SW240はAdobe RGB 99%だが、Ubuntu側は画像処理用ではないため若干の誤差は気にしない。もちろんサブモニター側はDisplayCALで調整済みだ。

Glimpse Image Editor。モザイク処理などM1 Mac mini側のPhotoshopを使うまでもない時に使用

爆速度は!?

 OSが違うため共通で使えるGeekbench 5の結果を、Core i9-12900、M1 Mac mini、M1 Max Mac Studio(友人に測定をお願い)で見てみたい。なお、Core i9はメモリをA1+B1からA2+B2にした時の結果となる(後者の方が明らかに速くなる)。GPUに関してはiGPUと比べるまでもないので省略(笑)。

 結果はご覧の通り。少なくともCPUに関してはシングル/マルチともに発熱や消費電力を無視すればCore i9-12900の圧勝。前編でも書いた様に「当然買い替え(買い増し)になるとこれ(M1 Mac mini)より速いことが最低条件」はクリアしたことになる。

 対Mac Studioで見ると、M1 Max(10CPU/24GPU/メモリ32GB/SSD 512GBモデルが27万8,800円)。半値の約13万円でこれだけのパフォーマンスなので筆者的には大満足。同じく前編でも書いた「GPUは映れば何でもOK、ただしCPUは爆速に限る!」を達成だ。

 逆に言えば、プラス倍の部分であのdGPUに迫るiGPU、ユニファイドメモリ、Neural Engine、Thunderbolt 4、映像/サウンド……などを考えると妥当な価格ではないだろうか。

 ケースの関係からCore i9-12900のわりにコンパクトな冷却ファン(Ainex IS-40X-V2)しか入らなかったので気になっていたCPUの温度は、通常処理で34〜40℃未満。dockerのbuildで最大60℃程度。ベンチマークテストなど高負荷が続く状態で60〜70℃。先に書いたChrome CPU 100%貼りつき問題の時だけ90℃を少し超えた。

 さすがに60℃を超えるとファンの音が若干うるさいものの、これまで実際使ってきたシーンでは上がっても瞬時なので気になったことはあまりない。それだけやってることのわりにパワーが余っているという話なのだが……。


 実は8月10日にはシステムの移行が終わっており、すでに数週間ほどUbuntu上で仕事をしている。連載で載せた「NEC Mate タイプMC<MC-C>」と「Beelink SER5 5600H」の記事もUbuntu上で秀丸もしくはgeditを使って執筆。

 その間、M1 Mac mini上のPhotoshopを使ったのは、記事の物撮りと別件の撮影。どちらもRAWなので現像後、必要な処理をした。やはりほぼPhotoshop専用機で使うと出番はかなり少ない感じだ。

 仕事ではxlsx/pptx/PDFなどが飛び交い、Slackは結構な頻度でメッセージをやり取りし、docker-compose down/up -dやgit pull/pushは日常茶飯事。Visual Studio Codeは仮想デスクトップ2つ分=2プロジェクト同時進行と、それなりに忙しい日々なのだが、先に上げたトラブル以外は特に何もなく安定動作している。再起動もKernelの入れ替え以外では行なっていない。updateもすぐ終わり仕事の邪魔をすることもない。なかなか快適な環境だ。

 今回はM1 Max Mac StudioよりCPUだけでも速く! と欲張ったのでCore i9-12900になっているが、第4世代以降程度で余ってるPCなどがあれば、WindowsでもmacOSでもない、Ubuntuを試して見てはいかがだろうか?事務職よりはエンジニア系の人にお勧めしたいOSだ。

 これで2022年夏休みの工作は無事終了。次はM3? Macに戻るのか、第14世代の最速CPUにするのか、どうなることやら……(完)。

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2022-08-29 21:22:00Z
CAIiEIs5_bwFNZPXJDiMSHwvz4IqGQgEKhAIACoHCAowoaPwCjCL47cCMJfUhwM

毎日当たるPS5の抽選販売が名古屋のソニーストアで9月11日まで開催中。ディスクドライブ搭載モデル単品に加えて、ゲーミングギアブランド「INZONE」のヘッドセット・モニター同梱セットも販売 - 電ファミニコゲーマー

 ソニーは愛知県名古屋市の「ソニーストア 名古屋」にて、PS5および「INZONE発売記念パック」の抽選販売会を9月11日(日)まで毎日開催している。各日に用意されているPS5の台数は計5台。抽選販売へ参加する場合、My Sony IDを登録のうえ、11時から14時までに店頭で配られる抽選券を受け取る必要がある。

 当選番号は公式Twitterアカウント(@SonyStoreNagoya)から各日15時以降に発表される。なお、当選の権利は当日に限るため、営業終了の19時までに店舗へ抽選券を持っていき、スタッフに購入の旨を伝えなければならない。

https://twitter.com/SonyStoreNagoya/status/1560823985067044864

 今回の抽選販売ではディスクドライブ搭載型のPS5(CFI-1100A01)単体のほか、ゲーミングギアブランド「INZONE(インゾーン)」のヘッドセット・モニターとPS5をセットにした3つの「INZONE発売記念パック」が用意されている。

