宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が投下した回収カプセルが8日午前、日本に到着した。落下地点のオーストラリアから空路で羽田空港に輸送され、その後、JAXAの相模原キャンパス(相模原市)に自動車で搬送された。カプセルには小惑星りゅうぐうから採取した試料が入っているとみられ、6年間に及ぶ探査の成果について本格的な分析が始まる。
計画責任者の津田雄一教授は搬入後、報道陣に「他の星に行って帰ってきたのが今もう目の前にある。本当に夢みたいな話」とコメント。カプセルを投下し、別の小惑星探査に旅立ったはやぶさ2を「お使いを全部終わらせて帰ってきてくれた。本当によく頑張ってくれた」とねぎらった。
JAXAの国中均理事は同日午後に記者会見し「試料はセキュア(安全)な状態にできた。今後の分析を確実に実施したい」と報告。新型コロナウイルスの流行で計画の変更も検討したと明かした上で「万難を排してカプセルを回収するという姿勢を世界に見せるべきと判断した」と話した。
りゅうぐうには炭素や水を含んだ岩があると考えられている。試料を調べることで、太陽系や生命の起源に迫ることができると期待される。
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2020-12-08 20:45:00Z
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