Jumat, 05 Februari 2021

HUAWEI Watch Fit、4カ月使って確信した。スマートウォッチはこれくらいがちょうどいい - GIZMODO JAPAN

ほぼ毎日24時間着けてる。

2020年10月2日に発売された、HUAWEIのスマートウォッチ「HUAWEI Watch Fit」。2020年9月に発表されたとき、僕は「これだ!」と思って即予約。発売日から今日まで、ずっと腕に着けています。

それまでスマートウォッチにはそれほど興味がなかった(どちらかというとチープカシオとか集めてた)けれど、HUAWEI Watch Fitはとても気に入っています。いったいどんなスマートウォッチなのか、どんなところが気に入っているのか、お伝えしたいと思います。

HUAWEI Watch Fit

210128HUAWEIWatchfit-02

これは何?:HUAWEIのミドルクラスのスマートウォッチ。

価格:1万5180円(税込・HUAWEI STORE価格)。

気に入っているところ:かわいい。軽い。バッテリーの持ちがいい。必要な機能が揃っている。お求めやすい価格。

そうでもないところ:フェイスの種類。充電端子が独自形式。

購入の決め手は見た目のかわいさとロングバッテリー

僕は、初代Apple Watchが故障するまで3年ほど使っていましたが、それ以降は5,000円くらいの安いスマートウォッチやフィットネストラッカーを使ってはすぐに飽きてしまって、ここ数年は普通の腕時計をしていました。簡単に言えば、スマートウォッチにあまり興味を示していませんでした

初代Apple Watchはそれなりに使ってはいたのですが、いかんせんバッテリーが持たない。毎晩充電する必要があったので、手首から外すとそのあと着け忘れることが続いていて、「いつも身に付けるもの」という感覚がありませんでした。

その後ちょっとだけ使ったスマートウォッチは、画面が縦長のブレスレットタイプで、これはもう画面が見づらい上に操作性も悪かった

何日もバッテリーが持って、操作性や視認性もよくて、デザインもいい。そういうスマートウォッチもあるにはあるんですが、なんせお高い。5万円もスマートウォッチに出す気はない(充電式という時点で一種の消耗品だと思っているので)。そんなこんなで、スマートウォッチ自体に興味が薄れていたんです。

そんなときに、不意打ちのように現れたのがHUAWEI Watch Fit。1万5000円くらいで、1.64インチの有機ELディスプレイはタッチ操作もしやすそうだし、フル充電で10日間持つバッテリーも魅力的。シリコンベルトのカラーリングもポップな感じで、ベルト込みで34gの軽さもよさげだなと思い購入しました。注文してから到着まで数日あったのですが、待ち遠しかったのを覚えています。新製品を予約して買うなんてRICOHのコンデジ「GX100」以来かも(iPhoneは除く)。

必要な機能が揃っている

HUAWEI Watch Fitには、心拍計、ストレスモニター、歩数計、消費カロリー表示、睡眠モニター、各種通知などの基本的な機能が搭載されています。1月下旬からは血中酸素レベル測定機能も追加される予定です(原稿執筆時は未搭載)。これらはHUAWEI Watch Fit上からも確認できますし、スマホ用アプリ「HUAWEIヘルスケア」(iOSAndroid)でもチェックすることができます。

210128HUAWEIWatchfit-03
心拍計。正常値の範囲内。

210128HUAWEIWatchfit-04
ストレスモニター。常に低レベルでほとんどストレスを感じていないらしい。

210128HUAWEIWatchfit-05
活動量計。普段は200〜500歩くらいだが、この日は5,000歩を超えている。近所のイオンの中を歩き回ったおかげ(100円ショップを見に行った)。

また、本体にはGPSが内蔵されているので、ウォーキングやランニングのときのルート追跡や速度・距離計測なども行なえます。

僕は、睡眠モニターを毎日活用しています。これがなかなかおもしろいんですよ。

210128HUAWEIWatchfit-06

就寝時間と起床時間、睡眠時間の表示はもちろん、詳細なモニタリングができる「HUAWEI TruSleep」を有効にすると、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠のサイクルや、呼吸の状態などもチェックしてくれます。これ、なんだかおもしろいので毎日チェックしてますね。どうも眠りが浅いようで、いつも「深い睡眠の連続性」の点数が低めなんですよね…。そんなこともわかっちゃいます。