 なお、今回の抽選販売は電話やインターネットから申し込めず、ほかのソニーストアでも実施されない。ほかにも参加時の注意事項が含まれているため、参加を検討している人は抽選販売の特設ページをチェックしておくとよいだろう。

毎日当たるPS5の抽選販売が名古屋のソニーストアで9月11日まで開催中。ディスクドライブ搭載モデル単品に加えて、ゲーミングギアブランド「INZONE」のヘッドセット・モニター同梱セットも販売_001
(画像はソニーストア 名古屋のPS5抽選販売に関する特設ページより)

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2022-08-29 15:06:00Z
1546271739

PlayStation 5の抽選販売会が9月11日までソニーストア名古屋で開催中。INZONE発売記念パックもラインナップ - 4Gamer.net

 ソニーマーケティングが運営する直販サイト「ソニーストア」にて,「PlayStation 5」本体の抽選販売の応募受付が実施されている。期間は9月11日まで。
画像集#001のサムネイル/PlayStation 5の抽選販売会が9月11日までソニーストア名古屋で開催中。INZONE発売記念パックもラインナップ

 期間中は,毎日11:00〜14:00の間にソニーストア 名古屋にて抽選券が配布される。選べるのは「PlayStation 5単体」「INZONE 発売記念パック」のいずれかで,パックははPlayStation 5+ゲーミングヘッドセット(もしくはゲーミングモニター)INZONEのセットとなる。
 当選者は,毎日15時にその日に配布した抽選券の中より,当選番号を店頭およびソニーストア 名古屋のTwitterで発表される。抽選券の配布は,「PlayStation 5単体」「INZONE 発売記念パック」合わせて,1人1枚限りなる。

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2022-08-29 11:08:32Z
1546271739

遺伝子発現とDNA巻き取り構造の両立、「RNAポリメラーゼ2」が担う | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」 - Science Portal(科学技術振興機構)

 真核生物のDNAの巻き取り構造「ヌクレオソーム」が、転写の際にいったんほどかれ、その後に巻き直されて復活する仕組みが分かった。タンパク質の設計図であるメッセンジャーRNA(mRNA)を合成する酵素「RNAポリメラーゼ2(RNAP2)」が担っていた。理化学研究所と東京大学の研究グループが発表した。遺伝子の発現と巻き取り構造の維持をどう両立しているかという、生物学の基本的な謎を解明した。

 生物の設計図であるゲノム(全遺伝情報)を担うDNAは、長いひも状で、真核生物では糸巻き状のタンパク質「ヒストン」に巻き取られヌクレオソームを形成。これが数珠状に多数連なり「クロマチン構造」となって、細胞の核にコンパクトに収められている。DNAの情報が転写されてRNAができ、これが翻訳されてタンパク質となり、さまざまな酵素や生理活性物質となる。この転写の際、はさみの形をしたRNAP2がヌクレオソームの巻き取りをほどくが、その後、どんな仕組みできちんと巻き直されているのかは謎だった。

 そこで研究グループは「クライオ電子顕微鏡法」を用いて、RNAP2がヌクレオソームを通過していく過程をコマ撮りして観察した。クライオ電子顕微鏡法は生体試料を生のまま凍らせ、生きた状態に近い条件で観察する手法。開発者3人が2017年にノーベル化学賞を受賞している。

 観察の結果、RNAP2は転写を助けるさまざまなタンパク質と結合し、複合体を形成。これがヌクレオソームに入り、DNAをヒストンから徐々にほどいて解体していった。ヌクレオソームの中央を通過すると、ヒストンを転写が終わったDNAの方へと移し、ヌクレオソームを組み立て直していることを突き止めた。

RNAP2はさまざまなタンパク質と結合して複合体(EC)を形成。転写の際、ヌクレオソームはRNAP2によっていったん、ほどかれる。「ヒストンシャペロン」の「ファクト(FACT)」はヒストンの介添え役(理化学研究所提供)
RNAP2はさまざまなタンパク質と結合して複合体(EC)を形成。転写の際、ヌクレオソームはRNAP2によっていったん、ほどかれる。「ヒストンシャペロン」の「ファクト(FACT)」はヒストンの介添え役(理化学研究所提供)

 この過程で、2種類のタンパク質できた「ファクト(FACT)」が、DNAからはがされたヒストンが離れていかないよう、つなぎ止めていた。さまざまなタンパク質がヌクレオソームの再形成を支えていることが分かった。

RNAP2とタンパク質の複合体(EC)が、ヌクレオソームの中央を通過する過程で、ヌクレオソームの解体と再形成が起こっている(理研提供)
RNAP2とタンパク質の複合体(EC)が、ヌクレオソームの中央を通過する過程で、ヌクレオソームの解体と再形成が起こっている(理研提供)

 研究グループの東京大学定量生命科学研究所の胡桃坂仁志教授(構造生物学)は会見で「ヌクレオソームを壊して作るところまでを全部示し、研究の競争相手をはるかに凌駕(りょうが)する成果となった。ファクトがまるでクレーンのように、しかも高速に、ヒストンを吊り上げ、下して運んでおり驚いた」と述べた。理化学研究所生命機能科学研究センターの関根俊一チームリーダー(同)は「転写の制御が破綻して起こる疾患の解明にもつながる」とした。

