Kamis, 01 Oktober 2020

Microsoft、549ドルからの12.45型モバイルノート「Surface Laptop Go」 - PC Watch

MicrosoftのSurface Laptop Go

 Microsoftは10月1日(現地時間)に、低価格クラムシェルノート「Surface Laptop Go」を発表した。

 最廉価なモデルは549ドルから提供される計画で、米国では本日より予約が開始される。小売店などでの販売は10月13日が予定されている(いずれも米国時間)。日本法人の日本マイクロソフトによれば、日本での販売予定もあるという。

4コアのCore i5-1035G1を採用

MicrosoftのSurface Laptop Go、1,536×1,024ドットの12.45型ディスプレイを採用している

 今回発表されたSurface Laptop Goを一言で表現するなら「廉価版Surface Laptop」だろう。上位製品となる「Surface Laptop 3 13.5型」、「Surface Laptop 3 15型」、さらには同じ「Go」のブランドを冠したタブレット製品となる「Surface Go 2」の一般消費者向けモデルを比較したのが以下の表となる。

【表】Surface Laptop Go、Surface Laptop 3 13.5型、Surface Laptop 3 15型、Surface Go 2のスペック比較
Surface Laptop GoSurface Laptop 13.5型Surface Laptop 15型Surface Go 2(参考)
CPUCore i5-1035G1(4コア/8スレッド)Core i7-1065G7/1035G7(4コア/8スレッド)Ryzen 5 3580U(4コア/8スレッド)Core m3-8100Y/Pentium Gold-4425Y(2コア)
GPUIntel UHD Graphics(Gen11, 32EU)Intel Iris Plus(Gen11、64EU)AMD Vega 9,11 GraphicsIntel UHD Graphics 615(Gen9)
メモリ4GBないしは8GB(LPDDR4x)8GBないしは16GB(LPDDR4x-3733MHz)8GB/16GB/32GB(DDR4-2400MHz)4GBないしは8GB
ストレージ64GB(eMMC)/128GB/256GB(SSD)128GB/256GB/512GB/1TB(SSD)128GB/256GB/512GB(SSD)64GB(eMMC)/128GB(SSD)
ディスプレイ12.45型(1,536×1,024ドット,アスペクト比3:2)13.5型(2,256×1,504ドット、アスペクト比3:2)15型(2,496×1,664ドット、アスペクト比3:2)10.5型(1,920×1,280、アスペクト比3:2)
タッチ/ペンタッチ/-タッチ/Surface Penタッチ/Surface Penタッチ/Surface Pen
カメラ(Windows Hello対応有無)720p HD(Hello対応)720p HD(Hello対応)720p HD(Hello対応)1080p(500万画素、Hello対応、前面)/1080p(800万画素、背面)
USB-A111-
USB Type-C(USB 3.1 Gen1 or Gen2)1111
カードリーダー---microSDXC
オーディオ3.5mm×13.5mm×13.5mm×13.5mm×1
マイクファーフィードマイク(デュアルアレイ)ファーフィードマイク(デュアルアレイ)ファーフィードマイク(デュアルアレイ)ファーフィードマイク(デュアルアレイ)
その他ポートSurface ConnectSurface ConnectSurface ConnectSurface Connect
Wi-FiWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac 2x2 MIMO)Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)
BluetoothBluetooth 5.0Bluetooth 5.0Bluetooth 5.0Bluetooth 5.0
WAN---あり(モデルによる)
指紋認証電源ボタンに内蔵---
キーボードフルサイズバックライドキーボード(1.3mmストローク)フルサイズバックライドキーボード(1.3mmストローク)フルサイズバックライドキーボード(1.3mmストローク)オプション(タイプカバーキーボード)
ポインティングデバイス高精度タッチパッド(115×76.66mm)高精度タッチパッド(115×76.66mm)高精度タッチパッド(115×76.66mm)オプション(タイプカバーキーボード)
ACアダプタ39W(急速充電対応:1時間で80%)60+5W(急速充電対応:1時間で80%)60+5W(急速充電対応:1時間で80%)24W
バッテリ容量非公表/13時間駆動(公称)45Wh*実機調べ/11.5時間駆動(公称)45Wh*実機調べ/11.5時間駆動(公称)26.8W*実機調べ/10時間駆動(公称)
カラーアイスブルー/サンズストン/プラチナメタルブラック/サンズストーン/プラチナ/コバルトブルーマットブラック/プラチナシルバー
サイズ(横x縦x高さ)278.18×205.67×15.69mm308×223×14.51 mm339.5×244×14.69mm245×175×8.3mm
重量1.11kg1.31kg(メタルブラック/サンズストーン)/1.25kg(プラチナム/コバルトブルー)1.54kg544g(Wi-Fi)/553g(LTE)/キーボード(
OSWindows 10 Home(Sモード)Windows 10 HomeWindows 10 HomeWindows 10 Home(Sモード)

 Surface Laptop GoのCPUはCore i5-1035G1で、開発コードネームIce Lakeで知られる10nmで製造される第10世代Coreプロセッサとなる。CPUのスペックとしては、4コア/8スレッドのCPUコア、6MBのLLC、ベースは1GHz、ターボ時最大3.6GHzという動作周波数となる。GPUに関してはGen 11と呼ばれる内蔵GPUだが、実行ユニット(EU)に関してはフルスペックの半分の32EUという設定になっている。

 Surface Laptopの上位モデルとなる13.5型モデルでは、Core i7-1065G7/1035G7というGen 11 GPUのEUが64とフルスペック、15型に関してはRyzen 3580UというMicrosoft向けのカスタムSKUが採用されている。同じIntel CPUである13.5型と比較すると、GPUのEUが半分のスペックになっているのが大きな違いとなる。逆に言えば、CPUに関してはLLCと動作クロックの若干の違い程度で、性能が大きく変わるということはないと予想できる。

 その一方でSurface Go 2と比べると差は大きい。Surface Go 2では第8世代Coreプロセッサと1世代前のCPUで、Core m3-8100Y、Pentium Gold-4425Yはいずれも2コア/4スレッドになっており、CPUの物理コアは2つとSurface Laptop GoのCore i5-1035G1の4コア/8スレッドに比べて半分のCPUコアしかない。

 かつ、「Y」表記からも明らかなように、Core m3-8100Y、Pentium Gold-4425YはいずれもYシリーズのプロセッサで、熱設計的にもファンレスになっており、とくにACアダプタに接続してターボブーストが有効になったときの性能差は大きい。Surface Laptop Goは、4コアCPUでUシリーズになっているため、より高性能だといえる。

 メモリは一般消費者向けモデルは4GBないしは8GBとなっており、企業向けモデルにだけ16GBのモデルが用意される。内蔵ストレージは64GBはeMMC接続で、128GBと256GBはSSDとなる。eMMCはスマートフォンなど向けにやや性能を落として省電力にしたインターフェイスになっており、転送速度などでSSDなどに比べて不利になる。従って性能重視のユーザーであれば128GB以上のモデルを検討したいところだ。

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2020-10-01 13:00:00Z
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