宇宙が誕生してから5億~7億年後に酸素が急増したとする証拠をとらえたと、国立天文台や東京大などの研究チームが発表した。宇宙で酸素がどのように生まれ、増えていったのかに迫る成果だという。
宇宙は約138億年前、「ビッグバン」と呼ばれる大爆発で誕生した。宇宙空間には水素やヘリウムといった軽い元素しか存在しなかった。その後、星の誕生や消滅が繰り返されることで酸素などの重い元素がつくられ、宇宙空間に広がっていったとされる。
そのため、宇宙初期の銀河には、酸素などの重い元素をほんのわずかな量しか含んでいないものや、全く含まないものがあったと考えられている。
研究チームは、米航空宇宙局(NASA)のジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡を使い、宇宙誕生から5億~16億年後の銀河138個を観測。銀河を構成するガスから出る近赤外線をとらえ、どのくらい酸素が含まれているのかを調べた。
すると、宇宙誕生から7億~…
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2023-11-11 06:30:00Z
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