 成果は米科学誌「サイエンス」の電子版に8月19日に掲載された。研究は日本学術振興会科学研究費助成事業、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業、日本医療研究開発機構(AMED)創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業、同生命科学・創薬研究支援基盤事業、住友財団基礎科学研究助成の支援を受けた。

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2022-08-29 08:30:46Z
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Minggu, 28 Agustus 2022

MacBook Proの“ノッチ”でマウス操作が遅くなる? Windowsで再現、明治大が1万回以上テストし検証 - ITmedia NEWS

Innovative Tech:

このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。

 明治大学宮下研究室の研究チームが発表した「ノッチがポインティングの操作時間に与える影響」は、MacBook Pro(2021)に搭載するノッチがマウス操作に与える影響を検証した論文だ。ノッチによって、マウスの操作時間とエラー率に与える影響を調査した。

MacBook Pro(2021)のノッチ領域

 MacBook Pro(2021)にはディスプレイの上端中央にノッチ(描画が行われない黒い領域)が配置されている。21年の出来事であり、一部で話題になったことから記憶に残っている人もいるだろう。このノッチ、見た目が目障りなだけでなく、メニューバーを隠したり、マウス操作のカーソルを隠したりして実用的にも邪魔なタイミングが発生する。

 そこで今回は画面上端にあるターゲットから、同じく画面上端にある他のターゲットを選択する場合(例えば、メニューバーの「ファイル」項目を選択後、「検索」項目を選択する場合)、ノッチが操作時間に与える影響やエラー率を調査した。

 実験はMacBook Proを使用するのではなく、ノッチ領域(実寸)とターゲット領域を示した専用システムを作成してWindows搭載PCで行った。参加者は12人、全て右利きでマウスを操作する。

 参加者には、開始ターゲット(下記画像ではピンクもしくは赤領域)をクリックしてもらい、移動して終了ターゲット(下記画像では緑領域)をクリックしてもらう。できるかぎり速く正確にタスクを行ってもらうよう要求し、終了ターゲットをクリックしたら成功、それ以外は失敗(エラー)とした。

 条件は、開始ターゲットと終了ターゲット間の内側にノッチが配置された条件と、外側に設置された条件の2種類を用意した。開始ターゲットから終了ターゲットまでの距離も、100mmと200mmの2種類の条件を用意した。また終了ターゲットの領域の幅や、ノッチから終了ターゲットまでの距離も複数用意した。

ピンク領域が開始ターゲット、緑領域が終了ターゲット、黒領域がノッチ
(i)開始ターゲットと終了ターゲットの間にノッチがある条件、(ii)開始ターゲットと終了ターゲットの外側にノッチがある条件

 このテストを1人当たり1200回ランダムに実施。1万4400回の計測データが得られた。分析した結果、エラーとなった回数は563回(3.91%)であった。

 エラーを除いた1万3837回を分析した結果、ノッチがない条件よりもノッチが内側にある条件の方が約11.8%操作時間が増加した。これはノッチによってカーソルが隠されないようにするためノッチを回避する経路を取ったり、余分にマウスを大きく操作したりすることで経路が長くなったのが影響していると考えられる。

 ノッチがない条件よりもノッチが外側にある条件の方が約4.93%操作時間が増加した。これはカーソルの減速を早めに行う戦略をとった参加者による影響だと考えられる。

 さらに、ノッチが外側にあるよりも内側にある方が操作時間が増加する傾向が観測された。また、ノッチと終了ターゲットの距離が近づくほど操作時間が増加する傾向が観測された。

 これらの結果から、ノッチが配置されるとマウスの操作時間が増加することを示唆した。またノッチとターゲットの距離が近くなるにつれて操作時間が増加することから、ノッチ付近にターゲットを配置すると操作時間を増加させてしまうことを示唆した。

 研究チームは、Windows 11にアップグレードしたことによって画面の左下角にあったスタートボタンが画面中央に変更された位置関係によるマウス操作への影響も調査し結果を報告している。

出典および画像クレジット: 大塲 洋介, 宮下 芳明. ノッチがポインティングの操作時間に与える影響. 情報処理学会, 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), 2022-HCI-199, 2, 1 - 8, 2022-08-15

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2022-08-28 22:00:00Z
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お掃除が面倒ならもう「ルンバ 692」買っちゃおうよ。2万3800円の最安ルンバだよ!【Amazonタイムセール】 - GIZMODO JAPAN

なんだこのルンバ、ゲロ安い…!

と思われるかもしれませんが、大丈夫。ちゃんとあのルンバです

692はシリーズの中ではエントリーモデルとなるので、マッピング機能なしで1〜2部屋に適したシンプルなルンバとなります。

でも、自動充電、自動帰還、衝突防止、落下防止、ゴミセンサー(ゴミの多い場所を自動検知)、絡まり防止機能はもちろん。Wi-Fi接続、スマホアプリ連動まで、掃除をおまかせできる便利機能はちゃんと備わっていますよ。

ルンバ 692 ロボット掃除機 アイロボット WiFi対応 遠隔操作 自動充電 グレー R692060 Alexa対応 【Amazon.co.jp限定】

それが20%オフで2万3800円は、もう衝動的にポチっちゃっても許されると思うの。ちょっとでも「床の掃除面倒だな…」という気持ちがあるなら、この子に託してみませんか?

