DACが高性能で高精度で。というのが、もう当たり前の世界だからこそ。
スマホdeリスニングの世界はワイヤレスひとすじとなった昨今ですが、単体のデジタルオーディオプレーヤーの世界はワイヤードが中心。超高解像で音の一粒一粒まで、いや音の輪郭の産毛みたいなとこまで聴き取れる再生環境となると、有線イヤホン・ヘッドホン一択です。Bluetooth機と有線イヤホン、ヘッドホン側の解像力が違うんだから、これはしゃーない。
しかし音楽データに刻み込まれた絢爛豪華もしくは純粋無垢な音をできるかぎり引き出すとなると、プレーヤー選びがちょっと大変。スペックリストの意味を読みとける知識と機材の組み合わせが必要になってくるんですよ。めんどい。
でも大丈夫。僕らには「KANN ALPHA」がありますから。
オーディオプレーヤーブランド、Astell&Kernの新作「KANN ALPHA」は、パワフルなアンプを搭載しているのが一番のウリ。実機を借りて試聴してみたのですが、コイツで鳴らせないイヤホン・ヘッドホンってないんじゃないかってくらいの、パワーあふれるドライブ力が魅力です。
インピーダンスが数百Ωにもなるプロ用ガチすぎモニター機だって怖くない。モバイルなデバイスなのに、据え置き機材用のイヤホン・ヘッドホンが鳴らせる。ボリュームを絞っても低域の存在がしっかりと残っており、リニアリティの凄みも感じちゃう。いやあ、いい時代になりました。値段は約15万円と高いけど、デジカメでいったらα7RIVとかEOS R5、Z 7IIのような存在だもの。
そのかわりといっちゃなんですが、ボディは分厚い。幅68×高さ117×幅25mmと、スマホの3倍はあります。重さも約316gと、片手で持つデバイスとしては3XL級でしょう。
サウンドの傾向ですが…、お、おお…芳醇さをたくわえた優しげトーンが気持ちいいねえ。時間軸における正確さを追求しすぎることなく、精緻さと響きからくるライブ感を両立させたものとみました。合わせるイヤホン・ヘッドホンにもよりますが、これはハッピーな音を奏でる最高峰のプレーヤーかもしれません。
ソニー系のプレーヤーが採用していた、4.4mmのバランス端子も取り入れてきましたし、Bluetooth 5.0対応チップも搭載(ご一緒にLDACとaptX HDもついてきた)。改めて書きますが、ほんと、コイツで鳴らせないイヤホン・ヘッドホンはないんじゃないだろうか。
Source: Astell&Kern
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2020-10-20 08:00:00Z
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