最新パーツ性能チェック 第376回
AMDは「Ryzen 7 5800X3D」を「世界最速のゲーミングプロセッサー」であると謳っている。Ryzen 7 5800X3DのCPUコア数は8基と控えめ、かつ動作クロックもRyzen 7 5800Xに比べて低く抑えられているが、3D V-Cache技術を採用することでL3キャッシュを96MBに増やした製品だ。
本稿は新旧ゲーム40本のベンチマークを通じRyzen 7 5800X3DとCore i9-12900Kはどちらが速いか? というテーマに迫る。既に公開されている「40本のゲームで検証!Ryzen 7 5800X3D対Core i9-12900K真のゲーミング最強CPU決定戦(Radeon編) 」では、AMD/インテル両プラットフォームにRadeon RX 6800を組み込んだシステムで検証を行ない、コア数に劣るRyzen 7 5800X3Dがコア数やクロックで優位に立つCore i9-12900Kをフレームレートにおいて上回るという結果が多数観測された。
今回は同じ検証をGeForce RTX 3080を組み込んだシステムで行なう。Radeonとは異なる内部構造・仕様を持つGeForceではCPUの使われ方が変わって当然である。ここも検証しないことには「世界最速のゲーミングプロセッサー」というAMDの謳い文句が本当かどうか検証できない。
今回も次のページからフレームレートを比較するグラフが延々と続く。とりあえずRyzen 7 5800X3D対Core i9-12900Kの勝敗だけ知りたい方はこのページ下の検証環境だけ目を通したあと最後のページに飛ぶとよいだろう。気になるゲームの結果だけ見たいという人は、下のリンクから個々のページへ飛ぶと良い。ゲーム名は全て英語表記がベースになっている。
●ゲーム名別リンク
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiKmh0dHBzOi8vYXNjaWkuanAvZWxlbS8wMDAvMDA0LzA5OC80MDk4NTE2L9IBAA?oc=5
2022-08-02 02:00:00Z
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