ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、プレイステーション 5/プレイステーション 4用リアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ7」を3月4日に発売する。価格はスタンダードエディションのPS5版が8,690円(税込)、PS4版が7,590円(税込)。
本作は、ドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」シリーズの最新作。現行機向けにグラフィックスが大幅に向上したほか、伝統の“GTモード”が“キャンペーンモード”として復活する。また、今までのシリーズ以上に“カー・コレクション・ゲーム”としてデザインされている本作では、カー・コレクションを始めるきっかけや、ゲームの序盤をナビゲートしてくれる場として、新たに「GTカフェ」が登場する。
スタンダードエディションの他にも、ゲーム本編に、ゲーム内コンテンツなどが付属するダウンロード版「デジタルデラックスエディション」、パッケージ「25周年アニバーサリーエディション」も発売される。価格は各10,890円(税込)。「25周年アニバーサリーエディション」には、スチールブックが同梱される。
【『グランツーリスモ7』Ready Set GT トレーラー】
【『グランツーリスモ7』 | State of Play | 2.3.22 [JAPANESE]】
ゲーム概要
本作には、比類ないディテールで再現されたクラシックカーや、最先端のスーパーカーなど、実に60以上の自動車メーカー、400車種以上のクルマを収録。レースやイベントの舞台となるコースは、実在コース、架空のオリジナルコースあわせて34ロケーション、97レイアウトが用意される。クルマやコースはオンラインアップデートで順次追加される予定となっている。
また、シリーズファン待望の“キャンペーンモード”が再び収録される今作では、おなじみのマップ画面も復活。マップは“カーライフを楽しめるリゾート地”をイメージしてデザインされており、ゲーム中はあらゆるフィーチャーに直接アクセスできるメニューの役割を担っている。
車両の購入や売却、チューニング、レースをしながら、最新のクルマやチャレンジをアンロックし、シングルキャンペーンを進めて行こう。
カー・コレクション
自動車の文化に触れる最初の一歩は、クルマの形と名前を知ること、覚えること。これまでのシリーズ以上に“カー・コレクション・ゲーム”としてデザインされている本作では、カー・コレクションを始めるきっかけとなり、またゲームの序盤をナビゲートしてくれる場として、新たに「GTカフェ」が登場する。
「カフェ」は本作のゲームプレイの中心になる存在。プレーヤーは、さまざまな課題が書かれた“メニューブック”を受託し、それに沿ってカーリゾートの世界を探検していくことになる。
柱となるのは、おもにカーコレクションに関連したメニューブックで、完了させると各車の解説を詳しく聞いたり、またお店にデザイナーが居合わせたときはデザインや思い出話を聞くチャンスも。メニューブックをクリアすることで、自然とクルマの歴史や文化に触れられるようにデザインされている。
クルマを購入できるカーディーラー。今作では、目的別に3つのカーディーラーを使い分けながらゲームを進めていく。1つは、2001年以降の新車を購入できる「ブランドセントラル」。およそ300車種が販売されており、自動車メーカーのなかには、その歴史を知ることができる「ミュージアム」も併設されている。
そして「ユーズドカーディーラー」は、文字どおり中古車専門のディーラーで、新車よりもリーズナブルな価格でクルマを購入でき、中古車のラインナップは毎日更新されていく予定。カーディーラーには、このほかにも歴史的価値がある名車を集めた「レジェンドカーディーラー」がある。
チューニング
クルマを所有する大きな喜びのひとつは、自分の好みに合わせて改造・カスタムすること。本作では、高性能なパーツを購入・装着してクルマの性能を上げることができる「チューニングショップ」が復活。エンジンのチューニングにとどまらず、サスペンションやトランスミッションのギヤ比、ブレーキ、タイヤなど、さまざまなパーツの交換と調整を重ねて自分好みのクルマに仕上げることができる。
また、クルマの外観を好みにカスタムしたり、洗車やオイル交換などの各種メンテナンスを行なえる「GTオート」も復活する。
エアロパーツは、実に650種以上、ホイールは130種以上、さらに実際に測定によって再現されたリアルなペイントカラー約1,200色を収録。ホイールの交換やクルマのワイドボディ化、ロールゲージやエアロパーツの装着などのドレスアップが楽しめるほか、エンジンオイルの交換や洗車も行なえる。
【『グランツーリスモ7』チューナー (Behind The Scenes)】
リバリーエディター
クルマに施されたカラーリングやステッカーなどのリバリーを自在に変更、編集できる「リバリーエディター」も、今作ではよりパワーアップ。