※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

Source: Amazon

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2022-08-28 09:35:00Z
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全然これでいいわ!Core i7-12700&GeForce RTX 3060を搭載する容量8Lの小型PCの性能 (1/3) - ASCII.jp

Radiant SDM3200B660をレビュー

 容量8L、本体サイズ168(W)×219.3(D)×218.3(H)mmのコンパクトボディーに、ビデオカードを搭載できるMini-ITXベースのサイコム製小型PC「Radiant SDM3200B660」。前回は主に外観や内部をチェックしたが、今回はベンチマークを通してその実力を紹介しよう。

サイコムの小型デスクトップPC「Radiant SDM3200B660」。標準構成の直販価格は12万2770円~(配送料込み)

 試用機の構成はCPUがCore i7-12700で、ビデオカードはGeForce RTX 3060搭載モデルと、標準構成から大きく変更したゲーミングPC仕様になっていた。メモリーやSSDはまだ増量の余地があるものの、ゲーミング性能的にはほぼ最大となる構成だ。ちなみに、標準構成からCPUとグラボのみを試用機と同じものにすると、直販価格は21万7520円になる。

CPUは12コア/20スレッドのCore i7-12700。BTOメニューでの価格は+2万5940円

ビデオカードはMSI製のGeForce RTX 3060搭載モデル「GeForce RTX 3060 AERO ITX 12G OC」。BTOメニューでの価格は+6万5890円

標準構成の主なスペック 試用機の主なスペック
CPU インテル「Core i5-12400」(6コア/12スレッド、最大4.4GHz) インテル「Core i7-12700」(12コア/20スレッド、最大4.9GHz)
CPU
クーラー
インテル純正CPUクーラー(空冷、トップフロー) Noctua「NH-L9i-17xx」(空冷、95mmファン、トップフロー)
ベアボーン ASRock「DeskMeet B660」(インテルB660、Mini-ITX)
メモリー 8GB、DDR4-3200<メジャーチップ・8層基板> 8GB×4、DDR4-3200<メジャーチップ・8層基板>
ストレージ Crucial「P5 Plus CT500P5PSSD8」(500GB M.2 SSD、PCIe 4.0、システムドライブ) Crucial「P5 Plus CT500P5PSSD8」(500GB M.2 SSD、PCIe 4.0、システムドライブ)、Crucial「BX200 CT480BX200SSD1」(480GB 2.5インチSSD、SATA 3.0、データドライブ)
M.2 SSD
ヒートシンク
サイコムオリジナルM.2 SSDヒートシンク
グラフィックス インテルUHDグラフィックス730(CPU内蔵) MSI「GeForce RTX 3060 AERO ITX 12G OC」(GeForce RTX 3060、12GB GDDR6)
無線LAN
オプション
- インテル「Intel Dual Band AC 3168」(Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2)
電源
ユニット
500W、80 PLUS BRONZE
OS Microsoft「Windows 10 Home 64bit」

 本機はASRockのMini-ITXベアボーン「DeskMeet B660」がベースになっており、CPUは第12世代インテルCoreプロセッサー(Core i3-12100/Core i5-12400/Core i5-12400F/Core i5-12500/Core i7-12700)が選べる。グラフィックもCPU内蔵GPUのほか、GeForce GT 1030、GeForce GTX 1650、GeForce RTX 3050、GeForce RTX 3060と、小型PCの割にかなり幅広い選択肢が用意されている。

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2022-08-28 01:00:00Z
1543876023

Sabtu, 27 Agustus 2022

月探査「アルテミス計画」始動へ - 日本経済新聞

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  1. 月探査「アルテミス計画」始動へ  日本経済新聞
  2. NASA、アルテミス3の月面着陸の候補地13地点を発表  GIZMODO JAPAN
  3. 日本の小型探査機「おもてなし」と「エクレウス」NASA新型ロケットに相乗りして間もなく打ち上げ  sorae 宇宙へのポータルサイト
  4. 【フォト特集】月ロケットで無人試験 NASA、29日にも  産経ニュース
  5. Google ニュースですべての記事を見る

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2022-08-27 17:00:00Z
1548810151

シチズン“エコ・ドライブ”搭載の「LIGHT in BLACK」限定6モデルはブラック×グリーングラデが美しい - Au Webポータル

2022年秋、シチズンより新プロジェクト「LIGHT in BLACK 2022 GREEN EDITION」が始動。同社主要5ブランドより、デザインコンセプトを同じくする “光発電エコ・ドライブ”搭載6モデル(5万5000円~25万3000円/消費税込)が、9月8日より数量限定にて一挙発売されます。

“光発電エコ・ドライブ”を、光をとらえて芽吹く植物に重ねたブラック×グリーンのカラーコード

 シチズンが世界に誇る“光発電 エコ・ドライブ”。この技術が一般的なソーラー発電と大きく違うのは、太陽光はもとより室内照明による光ですら電気に換えて時計を駆動させられる点にある。わずらわしい電池交換不要で長時間使い続けられるのは、忙しい現代のライフスタイルにおいては実に頼もしい、実用性あふれる機能だ。

