Minggu, 04 September 2022

【ビジネス解説】なぜゲオはPS4買取をPS5購入条件にしたのか… (2022年9月4日) - Excite Bit コネタ

ゲームやDVD、書籍などを扱うメディアショップのゲオは、PlayStation5の購入条件にPlayStation4の買取を条件とする抽選販売を打ち出しました。ゲオが運営する「ゲオオンライン」によると、これまで様々な転売対策をしてきたものの、不正な手段、IDが増加傾向にあり、一般のユーザーがPlayStation5を手に入れにくい状況が続いている状況を踏まえたものとしています。

次回PlayStation®5の抽選のお知らせについて(ゲオオンライン)

実際、PlayStation5の転売問題は深刻化し、ゲオに限らず様々な店舗が対策を講じているものの、なかなか状況は好転しません。しかし、PlayStation4の買取という条件は抵抗感も大きく、一般ユーザーからも賛否が分かれています。

今回は、なぜゲオがこのような思い切った施策に出たのか、ゲーム販売店の視点からPlayStation5の転売問題について考えてみたいと思います。

■ゲーム販売店のビジネスモデル
ゲーム専門店や、ゲオのようなメディア複合店がゲームを扱う目的は、多くの場合中古ビジネスが主となります。新品のゲームは、希望小売価格か、やや値引きした金額で売られていることが多いと思いますが、この時の利益は非常に低く設定されています。特にハードは売っても儲けがほとんど出ないことの方が普通です。

ゲームハードやゲームソフトの新品を販売するのは、実は種まきのようなものです。地域のゲームユーザーに販売したゲームは、その一部が買取という形で店舗に戻ってきます。買取価格と中古販売価格は比較的店のコントロールがしやすくなりますので、この差額で大きく利益を確保します。新品販売、買取、中古販売のサイクルで、ゲオなどのゲーム販売ビジネスは回っているといえます。

Adblock test (Why?)


https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vd3d3LmV4Y2l0ZS5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGUvSW5zaWRlXzE0MDIxMS_SAQA?oc=5

2022-09-04 05:00:00Z
CBMiNGh0dHBzOi8vd3d3LmV4Y2l0ZS5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGUvSW5zaWRlXzE0MDIxMS_SAQA

Tidak ada komentar:

Posting Komentar