Kamis, 19 Maret 2020

PS5技術発表、「公開していない箇所」に不満が高まる? YouTube映像に多数の低評価 - Engadget日本版

PS5
ソニーがついに、予告していたプレイステーション5の仕様の一部を公表しました。しかし「The Road to PS5」と題した開発者向けYouTube映像は、高評価が21万に対して低評価が8.9万もの多さ(3月19日17時現在)となっています。

この評価に関しては、元々はゲーム開発者カンファレンスGDC向けに用意された、技術的な解説が大半を占めるセッションの内容を一般にも公開したことから、単にPS5の情報を求める一般視聴者には「難解すぎる」と受け止められた可能性もあります。

が、海外テックメディアBGRは本セッションで「ソニーが発表しなかったこと」を列挙し、そこに視聴者の不満の原因があるとの分析を述べています。

まずBGRは、ソニーがPS5の冷却システム(CPUとGPUに可変周波数を採用し、消費電力を熱暴走にいたらない安全なレベルに保った上で可能な限り性能を発揮する運用を指す)について長々と語ったにもかかわらず、それに関連するPS5の外観デザインをついに明かさなかったことを指摘しています。

対して、競合するマイクロソフトの次世代ゲーム機Xbox Series Xは、本体デザインやメモリとSSDを緊密に統合した「ベロシティ・アーキテクチャ」ばかりか、基板全体を覆うほど大きなヒートシンクなど冷却構造まで明かしています

こうした対照的な姿勢から窺える可能性は、1つにはソニーがPS5の外観デザインをなおも秘密にすることで、消費者の関心を持続させる狙いかもしれないという点。
もう1つは、まだPS5本体を含めた冷却システムを最適化し切れておらず、現時点で明かすのは性能への疑問を招くことを危惧している点が推測できるでしょう。

第2にBGRが挙げているのは、ソニーがPS5用の新型コントローラを公開も言及もしなかったことです。
すでに「DUALSHOCK5」という仮称のもと、PS5開発キットのプロトタイプと称されるハードウェアとともに写真がリークされ、コントローラから心拍数や発汗を読み取れる特許も発見されていますが、ソニー公式からは昨年10月の「ハプティックで没入感向上の新コントローラ」以外の情報は1つも出ていません。

さらに、プロセッサなど具体的なハードウェアに直接関連する箇所を除いて、PS5本体の機能を公開しなかった点ことも不満の一因とされています。たとえばGPUはPS4/PS4 Proとの互換性があり、プロセッサ自体にもPS4レガシーモードやPS4 Proレガシーモードが用意されている......などとは述べられるものの、それ以上の話はしていません。

いくつかの噂では、PS5には5つのPlayStationプラットフォーム(PS1、PS2、PSP、PS3、PS4)すべてのゲームと互換性があるとも囁かれていますが、マーク・サーニー氏は一言も触れませんでした。もっともこの点に関しては、ソニー公式としてはPS4以外との互換性は何の約束もしておらず、「勝手に期待されているだけ」に過ぎない、とも言えます。

なお、価格設定や発売日にも言及はありませんでしたが、ここに関してはXbox Series Xも同じことです。これは過去のゲーム機でもギリギリになるまでは公開されず、まして今年は新型コロナウイルス感染拡大により今後の生産および消費の不確実性が高い点などから、ソニーとMSともに模索している最中と思われます。

MSはXbox Series Xの仕様、設計、本体デザインやコントローラ、および新機能まで公開していますが、年末発売予定のゲーム専用機が3月時点でここまでオープンにされているのは異例の事態です。そうしてソニーとPS5にプレッシャーをかける情報戦が、すでに始まっているのかもしれません。

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2020-03-19 11:12:38Z
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