ユーザーインターフェースを改良し、実用性とアクセシビリティが向上。前作「グランツーリスモSPORT」では不可能だった場所にステッカーが貼れるようになったほか、1台あたりのステッカー数の上限が増えたことで、さらに使いやすくなった。
【『グランツーリスモ7』リバリー (Behind The Scenes)】
時間変化・天候変化シミュレーション
PS5版「GT7」では、最新のビデオゲームのトレンドであるレイトレーシングを採用し、より一層、艶やかにクルマの表情を再現。さらに、時間変化、天候変化のシミュレーションも大きく向上し、天候変化はコースのロケーションごとに膨大な気象データ等に基づいて地球規模でシミュレーション。結果、地域ごとの雲や空気感までをも再現することに成功している。
また、時間変化、天候変化は見た目だけの演出ではない。路面温度等に影響を与え、結果的にタイヤのグリップやエンジンパワーに影響するなど、自動車の物理シミュレーションに密接に関係している。雨が降るとコース上の水が多い場所ほどグリップが低下し、やがて通過する車両が多い走行ラインから乾きはじめ、徐々にグリップが回復していく……そんな自然なコンディションの変化が実現されている。
リアルな天候化に対応するため、今作では新たに「雨雲レーダー」を採用。これからの天気を予測できるため、長丁場のレース戦略に大いに役立つ。
スケープス
好きなクルマを所有していると、世界中のロケーションでその写真を撮りたくなるもの。クルマと一緒に世界を旅しながら、奥深い写真の世界を楽しめるのが「スケープス」。撮影の舞台となる“スポット”は43の国や地域で、実に2,500以上のロケーションを収録。各スポットはHDRのテクノロジーによって収録されており、リアルな光の表現と自由度の高いエフェクトによって、現実世界では不可能に近い高度な写真表現を可能にしている。
また「スケープス」ではフォトリアリスティックな撮影、高度なエフェクトや、流し撮りも自由自在。さらに、レース中の躍動感溢れる写真撮影を楽しめる「レースフォト」では、レースのリプレイを一時停止し、そのシーンのなかに入り込むことで、現実では難しいレースフォトを簡単に撮影することができる。
自分で保存したリプレイや写真、あるいは自分でつくったリバリー、ステッカー、カラーリングは「ショーケース」で閲覧可能。それらをオンラインを通じてほかのプレーヤーに公開したり、あるいはほかのプレーヤーが公開している作品をダウンロードすることもでき、作品を通じ、世界中のユーザーと交流を楽しめる。
【『グランツーリスモ7』スケープス (Behind The Scenes)】
ミュージックリプレイ&ミュージックラリー
「グランツーリスモ」シリーズは、初代の誕生当初から“リプレイ”をとても大切にしてきた。
クオリティが高いリプレイは「GT7」でも健在ながら、今作ではさらに進化を遂げた「ミュージックリプレイ」を開発、導入。あらかじめコース上に設定してあるカメラでクルマを追う従来のリプレイに対して、ミュージックリプレイは音楽に合わせてカメラ、カットが自動で生成され、結果、リプレイを再生するたびに違ったカメラワークでリプレイを楽しむことができる。
さらに今作では新たな試みとして、音楽を聴きながら爽快なドライブが楽しめる「ミュージックラリー」を収録。リズムにあわせて減っていく「ビート」がなくならないように走行し、曲を完奏させるとクリア、その時点の走行距離に応じてプライズを獲得できるミニゲームとなっている。
音楽とゲームプレイを融合させた、新しい「グランツーリスモ」の世界を楽しもう。
※「キャンペーンモード」、「GTオート」、「リバリーエディター」、「トライアルマウンテン」、「ハイスピードリンク」、「スケープス」の機能を利用するには、インターネットへの接続が必要。オフライン時はアーケードモードのみプレイできる。
ダウンロード版「デジタルデラックスエディション」
【内容】
・「グランツーリスモ7」PS4およびPS5ゲーム本編
・150,000,000 Cr(ゲーム内クレジット)
・トヨタ GRヤリス特別仕様車
・30種類のPSNアバター
・公式サウンドトラック
パッケージ「25周年アニバーサリーエディション」
【内容】
・PS5用「グランツーリスモ7」(ディスク)
・PS4用「グランツーリスモ7」(プロダクトコード)
・100,000,000 Cr(ゲーム内クレジット)
・トヨタ GRヤリス国・地域限定リバリー
・30種類のメーカー&パートナーのPSNアバター
・「グランツーリスモ7」サウンドトラック※デジタルサウンドトラック
・スチールブック
Gran Turismo(R) 7 ©Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands
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2022-03-03 15:00:00Z
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