夢のような空間だった…。
2021年3月26日に銀座にグランドオープンした、Peak Design(ピークデザイン)初の日本旗艦店。オープンから数日は行列が続いたというファン大注目の、そして待望の直営店でございます。
Peak Designといえば、カメラ用ストラップやバックパックでおなじみのブランド。しかし、使いやすさとデザインが両立したバックパックやポーチは、非カメラユーザーからも人気高し。仕事にもプライベートにも使える見事なデザインなんですよね。
そんな素敵ブランドの旗艦店が、銀座一丁目にオープン。ストラップとバックパックと三脚をPeak Designで揃えている僕にとっては、もはや聖地です。ナチュラルな店構えも美しいのだわ…。
せんぶ揃ってる、ぜんぶ触れる
Peak Design本家の直営店はサンフランシスコにありますが、この銀座のお店はサンフランシスコにある旗艦店とほぼ同じ品揃え。販売している製品は、カラバリも含めすべて揃っています。もちろん、すべて触って試すことができます。収納性が大事なカメラバッグにおいて、試せるってのはコレ大事ですよ。
バックパック以外にも、ストラップや三脚、ポーチまでずらり。Peak Design製品は量販店やカメラショップでも取り扱いがありますが、ガラスケースに入ってることもわりとあって、おいそれと試せないことがあるんですよね。値段が値段だから仕方ないけども。
そうしたモヤモヤも、ここならまるっと解決。気になるバッグやアクセサリーは、中央のテーブルで納得いくまで使い心地を確かめることができます。ここまで大胆なお試しは、量販店だと難しいでしょう。
スタッフさんによると、量販店で満足いくほど試せなかったからここで使い心地を確かめに来たというお客さんもいたそうな。お高い買い物というのもありますが、自分の運用システムがどんな風に入るのかを確かめるのは、カメラバッグにおいて超重要。サイズは大きすぎないか、レンズは何本入るか、ジップの開き具合はどうか。
これは「トラベル バックパック45L」ですが、手持ちのカメラやレンズを全部持ってきて、このバッグに収まるかどうかを確かめに来たお客さんもいたそうな。何時間も入れ方を試行錯誤して、最終的に納得して購入されたそうですよ。アツい話だぜ!
これはストラップの「スライド」と「スライド ライト」。この2種類ってサイズの違いだけだと思ってたんですけど、右側の「スライド」にだけ首もとにパッドが入っているの、僕ここで初めて知りました。量販店だとどちらか1種類だけ触らせてもらうことが多いので、細かい違いに気づけません。比較できるってありがたい。
銀座のPeak Designならではのお楽しみ
ここでしか手に入らない限定グッズといえば、こちらのTシャツ。再生ポリエステル製で環境負荷をおさえつつ、質感は柔らかで印刷の具合もユニークでした。シャツの右側に見えるピンバッジやステッカーも限定グッズで、このお店でしか買えません。サンフランシスコにも売ってませんよ。
で、左上にmobileの文字が見えますが、実はこの一角は2020年にクラウドファンディングが実施されていたPeak Designのスマホアクセサリーを展示する予定だったそうな。本来ならオープン日に間に合う予定でしたが、このご時世でズレこんでしまい、今年6〜7月ごろに届く予定とのこと。ということはその時にもう一回来店することになりそうですな。
Peak Designのはじまりともいえる、初代の「キャプチャー」が展示されていました。カメラをワンタッチでベルトやバッグに装着できるアクセサリーで、2011年にこれが登場してから今年でおよそ10年目。今では「キャプチャー」もバージョン3まで進化しました。僕もはじめはストラップだけ使ってたんですけど、「キャプチャー」の使いやすさに感動してからは、あらゆるアクセサリーをPDで揃えてしまった次第です。
さて、そのストラップですが、このお店の最重要コンテンツともいえる限定アイテムがあります。それがこちら。
オールブラックカラーの「スライド ライト」&「アンカーリンクス」! オープンから3日で完売し、今なお問い合わせの電話が連日来るほどの超人気限定アイテムです。人気の理由をさらっと解説しましょう。
Peak Designのストラップは基本的に2カラー展開。ですが、ブラックカラーであっても差し色に赤が入っていたり、アンカーリンクスにいたっては赤のカラーしかなく、純粋な真っ黒バージョンは今までなかったんです。
それが今回の限定カラーは、ステッチや金具にいたるまですべてが漆黒にブラック。真っ黒だと撮影時に視覚の邪魔にならないし、とにかくカッコいい。ちなみに「アンカーリンクス」は、過去に黄色や青などの限定カラーをリリースしたこともありました。
というわけでファン待望のオールブラックは瞬殺で売り切れたとのこと。再販売予定はいまのところないとのこと。あなや無念…ッ!
使いこなしのヒントや、ここだけのパーツ買いも
いろんな製品に目移りしてしまいそうになりますが、Peak Design直営店の魅力は「PDのプロ(スタッフさん)に使いこなし術を教えてもらえる」点にあると感じました。
例えば今使っているPDのバックパックで「もうちょっとこうできたら良いんですけどね〜」なんて相談すると、色々なアイデアを提案してくれます。「小さなストラップ穴にアンカーリンクスを通す時は、テグスを使うと良い」とかも教えてもらいましたし、PD製品に関する知識がスゴイ!
それから、バックパックを使ってて思うのが「このパーツ、もう1個欲しい」というヤツ。それもここであれば可能で、例えばアンカーリンクスに繋がったこのゴム製のループ「キーテザー」、単品で購入できます。量販店の場合は取り寄せできるかどうかというレベルらしいので、これは活用するっきゃないでしょ。ベルトや仕切り板なども単品で買えますし、色違いのベルトを揃えるなんて荒業もできちゃう。
そして個人的感動ポイントが高かったのがコレ。僕が使ってる「エブリデイトートパック 20L」はフックに吊るすと開きグセが付いちゃうので今まで床において保管してたんですけど、こうして外側のハンドルを絡ませて引っ掛ければ安心じゃあないか…! もう、展示からして使いこなしのヒントが溢れてる。
もっとPeak Designが好きになる
率直な感想は「最高のPeak Design体験が味わえるお店」でした。Peak Designの場合は製品を心ゆくまでお試しできるってだけでも恩恵があるし、それに加えてブランドに精通したスタッフさんに根掘り葉掘りと質問もできる。使いこなしたいって気持ちに応えてくれるのが、とても嬉しかったですね。
銀座の新たな名所になるのはもちろん、遠方から訪れる価値は充分あるお店だと思います。Peak Designを検討するということは、機能とデザインを同時に求める気持ちがあると思うんですよ。質感や使い心地など、自分が納得できるかどうかはことさら重要になってくるはず。
ならばもう、触ってみるしかない。尋ねてみるしかない。製品への情熱と知識が結集した場所「Peak Design Tokyo」へ、ぜひ。
お帰りの際はカタログをお土産に。また限定アイテムが出てくるかもですし、最新情報はお店のTwitterをチェック。
Photo: ヤマダユウス型
Source: Twitter, Kickstarter
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2021-04-22 10:00:00Z
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