 そんな“エコ・ドライブ”の魅力をいっそう広く伝えるべく、この秋ブランドの垣根を越えた企画「LIGHT in BLACK 2022 GREEN EDITION」が始動する。

 「LIGHT in BLACK」とは、“エコ・ドライブ”における光と時の関係性を「漆⿊の空間から⽣まれる希望の光」になぞらえたプロジェクトで、過去にも2015年より3回にわたって実施されたもの。2015年はブラック×ゴールド、2016年はブラック×ブルー、2017年はブラック×アンバーという共通したカラーコードの下、各ブランドより特別な“エコ・ドライブ”搭載モデルがリリースされ、華やかな競演ぶりが話題をさらった。

 2022年秋、5年ぶりの復活となる「LIGHT in BLACK」では、カラーコードとしてブラック×グリーンをチョイス。これは光を駆動力に変えて時を刻む“エコ・ドライブ”と、暗闇の中でわずかな光をとらえて成長する植物のイメージを重ねたもの。主要5ブランドより6つの限定モデルが登場するが、いずれのモデルもマットブラックの外装にディープグリーンのグラデーションダイヤルという共通デザインを採用しているのが特徴だ。

共通のカラーコードとデザインモチーフのなかで、各ブランドの個性がいっそう際立つ

各ブランドを代表した6モデルが華やかに競演

各ブランドを代表した6モデルが華やかに競演

 それぞれのモデルを紹介していこう。まず洗練の機能と意匠を備えた「エクシード」からは、地球上のどこにいても正確な時刻合わせを可能にする“サテライト ウエーブ GPS”搭載のGPS衛星電波時計「CC3057-57W」(25万3000円/消費税込、世界限定500本)が登場。

 中央から左右に向かうにつれて明るくなるグリーンダイヤルは深い森に差し込む光を表現したもの、インデックスには大きめのローマ数字を配することで、時計としての視認性を確保している。

 「アテッサ」からはダイレクトフライト搭載モデル2種が登場。「AT8049-61W」(14万8500円、 世界限定1500本) は、グラデーションダイヤルにちりばめたゴールドラメ、秒針やインデックスにあしらったイエローゴールドが華やか。一方「CB3015-53W」(10万4500円、 世界限定1300本)は、連なる樹々をイメージした幾何学的なデザインをストレートに魅せる、シンプルな三針モデルだ。

 タフネス性が自慢の「プロマスター」からは「AS7146-58W」(14万8500円、限定600本)、ケースとバンドには独自の表面硬化技術“デュラテクトMRK+DLC”を採用したプロフェッショナルウオッチだ。海面近くから深海へと至る色の変化を、深みのあるグラデーションで表現している。

 またカジュアルライン「シチズンコレクション」からは、サブダイヤルから光を取り込む構造を採った「BL5497-85W」(5万5000円、世界限定1500本)が登場、こちらは植物モチーフのグラデーションを⾦属製ダイヤル上にドットで表現したシャープなデザイン。

 「クロスシー」から登場する「EE1007-59W」 (11万5500円、世界限定1500本)は、穏やかなグリーンに重ねたアシンメトリーなリーフデザイン、花に⾒⽴てて添えられたラボグロウン・ダイヤモンドがエレガントなレディースウオッチ。ブラックチタンの採用も、女性向けモデルとしては珍しいもの。さりげないリンクコーデも楽しめそうだ。

 こうしてひとつひとつのモデルをつぶさに見ていくと、共通したカラーコードとデザインモチーフであるにも関わらず、ブランドごとの個性がいっそう際立ったものに感じられるから不思議なもの。“エコ・ドライブ”の実力とともに、思いがけないブランドの魅力を再発見できるプロジェクトといえそうだ。

各モデルのスペック

●製品仕様
■シチズン エクシード CC3057-57W エコ・ドライブ GPS衛星電波時計 ダイレクトフライト
価格(消費税込):25万3000円
ケース径:横43.3mm
ケース厚:14.7mm
ケース、バンド:スーパーチタニウム デュラテクトDLC
ガラス:デュアル球面サファイアガラス(クラリティ・コーティング)
ムーブメント:F150
防水性能:5気圧防水
販売数:世界限定500本
発売日:9月8日

■シチズン アテッサ AT8049-61W エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト
価格(消費税込):14万8500円
ケース径:横41.5mm
ケース厚:9.7mm
ケース、バンド:スーパーチタニウム デュラテクトDLC
ガラス:サファイアガラス(クラリティ・コーティング)
ムーブメント:H800
防水性能:10気圧防水
販売数:世界限定1500本
発売日:9月8日

■シチズン アテッサ CB3015-53W エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト
価格(消費税込):10万4500円
ケース径:横40mm
ケース厚:9.3mm
ケース、バンド:スーパーチタニウム デュラテクトDLC
ガラス:サファイアガラス(無反射コーティング)
ムーブメント:H128
防水性能:10気圧防水
販売数:世界限定1300本
発売日:9月8日

