Google for Startups Campusは、スタートアップが必要とするグローバルなサポートおよびツールを提供する施設です。アーリーからグロースステージの企業を対象に無償で様々なサポートを提供しています。ロンドン、マドリード、サンパウロ、ソウル、テルアビブ、ワルシャワに続く7つ目の施設です。
オープニングに際して、来日しているGoogle CEOのスンダー・ピチャイ氏(上記写真)が登壇。Googleと日本、スタートアップについて彼の思いを述べました。
「今回の東京滞在を心から楽しんでいます。オリンピックスタジアムが出来上がっていく様子を見たり、渋谷で120年以上に渡って提灯を手作りしている企業に訪問したりしました。伝統と革新が共存するこの東京という街に対して深い感銘を覚えます。
日本の起業家とその事業の成功を支援することに、私たちは情熱を持っています。なぜならそれほど遠くはない昔、 Googleもスタートアップだったからです。
2001年、まさにスタートアップだった私たちは、米国外で初となるオフィスを渋谷に構えました。Gmail、Chrome、Androidが登場するずっと以前にGoogle Japanがあったのです。18年後のGoogleはスタートアップではなくなりましたが、私たちの使命が『世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする』であることは今も変わりません。
この使命を全うするためのアプローチは変化しました。世界中の人々に、知識や健康、幸せそして成功をもたらすツールを提供するために、近年はすべての人にとって役立つGoogleを目指し開発に注力しています。
東京に新たに開設したGoogle for Startups Campusや、今春に発表した日本全国でデジタルスキルの獲得を支援するGrow with Googleプロジェクトが、その一端を担うことを期待しています」。
▲「多くの若者やスタートアップに世界はチャンスに溢れていることを知ってもらい、世界のネットワークにジョインして欲しい」と語るGoogle for Startupsグローバルディレクターのアグニエシュカ・ヴィエニェク氏。
Google Tokyo Campusでは、2020年2月からAIを活用したスタートアップ向けに実施する3か月集中型のプログラム「Google for Startups Accelerator」を実施予定。ウェブサイトにて11月19日から12月13日の期間で応募を受け付けています。同プログラムで社会的課題をAI/MLの技術で解決したいと考えているスタートアップが対象です。
同プログラムに選ばれたスタートアップは、Google for Startups Campus内のワークスペース利用や、Google 社員によるメンター支援、トレーニング プログラム等を受けることができます。
募集開始 : 2019年11月19日
募集締め切り : 2019年12月13日18時
参加企業の発表 : 2020年2月中旬頃を予定
プログラム実施機関 : 2月中旬〜5月末(予定)
応募:Google for Startups Acceleratorから
Google Tokyo Campusは今後、日本のニーズを調査して様々なステージの企業や人を対象にしたプログラムを実施予定するとしています。
▲Google for Startups Campus内のワークスペース(提供 : Google )
▲オープニングイベントでは各関係者がズラリと勢揃い。左から、グーグル日本法人代表ピーター・フィッツジェラルド氏、同バイスプレジデントの岩村水樹氏、一般社団法人WheeLog代表の織田友理子氏、達磨、総務大臣の高田早苗氏、Google CEOのスンダー・ピチャイ氏、株式会社シナモン代表の平野未来氏、Google for Startupsグローバルディレクターのアグニエシュカ・ヴィエニェク氏。
Google for Startupsのオープニングイベントはダルマの目入れ式です。渋いぜ! pic.twitter.com/zH808jFW2J
— Engadget 日本版の田沢梓門 (@samebbq) November 19, 2019
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiM2h0dHA6Ly9qYXBhbmVzZS5lbmdhZGdldC5jb20vMjAxOS8xMS8xOS9nb29nbGUtY2VvL9IBAA?oc=5
2019-11-19 11:42:00Z
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