数々のテストにおいて驚くべき結果が報告されているM1チップ搭載MacBookにおいて、今度はコードコンパイルにおける比較テストでもiMac Pro(2019年モデル)に匹敵し、16インチMacBook Proを圧倒する結果が報告されました。
Intelプロセッサ搭載13インチMacBook Proの半分の時間でテスト完了
TechCrunchが行ったコードコンパイルの比較テストにおいて、M1チップ搭載MacBookの、驚くべきパフォーマンスが報告されました。同テストでの結果は、iMac Pro(2019年モデル)に匹敵するものでした。
比較テストは、SafariのブラウザエンジンWebKitのオープンソースコードをコンパイルする時間を計測して行われました。
モデル | コードコンパイル テスト完了時間 |
---|---|
M1チップ搭載MacBook Pro | 20分43秒 |
M1チップ搭載MacBook Air | 25分5秒 |
M1チップ搭載Mac mini | 19分32秒 |
iMac Pro(2019年モデル) | 20分11秒 |
16インチMacBook Pro | 26分56秒 |
Intelプロセッサ搭載 13インチMacBook Pro(2020年モデル) |
46分10秒 |
テスト実行後のバッテリー残量にも大きな違い
コードコンパイルはバッテリーに対する負荷も高いことから、TechCrunchは比較テスト完了後のバッテリー残量にも注目しました。3.2GHz動作のIntel Core i7プロセッサと、32GBメモリを搭載した13インチMacBook Pro(2020年モデル)のバッテリー残量は24%にまで低下したのに対し、M1チップ搭載MacBook ProとMacBook Airのバッテリー残量は、91%だったと報告しています。
この結果から、M1チップはいかに効率的にコードコンパイルを実行しているか理解できると同メディアは評価しています。
Source:TechCrunch via Wccftech
(FT729)
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2020-11-18 15:15:00Z
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