■シチズン プロマスター AS7146-58W エコ・ドライブ電波時計
価格(消費税込):14万8500円
ケース径:横43.5mm
ケース厚:14.1mm
ケース、バンド:スーパーチタニウム デュラテクトDLC(ウレタン製替えバンドおよび延長バンド同梱)
ガラス:サファイアガラス
ムーブメント:H112
防水性能:200m潜水用防水
販売数:600本限定
発売日:9月8日

■シチズンコレクション BL5497-85W エコ・ドライブ
価格(消費税込):5万5000円
ケース径:横39.5mm
ケース厚:11.1mm
ケース、バンド:ステンレス
ガラス:球面クリスタルガラス
ムーブメント:E820
防水性能:10気圧防水
販売数:世界限定1500本
発売日:9月8日

■シチズン クロスシー EE1007-59W daichi collection エコ・ドライブ電波時計 ティタニア ハッピーフライト
価格(消費税込):11万5500円
ケース径:横29.0mm
ケース厚:8.8mm
ケース、バンド:スーパーチタニウム デュラテクトDLC
ガラス:球面サファイアガラス(無反射コーティング)
ムーブメント:H296
防水性能:5気圧防水
販売数:世界限定1500本
発売日:9月8日

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2022-08-27 05:30:00Z
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日本の小型探査機「おもてなし」と「エクレウス」NASA新型ロケットに相乗りして間もなく打ち上げ - sorae 宇宙へのポータルサイト

アメリカ航空宇宙局(NASA)は日本時間2022年8月29日に、新型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」初号機の打ち上げを予定しています。SLS初号機は、有人月面探査計画「アルテミス」最初のミッション「アルテミス1」に用いられる機体です。

アルテミス1ミッションは、SLSおよびNASAの新型宇宙船「Orion(オリオン、オライオン)」の無人飛行試験にあたります。ケネディ宇宙センターの39B射点からSLSで打ち上げられたオリオンは、月周辺を飛行した後、打ち上げから4~6週間後に地球へ帰還します。同ミッションの実施は、2025年に予定されている53年ぶりの有人月面探査ミッション「アルテミス3」に向けた重要なステップです。

関連:NASA新型ロケット「SLS」初号機が射点に到着! 打ち上げ予定日は8月29日

月周辺へ向けてオリオンが打ち上げられる貴重な機会にあわせて、SLS初号機には10機の小型探査機が相乗りしています。そのうちの2機「OMOTENASHI(おもてなし)」「EQUULEUS(エクレウス)」は、日本で開発されました。どちらも約10×20×30cm(CubeSat規格の6Uサイズ)の小さな探査機です。

■月面へのセミハードランディングを行う「OMOTENASHI」

【▲ SLS初号機で打ち上げられる小型探査機「OMOTENASHI(おもてなし)」(Credit: JAXA)】

【▲ SLS初号機で打ち上げられる小型探査機「OMOTENASHI(おもてなし)」(Credit: JAXA)】

OMOTENASHI(※)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究者を中心に開発された月着陸機です。重量はわずか12.6kgで、JAXAによれば世界最小の月着陸機とされています。機体は月へ飛行するための「オービティングモジュール」(OM、軌道モジュール)、月面へ着陸する「サーフェスプローブ」(SP、月面探査機)、着陸時に月面探査機を減速させる「ロケットモーター」(RM)という3つのモジュールで構成されています。

※…「Outstanding Moon exploration TEchnologies demonstrated by NAno Semi-Hard Impactor」の略

月には大気がほぼ存在しないため、従来の月着陸機は推力を調整できる液体燃料ロケットエンジンで速度を落としつつ着陸脚を使って月面へソフトに降り立つ、いわゆる「ソフトランディング」を行ってきました。ソフトランディングにはそのためのエンジンや推進剤が必要なので、必然的に探査機のサイズはある程度大きくなります。

【▲ OMOTENASHIの内部構成図(Credit: JAXA)】

【▲ OMOTENASHIの内部構成図(Credit: JAXA)】

超小型衛星サイズのOMOTENASHIでは、従来のような大型の推進システムに頼らない月着陸が試みられます。SLSから分離されたOMOTENASHIは、オービティングモジュールに搭載されているスラスターを使って月へ衝突する軌道に乗ります。衝突が迫るとロケットモーターが点火され、オービティングモジュールからサーフェスプローブが分離します。減速したサーフェスプローブはロケットモーターを下にした姿勢で着陸し、月面に到達します。

ソフトランディングに比べればハードな着陸になるものの、ロケットモーターによる減速が行われることから、この方法は「セミハードランディング」と呼ばれています。OMOTENASHIのミッションでは、セミハードランディングを月面で実証することが目的となっています。

【▲ OMOTENASHIの軌道制御~着陸までの様子(動画)】
※2021年11月25日の記者説明会ライブアーカイブより(Credit: JAXA)

OMOTENASHIのサーフェスプローブには3Dプリンターで製造された衝撃吸収材が取り付けられている他に、減速に使われたロケットモーターも衝撃を緩和する役割を果たします。なお、初期の計画ではエアバッグを膨張させることも予定されていましたが、ロケットモーターを必ず下にして着陸することからエアバッグは膨張させずに、展開式のアンテナとして利用することになったといいます。

