シャドーイング(音声を聞いてそれを復唱して学ぶ方法)により英語の「聴く力」と「話す力」を集中的に鍛えることができるiPhoneアプリ「6秒えいご漬け」。2019年4月にひっそり公開されて以来、一部の英語学習者から絶大な支持を得てきました。
「発声しなくては先に進めない」という超ドS仕様が逃げ場を用意してくれず、みるみる英語力が上達します。Engadget 日本版で連載をお願いしている漫画家の鈴木みそ先生も大絶賛。
1日1時間から2時間の英語の自主トレは続いているんですが、びっくりするほど効果が高かったアプリが「6秒えいご漬け」
— 鈴木みそ (@MisoSuzuki) 2019年7月2日
有料のディクテーションが高いと思っていたら、無料でも毎日続けられるアプリだった。iKnowの時間が相当食われたw.スカイプの英会話より言葉が出てくるhttps://t.co/h0SH3K96yo
みそ先生のツイートにもある通り、音声認識機能を用いたディクテーションは有料で、これが割と高額なのが玉にキズ......。無料で使い続けることはできますが、ディクテーションを活用したほうが正確に発声できているかわかるため、より効果的に学習できます。
実際にやってみるとわかるのですが、50回(120円)ではレッスン回数として4〜5程度となり、240回(480円)あっても割とあっという間に消費してしまいます。1600回(3000円)あってもレッスン後半は難しくなっていくため、350回ぶんおトクとは言え不安は拭えません。やはり定額でやれたらいいなというユーザーからの声は相当多かったようです。しかし、音声認識は利用するごとにGoogleへの支払いが生じるため、どう調整しても定額にできなかったと開発者の方は話しています。
月額480円で使い放題に
現バージョンの「6秒えいご漬け」では音声認識エンジンをAppleのAPIに切り替え、待望の定額化を実現しました。Googleの音声認識エンジンは補佐的に活用するに留め、メインでは無料で使えるAppleのものを利用しています。無料とはいえ検証の結果、Googleの音声認識エンジンの精度と差はなく、個々のクセのようなものをアプリ側で補正することで均一性が保たれています。
クラウドへの負荷を考慮し、アプリごとに利用できるデータの総容量は無限というわけではないそうで、一定量に達した際はAIをGoogleへ切り替えることで回避しています。とはいえユーザー側はまったく意識せず、学習に専念できます。
Appleの次期バージョンのAPIでは機械学習によるローカルでの音声認識も可能になるため、近い将来にもAppleだけで完結できる可能性もあるとのこと。オフライン対応など含め、今後のアップデートに期待がかかります。いかなるサービスも開発者とユーザー双方にメリットがないと継続は難しいものですが、それを実現できるかどうかはプラットフォームにかかっているという現状がよくわかります。
さらに最新バージョンでは、ビジネス英会話に特化したセンテンスも用意。これまでの会話重視のものから、いっきにコンテンツが倍増しています。お気に入りのセンテンスを登録し、英単語・会話帳としての活用も可能に。細かい点ではダークモードにも対応しました。
ますます魅力を増した隠れた名作アプリ「6秒えいご漬け」は、急ぎ英語力を必要とするビジネスマンにとって、たいへん心強い教材かと思います。何度も契約・解約を繰り返した英会話スクールへ今度こそ......と思いつつ腰の持ち上がらないアナタ、ひと月480円で座りながらやれますので、まずは試してみることをオススメします。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiK2h0dHBzOi8vamFwYW5lc2UuZW5nYWRnZXQuY29tLzIwMTkvMTIvMTYvNi_SAQA?oc=5
2019-12-16 08:00:00Z
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