今回の裁判は,Epic Gamesによる独自の課金システム「Epic ディレクトペイメント」がApp Storeの規約に違反しているとして,2020年8月にAppleがApp Storeから「フォートナイト」を削除したことが発端となって始まったものだ。
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判決の内容は「Appleの一連の行動は反トラスト法には該当しない」というもので,Epic Gamesには回避した手数料の一部を損害賠償金として支払うよう命じられた。
一方で,裁判ではAppleが提示する以外の課金方法を使用できないシステムの問題点も指摘されており,改善の命令が出されている。改善命令には90日の猶予が与えられ,それまでに間に異議申し立てがなければ施行されるとのこと。
この判決を受け,Epic GamesのCEOであるTim Sweeney氏はTwitterアカウントで「この判決は,デベロッパにとっても消費者にとっても勝利とは言い難い。Epicは10億人の消費者のため,アプリ内決済やストア間の公正な競争のために戦う」とコメントしている。
なお,議事録などの詳細な情報については,裁判が行われた米国カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所の公式サイトで確認できる。Today’s ruling isn't a win for developers or for consumers. Epic is fighting for fair competition among in-app payment methods and app stores for a billion consumers. https://t.co/cGTBxThnsP
— Tim Sweeney (@TimSweeneyEpic) September 10, 2021
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2021-09-11 04:41:41Z
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