なお、OMOTENASHI唯一の科学機器として、宇宙放射線を計測するための超小型線量計「D-Space」がオービティングモジュールに搭載されています。D-Spaceは千代田テクノルの積算線量計「D-シャトル」を今回のミッション用に改修したもので、約1週間のミッション中に1分毎の被ばく線量を計測します。JAXAによると、地磁気圏外・月遷移軌道における宇宙放射線環境の計測が行われるのは日本としては初めてで、計測データは将来の有人月面探査や宇宙旅行などで役立てられることが期待されています。

■水を推進剤にラグランジュ点「L2」を目指す「EQUULEUS」

【▲ SLS初号機で打ち上げられる小型探査機「EQUULEUS(エクレウス)」(Credit: JAXA)】

【▲ SLS初号機で打ち上げられる小型探査機「EQUULEUS(エクレウス)」(Credit: JAXA)】

EQUULEUS(※)は東京大学を中心に、JAXAや日本大学なども協働して開発された探査機です。重量はOMOTENASHIよりもさらに軽い10.5kgですが、地球と月のラグランジュ点のひとつ「L2」(地球からの距離約45万km)まで飛行する計画です。JAXAによると、EQUULEUSは小型の深宇宙探査機としては世界で初めて、地球および月周辺の複雑な重力環境における軌道制御技術の実証を行うことを目標としています。

※…「EQUilibriUm Lunar-Earth point 6U Spacecraft」の略、「こうま座(Equuleus)」にちなむ。

地球と月のL2へ向かうEQUULEUSには、気化させたを推進剤として利用する水レジストジェット「AQUARIUS(アクエリアス)」がエンジンとして搭載されています。EQUULEUSは太陽や月の重力を利用しつつ、複数回の月スイングバイを行うことで、推進剤を節約して効率的にL2まで飛行できるといいます。

【▲ EQUULEUSの外観(上)と内部機器配置図(下)(Credit: JAXA)】

【▲ EQUULEUSの外観(上)と内部機器配置図(下)(Credit: JAXA)】

また、EQUULEUSには「DELPHINUS(デルフィヌス)」「PHOENIX(フェニックス)」「CLOTH(クロス)」という3つの科学機器が搭載されています。1つ目のDELPHINUSは2台のカメラで構成されていて、月面に隕石が衝突した時に観測される月面衝突閃光を宇宙から観測することが目的です。DELPHINUSで得られた衝突の頻度や影響に関するデータは、有人月面活動のリスク評価に役立てられます。

2つ目のPHOENIXは地球のプラズマ圏の観測を目的としており、地球周辺のヘリウムイオンを極端紫外線の波長で撮像します。3つ目のCLOTHは宇宙塵(ダスト)の検出装置で、EQUULEUSの外層2か所に衝突した塵を検出します。

■小型探査機の可能性を広げるミッション

【▲ ケネディ宇宙センター39B射点に到着したSLS初号機。米国東部夏時間2022年8月17日撮影(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

【▲ ケネディ宇宙センター39B射点に到着したSLS初号機。米国東部夏時間2022年8月17日撮影(Credit: NASA/Joel Kowsky)】

当時は2018年に打ち上げられる予定だったSLS初号機の相乗り探査機について、NASAからJAXAに連絡があったのは2015年8月末。OMOTENASHIとEQUULEUSは、NASAが示した「科学的および技術的目的が将来の有人探査を推進するのに役立つものであること」という条件の下、同年10月9日の締め切りまでに提案された複数のミッションから選ばれました。

近年では国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から放出したり、ある衛星の打ち上げに相乗りして打ち上げられたりする形で、多くの超小型衛星が地球周回軌道に投入されるようになりました。EQUULEUSの開発を率いたJAXAの船瀬龍教授は「キューブサットは小型でシンプルなシステムであるため、短期間かつ低コストで開発、打ち上げが可能です」と語っています。

JAXAは欧州宇宙機関(ESA)が主導する彗星探査ミッション「Comet Interceptor(コメット・インターセプター)」に参加しています。コメット・インターセプターは事前に探査機を打ち上げておく待ち伏せ型のミッションで、観測機会が1回きりで観測期間も限られる、長周期彗星や恒星間天体の探査を目指しています。同ミッションは親機と2つの小型探査機(子機)で構成されていますが、小型探査機のうち1機はJAXAが提供する予定です。

関連:彗星迎撃機。欧州宇宙機関が「待ち伏せ」スタイルの彗星観測ミッションを検討中

OMOTENASHIとEQUULEUSをはじめ、SLS初号機に相乗りしている10機によってその可能性が広げられることで、今後は深宇宙探査でも小型探査機が活発に利用されるようになるかもしれません。

Source

  • Image Credit: JAXA
  • JAXA/ISAS - 世界最大のロケットで打ち上げる世界最小の探査機
  • JAXA/ISAS - EQUULEUS と OMOTENASHI

文/松村武宏

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2022-08-27 01:00:41Z
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Jumat, 26 Agustus 2022

木星のオーロラ、見えた - 岩手日報

 【ケープカナベラル(米フロリダ州)共同】米航空宇宙局(NASA)は26日までに、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で撮影した鮮明な木星の画像を公開した。南北の極にかかったもやと、上空のオーロラが見える。

