美術館や博物館、遊園地などでも大活躍しそう。
ドイツにあるケムニッツ工科大学にて、紙のようにペラッペラのスピーカー「T-Paper」が作られました。このスピーカーは表面に印刷することが可能で、音が出る壁紙やポスターとしても利用ができ、輪っかのように丸く繋げると360度のサラウンド音響になります。
環状スピーカー「T-RING」
動画にあるのは4mの長さに56個のスピーカーが搭載されたものを環状にし、「T-Ring」と名付けたものです。スピーカーは頭上にありますが、まるでジャングルのド真ん中にいるかのような錯覚に陥るのだとか。素材の90%は紙でできており、たった150gという軽さも驚きです。
最初は本に使われた
開発したのは学内にある印刷メディア技術研究所。もともとは2015年、イラストが多く掲載され、ページをめくると音が出る本「T-Book」に搭載された機能が下地になっています。
その仕組みは、2層の導電性有機ポリマーを電極として普通の紙や箔に印刷し、その間に圧電層を活物質として挟むことで紙やフィルムを振動させ、空気を変位させて音を出していると説明されています。
このスピーカーは両面にカラー印刷が可能となっています。そして近年はもっとコスパが良く大量生産できる方法を探っているのだそうです。
政府の助成金も得て将来は明るい
同大学によりますと、ドイツ政府はこのプロジェクトに約140万ユーロ(約1億7700万円)の資金を提供しているとのこと。これを使うと今後の家電や住宅や広告が大きく変わりますね。長い通路のどこを歩いても音が鳴り続けていたり、部屋の壁紙全部に使ったらも強烈な没入感が味わえそうです。
Source: YouTube, Technische Universität Chemnitz via NEW ATLAS
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2021-02-06 01:00:00Z
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