ほかの機能に関しては、歩数計とかカロリー消費量とか心拍センサーとかストレスセンサーとかは、自動的に取られていますけど、あんまり見ることはないかな。一応アプリ上にも表示されるので見ることは見ますが、睡眠モニターほどじっくり見たりはしていません。そんなに自分のこと、気にしてないんですよね、多分。当たり前のことになりすぎていて、意識しなくなったというか。「今日は5,000歩も歩いてるわー」とか「200歩しか動いてない…」ということは一応確認してますが、だから運動しようともならないわけです。これはもう、僕の人間性の問題ですね。

基本的な機能としては、一通り揃っていると言えるので、不満はありません。ただし音楽関係の機能はないので、そこを基準に考えている人には合致しません。僕はスマートウォッチで音楽を聴くつもりはないので、問題なし。

「フィットネスコース」は最初やったけど…

HUAWEI Watch Fitは、上述した基本的な機能に加え、「フィットネスコース」という機能があります。3分から18分でできる12種類のワークアウトメニューがスマートウォッチに内蔵されており、実行すると画面内にアニメーションが表示され、それを参考にしながら運動ができるというものです。

世間はテレワーク時代に突入したということで、運動不足を気に掛ける声を多く聞きますが、こちとら20年以上家で仕事しているバリバリのホームワーカー。運動不足なんて常態化してしまっています(HUAWEI Watch Fitの歩数計を見ると1日200歩くらいのときとかある)。

210128HUAWEIWatchfit-07
本体のボタンを押して「ワークアウト」をタップするとメニューが表示される。一番上にある「フィットネスコース」をタップ。

210128HUAWEIWatchfit-08
フィットネスコースには12のエクササイズがある。3分のものから18分のものまであるので、お好きなものをどうぞ。

210128HUAWEIWatchfit-09
エクササイズの方法はアニメーションで表示される。エクササイズが始まると振動で区切りを教えてくれる。

一定時間椅子に座りっぱなしの状態だと、HUAWEI Watch Fitが運動を促してくれる機能があり、そのときにこのフィットネスコースの軽い運動ができるようになっています。肩を回したり、足を伸ばしたりといった簡単なものですが、3分くらいならやってもいいかな、なんて思って最初はやってましたよ。でも、そのうちやらなくなり…。まあ、これは僕が怠惰なだけです。

でも、具体的にどんな運動をすればいいのか教えてくれるのはかなり親切。ちょっと息抜きにできるものから、割と負荷の高いメニューまであります。自分で選んで運動することもできるので、ローテーションでやっていけばマッチョになるかもしれません(ならないかもしれませんが)。

210128HUAWEIWatchfit-10

そのほか、ランニングやサイクリング、水泳、ボクシングにダンス、剣道などなど、約100種類のスポーツモードも搭載されています。結構がっつり運動するぜ! という人にも向いているかもしれません。僕は張り切って運動するタイプではないので、この機能は使わないかな…。いや、使ったほうがいいのかな。

着けているのも忘れるほど軽い

毎日ずっと着けているものなので、できればあまり重くないほうがいいですよね。HUAWEI Watch Fitはバンド込みで34g厚さ10.7mmとスリム&ライト。正直、1日中着けていてもまったく気になりません。たまにお風呂に入るときに、取るの忘れてしまうことがあるのですが、5気圧防水なので問題ありません。

210128HUAWEIWatchfit-11
本体の厚みは10.7mm。本体右にボタンがある。

要望があるとすれば、バンドが替えられたらいいなということ。どうやらバンドは外せそうですが、バンド単体は発売されていません。もっといろんな色や材質が選べると、気分に合わせて付け替えられて楽しいかなと思います。

充電のストレスがないのはものすごくいい

実際に使ってみると、毎日の充電が不要なのはとてもいいですね。GPSをオフ、常時点灯オフにすると、フル充電で10日持つということですが、僕の使い方ではだいたい1週間くらいで残り20%くらい残っていました。1週間に一度、気がついたときに充電するくらい。充電のことを頻繁に気に掛けなくていいのは、とても気持ちがラクです。