 観測を主導したカリフォルニア大バークリー校のイムケ・デパテル名誉教授は「正直、ここまで素晴らしいとは思わなかった」とコメントした。

 人の目には見えない近赤外線を観測し、光の波長に応じて色を付けた。木星の南半球にあり、東西2万6千キロ、南北1万4千キロと地球をすっぽりのみ込むほど大きな大気の渦「大赤斑」は、太陽光を多く反射するため、白っぽく見えている。

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2022-08-27 00:09:18Z
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ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による新しい木星の画像…オーロラ、環、衛星、大赤斑などが鮮明に - Business Insider Japan

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で捉えた木星の合成画像。2022年7月27日撮影。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の近赤外線カメラ(NIRCam)で捉えた木星の合成画像。2022年7月27日撮影。

NASA, ESA, Jupiter ERS Team; image processing by Judy Schmidt

  • アメリカ航空宇宙局は8月22日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した木星の新たな画像を公開した。
  • この赤外線画像は、木星のオーロラ、環、衛星の詳細な様子を示している。
  • JWSTは地球から約160万キロメートル離れた軌道にあり、遠くの銀河からの光を捉えようとしている。

天文学者が空を眺めるための新たな目、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)はすでにこれまで見たこともないような遠方の銀河の画像を撮影している。そして今度はこの強力な赤外線観測装置を用いて我々の身近な宇宙の驚くべき姿を撮影し、その画像がアメリカ航空宇宙局(NASA)によって2022年8月22日に公開された。

7月27日に撮影された画像は、この巨大ガス惑星の乱れた大気や「大赤斑」と呼ばれる何世紀にもわたって渦巻いている巨大な嵐、そして他の嵐のシステムを捉えている。また、木星の破片による塵(ちり)でできた細い環や、木星の北極と南極に見えるオーロラ、2つの衛星アマルティアとアドラスティアも捉えている。NASAによると背景に見えるぼんやりした点は銀河だという。

「正直なところ、ここまでよいとは思っていなかった」と、カリフォルニア大学バークレー校の惑星科学者で、木星の科学的観測を主導したイムケ・デ・ペーター(Imke de Pater)は声明で述べている。

「木星の環や小さな衛星、銀河までまとめて1つの画像で詳細に見られるとは、本当に驚くべきことだ」

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、木星のかすかに見える環や、アマルティアとアドラステアという2つの小さな衛星を広視野カメラで捉えた。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、木星のかすかに見える環や、アマルティアとアドラステアという2つの小さな衛星を広視野カメラで捉えた。

NASA, ESA, Jupiter ERS Team; image processing by Ricardo Hueso (UPV/EHU) and Judy Schmidt

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の後継機と言われるJWSTは、100億ドルの資金を投じて20年以上かけて開発され、2021年12月25日に打ち上げられた。その後、地球から約160万キロメートル以上移動し、現在は重力的に安定した軌道に留まって赤外線データを収集している。人間の目には見えない赤外線データを集めることで、JWSTは宇宙の塵に遮られることなく、ビッグバンから4億年後という遠い過去まで見通すことができるのだ。

JWSTは近赤外線カメラ(NIRCam)のフィルターを使って、この新しい木星の画像を撮影した。これらの画像は、美しいオーロラなどの特徴を際立たせるために人工的に着色されている。

「JWSTが捉えた新たな木星の画像を見て本当に驚いた」と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の惑星科学者、ジェームズ・オドノヒュー(James O'Donoghue)はツイートしている。

「乱れた大気、極域のオーロラ、惑星を囲む環、小さな衛星、そして背景の銀河までもが、信じられないほど詳細に捉えられている!」

オーロラはカラフルな発光現象で、地球だけで見られるわけではない。NASAによると、木星では太陽系で最も明るいオーロラが発生するという。地球でも木星でも、オーロラは陽子や電子などの荷電粒子が、惑星を取り巻く磁場(磁気圏)と相互作用することで発生する。木星の磁場は地球の約2万倍も強い

今回の観測を主導したパリ天文台のティエリー・フーシェ(Thierry Fouchet)教授は「この1枚の画像に、我々の木星系プログラムの科学、すなわち木星そのものやその環、衛星系の力学と化学が集約されている」と声明で述べている。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた木星の広視野画像。

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が捉えた木星の広視野画像。

NASA, ESA, Jupiter ERS Team; image processing by Ricardo Hueso (UPV/EHU) and Judy Schmidt

7月12日にJWSTの科学運用が正式に始まる前の試運転期間中に集められた生データにも、木星の画像は含まれていた。

「先日公開されたディープフィールドの画像と合わせると、これらの木星の画像は、JWSTで観測できるものの全容を示している。それには文字通り、家の裏庭から肉眼で見える『我々の宇宙の裏庭』にあるような近場の惑星から、観測可能な銀河の中でも最もかすかで、最も遠いところにあるものまでもが含まれている」とボルチモアにある宇宙望遠鏡科学研究所の科学者で、観測計画に協力したブリアン・ホラー(Bryan Holler)は7月に声明で述べている。

[原文:New James Webb Space Telescope photos of Jupiter show stunning auroras, faint rings, and tiny moons

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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2022-08-26 23:00:00Z
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