Sabtu, 06 Januari 2024

超高速の砲弾同士を衝突させた様子を超スローモーションで撮影するとどう見えるのか? - GIGAZINE(ギガジン)

動画


対戦車用砲弾や対戦車ミサイル、ビルの爆破解体などに用いられる成形炸薬(さくやく)同士を衝突させた様子をハイスピードカメラで撮影した動画を、これまでさまざまなスローモーション動画を撮影してきたThe Slow Mo Guysが公開しています。

15,000MPH Colliding Explosions in Super Slow Motion - The Slow Mo guys - YouTube

The Slow Mo Guysのメンバーであるギャブ氏(左)とダン氏(右)が登場。


今回の撮影には、以下の画像のような成形炸薬が用いられます。


ダン氏によると、炸薬を発射するには、裏側から炸薬に点火します。


すると、正面のくぼみから炸薬が発射されるとのこと。


炸薬同士の衝突を撮影するため、3台のハイスピードカメラが用いられます。


炸薬同士を衝突させる前に、まずは1個の炸薬を発射してみます。的になるのは、ゲル状の直方体です。


ゲルに向けて炸薬を発射。


ゲルを確認すると、炸薬が通った跡が黒く残っています。


ハイスピードカメラには、黒煙とともに、ゲルの中を炸薬が進んで行く様子がしっかり記録されていました。


ギャブ氏によると、一般的な銃弾の速度は約1343MPH(時速2200km)であるのに対し、今回の成形炸薬の速度は9645MPH(時速1万5500km)でした。


炸薬が貫通したゲルは熱で溶けてしまっていました。


さっそく炸薬同士を衝突させていきます。今回の実験では、鉄板の背面にそれぞれ炸薬を取り付け、もう一方の炸薬に向けて発射します。


大きな音とともに炸薬が発射されました。


炸薬が直撃した鉄板には2つの大きな穴が空いています。


ハイスピードカメラで映像を確認すると、1000FPSでは衝突の様子をハッキリと確認することはできません。


8万2000FPSで撮影しても火柱が立ち上るのみで、正確な情報を入手することは困難です。


また、衝突の瞬間は白く激しく発光し、確認することはできませんでした。


そこで、カメラの露出を下げて、再度実験を行います。


37万5000FPSで撮影すると、発射された炸薬の起動が確認できました。


しかし、衝突の瞬間は不鮮明でした。なお、発射された炸薬の速度は、左から右に発射された炸薬が1万6050MPH(時速2万5800km)、右から左に発射された炸薬が1万5700MPH(時速2万5200km)でした。


1回目の実験よりも鮮明な映像を撮影することには成功しましたが、どちらの映像も衝突の瞬間を明確に記録することはできませんでした。


さらにカメラの露出設定を下げて撮影を行います。


炸薬を発射すると、大きな黒煙が上がりました。


37万5000FPSで撮影した映像を確認すると、発射された炸薬が互いに衝突し、爆発を起こしています。


これまで撮影したどの映像よりも鮮明に衝突の瞬間を捉えることに成功しました。


200万FPSで撮影した映像では、炸薬の先端を明確に捉えることに成功。


500万FPSの映像では、炸薬が発射される様子を超スローモーションで確認することができました。

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2024-01-06 10:00:00Z
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