月面で爆走してみたい!!
惑星探査機は4輪や6輪など安定性に優れたものが多い中、まるで映画『ダークナイト』でバットマンが乗っていたバットポッドみたいな月面探査二輪EV「TARDIGRADE」が作られました。
コンセプト・デザインが気に入られて実物になった
デザインはロシア人のAndrew Fabishevskiy氏で、Hookie Co.の設立者がアイディアを気に入ってCADで設計図を描き起こし、9カ月かかってコンセプト・モデルが作られました。ちなみに、前後に使われるハブモーターはスウェーデンのCAKE製。これまでにも何度か取り挙げてきたEVバイクのメーカーです。
クマムシのサバイバル能力にあやかれるか?
名前の由来は、クマムシで知られる緩歩動物。地球のどこにでも存在し、極限状態でも生き長らえる生物なんですよね。見た目は全然クマムシではありませんが、その凄まじい耐久性にあやかった名前になったのでした。
スペックは?
月面や惑星を走ることを目的に作られた「TARDIGRADE」は、さまざまな機材や荷物を乗せて最高時速15kmで110kmの距離を走るよう設計されています。
見た目は重そうですが、探査車にしては134kgと軽量(月では重さは地球の6分の1になるし)で全高90cm、全長2.6mというサイズ。エアレスタイヤで荒れたレゴリスの上を走ります。また再利用オイルを使っているのでエコというのもポイントとなっています。
L.A.で実物が見られるよ
「TARDIGRADE」は、10月半ばよりロサンゼルスにあるピーターセン自動車博物館に展示されることが決まっています。月面で運転することはできないかもしれませんが、少なくとも実物を拝む機会はあるわけです。シートの下にある金の玉がどんなモノなのか、間近で見てみたいですね。
Source: YouTube, Hookie Co., Behance via uncrate
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiOWh0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvMjAyMS8xMC90YXJkaWdyYWRlLW1vdG9yY3ljbGUuaHRtbNIBPWh0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvYW1wLzIwMjEvMTAvdGFyZGlncmFkZS1tb3RvcmN5Y2xlLmh0bWw?oc=5
2021-10-16 04:00:00Z
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