「『Oculus Quest 2』発売に向けて作成したFacebookアカウントが、正しい情報を入力しているにもかかわらず、数時間でBAN(停止)された」──こんな投稿がTwitterで相次いでいる。
Oculus Quest 2は、米Facebook傘下のOculusが10月13日(日本時間)に全世界で発売する新型のVRデバイス。従来は、独立した「Oculusアカウント」の作成をユーザーに求めていたが、Facebookはこれを「Facebookアカウント」に一本化。10月以降、新規ユーザーはOculus関連サービスの利用にFacebookアカウントが必須となった。
既にOculusアカウントを使っているユーザーに対しても、同社は2023年1月までに両アカウントの統合を求めている。
しかし、このFacebookアカウントが新規作成から数時間で停止されたという声が、Oculus Quest 2発売直前の12日ごろに続出。作成に必要な実名や生年月日を正しく登録しているにもかかわらず停止されたという報告もあり、「このままではOculus Quest 2が使えない」という不安の声が広がっている。
この事態を受け、Oculusの日本公式Twitterアカウントは12日、「アカウント作成の際には実名と正しい生年月日の登録をお願いいたします。その後は通常通りアカウントを使用し、Facebookのコミュニティー基準に従ってください」と案内。アカウントを正しく登録すれば、Facebookアカウントの停止を避けられると呼び掛けた。
だが、Twitterでは「正しく入力してもアカウントを停止されるのに、回答になっていない」「この状態が続くならOculus Quest 2は購入しない」など、対応が不十分とする声が続出。12日午後には「Oculus」がトレンド入りした。
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2020-10-12 09:31:00Z
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