コミックマーケット準備会は、2020年冬の開催が延期となった「コミックマーケット99（C99）」について、「コミックマーケット99（及び今後の開催）のご案内」を発表。
規模を大幅に縮小して、2021年5月2日（日）から5日（水）の開催を目指すことを明かした。
20万人から数万人規模に縮小
準備会では、2020年冬の開催中止を7月に発表して以降、「コミックマーケット99」をどうしたら安全に開催できるのか、議論を重ねてきたとコメント。「各種のガイドラインなどに従い、充分な対応を行わなければなりません」とした上で、「今後、状況の改善がどう推移するかを睨みつつ、場合によってはさらに大きな決断をする可能性も念頭に置きながら、準備に臨むことを選択しました」と報告している。
新型コロナウイルス感染症（COVID-19）対策及び、東京オリンピック・パラリンピックの影響で、従来と開催形態が大きく変化するという「コミックマーケット99」。
これまでの様に1日に20万人を集めるような形での開催ではなく、様々な制約条件の下、1日数万人程度の来場者の規模を想定しているという。
大幅な制限を設けて開催を目指す「コミックマーケット99」
具体的の施策としては、参加者の負荷軽減の観点から青海展示棟は使用を断念し、サークル参加・企業ブースや一般参加者、コスプレイヤーなどを含め、出展サークル専用通行証の枚数を減らすという。また、一般参加者は事前に参加証の購入が必要となり、希望者多数で抽選に。コミックマーケットカタログ冊子版を発行する場合も参加証は付属しなくなる。
さらに、サークル参加の1スペースは、机半分、イス1脚、出展サークル専用通行証の枚数が2枚に変更。従来通り追加イスの貸出等は行われず、イスの持込も禁止となる。
コスプレについても、更衣室・コスプレエリアの用意はあるものの、更衣室で一度に着替えられる人数についてはこれまでより大幅に制限するという。
詳しくは公式サイト「コミックマーケット99（及び今後の開催）のご案内」を確認してほしい（外部リンク）。
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2020-11-17 11:41:00Z
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