Rabu, 26 Februari 2020

アップルは悪役にiPhone使用禁止?「最後のジェダイ」監督が発言 - Engadget 日本版

movie
Vanity Fair(YouTube)

アップルは映画などの劇中でiPhoneをはじめ自社製品の使用を許可していますが、それは他のメーカーと同じく、自ずと一定のルールが設定されています。

その点につき、有名映画監督が「悪者がカメラの前でiPhoneを使うことは許可されていない」と発言した動画が公開されています。この発言をした人物は、公開中の映画『Knives Out』(邦題は「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」)や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を手がけたライアン・ジョンソン監督です。

同氏は米Vanity Fairのインタビュー動画で、次のようなコメントをしています(2分50秒辺り)。

また別の面白い話があって、これは言っていいのか分からないな...色っぽい話だからじゃなく、私が作った次のミステリー映画を台なしにするだろうから。でも、それは忘れて言っちゃう。とても面白いんだよ。

アップル ...彼らは映画でiPhoneを使わせてはくれるんです。が、もしもミステリー映画を観るなら非常に重要なことですが、悪者はカメラの前でiPhoneを使うことはできないんですよ。

米MacRumorsによれば、アップルはデバイスの使用形態や、描写方法、および写真撮影方法について厳しい規則を定めているのが知られているとのことです。実際、公開されている商標および著作権使用に関するガイドラインでも、「AppleおよびApple製品または技術の全てに好意的であること」といった字句が確認できます。

そうした方針が関係あるかはどうかは不明ですが、海外ドラマ『24 -TWENTY FOUR -』が放送当時、Wiredは「善人はMacを使用し、悪人はPCを使用している」とのファン理論を紹介していました

またアップル謹製サービスであるApple TV+のオリジナル番組においても、ティム・クックCEOはじめ幹部たちが製作現場に細々と口を出して「邪魔をしている」との噂が報じられ、それを同社のエディー・キュー氏が完全に否定した一幕もありました

そしてiPhoneの重要な市場である中国に配慮して、Apple TV+のクリエイターに「中国を劣悪な状況で描写することを避ける」ガイドラインを提示したとの噂もありました

これらはあくまでも風評や、一監督のみに告げられた例外中の例外の可能性もあります。いつか悪役がiPhoneを使いこなす映画が公開され、Apple TV+のオリジナル番組で自社製品に忖度しないクリエイティブな映像が配信される日が来ると信じたいところです。

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2020-02-26 08:20:04Z
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