Selasa, 12 November 2019

アップルが無効訴えたRAW動画特許の異議申立て、REDに軍配。しかし友好関係は維持 - Engadget 日本版

REDCODE RAWというのは、カメラセンサーから書き出されたいわゆる"生"のRAWデータではなく、目で見てわからない程度の軽い圧縮をかけたファイルとして出力することで利便性とのバランスをとったデータ形式です。実際にはRAWではないため、"半生"とか"圧縮RAW"などという矛盾した呼び方もされています。

Appleの主張は冒頭に記したとおりですが、ProRes RAWの記録のしくみが「メモリ上に映像データをキャプチャ、圧縮、保存するビデオカメラにおいて、センサーが出力したRAWデータを保存する際にREDの技術に関連する」とApple Insiderは説明しています。おそらくは、そこで発生する特許使用料の絡みを回避したい意図がAppleにはあると考えられます。

一方REDのほうはといえば、ソニーからも2013年に同様の訴えを起こされたものの、そのときもこれを退けています。今回の勝利は、その特許の有効性にさらに太鼓判を得た格好になったと言えるかもしれません。なお、RED社長のJarred Land氏はいまもAppleとは友好関係にあり「リアルタイムR3D再生のためのMetalフレームワークへのRED技術の統合は順調に進んでいる」と述べています。

今回は証拠不十分とされたAppleですが、再度何らかの証拠をそろえて再び申し立てをする可能性があるかはわかりません。動画編集界隈では、ATOMOSのような外部RAWレコーダー機器を開発する企業はREDからProRes RAWのライセンスを得ています。一方、豪映像機器メーカーのBlackmagic Designは、REDの特許に抵触しない独自のBlackmagic RAWを開発して展開しています。

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2019-11-12 10:00:00Z
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