アトラスは6月29日、Xbox Game Pass/Xbox Series X|S/Xbox One/PlayStation/PC(Windows/Steam)で発売予定のジュブナイルRPG『ペルソナ』シリーズ3作『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』(P5R)、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』『ペルソナ3 ポータブル』のリマスターについて、Nintendo Switchでも発売すると発表。
今回はそんなスティック型SSDのうち、最大10Gbpsのデータ転送速度を誇るUSB 3.1(現USB 3.2 Gen 2、USB規格の表記方法についてはこちらの記事を参照)に対応した4製品をピックアップし、それぞれどんな特徴を持っているのかチェックしてみた。どれも高速であることには変わりないが、使い勝手やプラスアルファの要素でそれぞれに個性があるようだ。
Microsoft Flight Simulatorと、発売されたばかりのSniper Elite 5は非常に重く、快適にプレイするにはもう少し画質を落とした方がよいだろう。エルデンリングは最大60fpsまでしか出ないゲーム。2,560×1,600ドットでも十分プレイできるが、フレームレートの落ち込みを減らしたいなら最小でも52.2fps出ている1,920×1,200ドットの方でプレイした方がよいだろう。
ここで紹介するのは、アイ・オー・データ機器が販売しているWestern Digitalの「WD Elements SE SSD」。 本製品は軽くて、頑丈で、小型という上述の条件をすべて揃えたポータブルSSDだ。 2TB/1TB/480GBと3種類の容量を用意しており、実売価格は順に2万4,000円、1万4,000円、8,500円前後となる。
ポータブルSSDとしては、最近USBメモリ型(スティックSSD)も登場しているが、ノートPCの側面に接続した場合、大きく出っ張ってしまい、ほかの端子と干渉したり、周りにもぶつかったりしやすい。 WD Elements SE SSDはケーブル接続なので、PCの背面に回しやすいなど、取り回しの自由度は上。ケーブルは取り外せるので、コネクタ分がむき出しになるUSBメモリ型に比べて破損の心配が少ないというのもメリットだ。
エルデンリングは約2.2倍、サイバーパンク2077は約4.4倍、アサシンクリード ヴァルハラは約3.8倍もWD Elements SE SSDの方がロードが高速だ。 ゲーム用のストレージとして使っても十分快適と言える。
PS5の外付けストレージとしても使用可能
WD Elements SE SSDはPlayStation 5のゲームインストール用としても使用可能だ。USB接続の外付けストレージの場合は、PS5専用のゲームは内蔵SSDからの移動だけ行なえる。 ゲームをプレイする場合はPS5の内蔵ストレージに戻さなければならない。プレイ頻度が落ちたゲームの保管用と言えるだろう。
しかし、 PS4用のゲームならば外付けストレージに移動だけではなく、そのままプレイも可能だ。 PS5は内蔵ストレージの容量がそれほど多くないだけに、多くのゲームをインストールしておきたい人にはWD Elements SE SSDはかなり役立つ。
PS5/PS4のストレージにも使える
WD Elements SE SSDをPS5の外付けストレージとしても利用可能だ
PS4のゲームが快適に遊べるか気になる人もいるだろう。PS5の内蔵ストレージとWD Elements SE SSDで、PS4のゲーム「モンスターハンター:アイスボーン」のロード時間を比べてみた。PCゲームと同じく、それぞれのロード時間をストップウォッチで測定。3回実行した平均値を掲載している。
ほぼPS5の内蔵ストレージと変わらないロード時間となった。WD Elements SE SSDなら、PS4用ゲームを十分快適にプレイできる。
手軽で使いやすいと1台持っておきたいポータブルSSD
WD Elements SE SSDはコストパフォーマンスも高く、小さくて軽くて頑丈な上にデータ転送速度も高速。 データの持ち運びだけではなく、クリエイティブ用途、ゲームのインストール先、PS5のゲーム保存用などさまざまな活用法がある。デスクの引き出しやカバンの中に入れて、常備しておきたくなる便利なポータブルSSDだ。 保証期間が3年間というのも心強く、WD Elements SE SSDはポータブルSSDの定番と言える存在だ。