210128HUAWEIWatchfit-12
充電をすると泡のアニメーションが表示される。

また充電が速いのもいいです。1時間も充電させておけばほぼフル充電になります。5分充電で1日使用できる急速充電にも対応しています。

210128HUAWEIWatchfit-13
赤い枠内が充電端子。マグネット式で左右の区別があるので、逆にはめようとすると反発する。中央にあるのは心拍センサー。

ただ、充電関連でちょっと気になるところが。それは充電端子が独自形状になっている点です。マグネット式になっており接点が2つある専用ケーブルで充電します。USB-CとかmicroUSBではないので、もしこのケーブルが壊れたらと思うと、気が気ではありません。

210128HUAWEIWatchfit-14
この充電ケーブルをなくしたりしたら面倒なことになりそうだ。

万が一ケーブルが故障したり紛失したりしてしまった場合は、HUAWEIのサポートに連絡すれば購入できますが、もっと手軽に手に入るケーブルのほうが安心感があります。

文字盤のセンスが…

僕はiPhoneと連携させているのですが、発売当初HUAWEI Watch FitはiPhoneでは追加の文字盤をインストールすることができませんでした。しかしほどなく「HUAWEIヘルスケア」アプリからインストールすることができるようになりました。

210128HUAWEIWatchfit-15

ワクワクして文字盤ギャラリーを見てみると…、うん、なんだか独特なデザインのものが多い感じ。それでもよさげなものを数種類ダウンロードして使っていますが、「これだ!」というのにはまだ巡り会えていません。

また、自分で表示項目をカスタマイズできる文字盤もまだ多くありません。この辺りは時間が解決してくれるだろうと思っています。

使用前と使用後で何か変わったかな?

購入した直後はうれしくて、フィットネスコースで3分のエクササイズを頻繁にやったりしてたんですけど、今ではそれもやらなくなりました。それが目的で買ったわけじゃなくて、普段ずっと着けていられるスマートウォッチが欲しくて買ったので。

逆に、左手首にHUAWEI Watch Fitがないとなんか落ち着かないようになりました。外出時にスマホ持ってないとなんだか不安な気持ちになるような、そんな感じです。

特に何かに使っているわけじゃないけれど、いつも着けているし、着けていないと不安になる。この4カ月で変わったのはそこですね。スマートウォッチが僕の一部になったような気がします

ライトなスマートウォッチ使いにピッタリ

HUAWEI Watch Fitは、スポーツをするときのパートナーとしてももちろん使えますが、耐衝撃性能などはないのでものすごくヘビーな用途には向いていません。どちらかというと、普段使い+αの用途にピッタリです。

ポップなデザインで、本体が薄形軽量、カスタマイズできる項目は少ないけれど、基本性能は一通り揃っていて手軽に使い始められます。

元々スマートウォッチでやりたいことが、時計の確認+通知を受け取る+睡眠モニターくらい。普通の腕時計だとちょっと物足りないけれど、高価で高機能なスマートウォッチは必要ない。でも、すぐにバッテリーがなくなったり視認性や操作性が悪いのはちょっとな、という、僕の要望にバッチリハマったのがHUAWEI Watch Fitだったんですね。

本気のスマートウォッチはいらないけれど、安価で使いづらいスマートウォッチは嫌だ。そんな人にちょうどいいスマートウォッチです。

まとめ

・カラーは4色から選べます。

・男女問わず使えるデザイン。

・ディスプレイの常時点灯も可能(バッテリーの持ちが少し短くなるけど)。

・シリコンバンドのおかげなのか静電気が起きにくくなった気がする。

Photo&Image: 三浦一紀

Let's block ads! (Why?)


https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvMjAyMS8wMi9odWF3ZWktd2F0Y2gtZml0Lmh0bWzSAThodHRwczovL3d3dy5naXptb2RvLmpwL2FtcC8yMDIxLzAyL2h1YXdlaS13YXRjaC1maXQuaHRtbA?oc=5

2021-02-05 09:30:00Z
CAIiEO2-W7HFQXuEvTcNsPpLH88qGAgEKhAIACoHCAowz7HbCjCk68sBMIuJTA

Tidak ada komentar:

Posting Komentar