ダウンロード、できます!
アメリカ地質調査所の科学者チームが月の地質図を公開しました。アポロ時代の地図6種類(2013年)をもとに、ルナー・リコネサンス・オービターによる最新の衛星データが組み込まれているといいます。
地図は、1/5百万縮尺。すなわち地図上の1mmは月の5kmを表しています。MARE VAPORUM(霧の海)やSINUS AESTUUM(熱の入り江)などの名称入り。色分けによって、地形や地質などの情報が示されています。
地図について「科学者のあいだで共通言語を設定するのに役立つでしょう」と米Gizmodoに語ったのは、USGSの調査地質学者であるJames Skinnerさん。科学者界や、将来の月探査に役立つことを期待しているとのこと。
月の地質学的な情報をもとに施された色分けは、岩の種類や時代を表しています。たとえば黄色は、10億年前から今日まで続いたコペルニクスのクレーターを示しているとのこと。陰影は地形情報を表しています。
地図を利用する科学者らが危険性やリソースに関する情報、開発予定エリアを示すのにも使えるとSkinnerさんは話しています。ただ、細やかなレベルまで掘り下げてマッピングするのは難しく、この地図の縮尺を踏まえると、現在の月に関する知識のサマリーとして機能するのではないかと考えられます。
地図はGIS(地理情報システム)フォーマットで利用可能。Skinnerさんが米Gizmodoに語ったところによれば、これで最終形ではなく、科学者の新たな発見に合わせて調整されていく見込みとのこと。ハイレベルな概観になっていて、より細やかな部分まで解明するにはもっと“高解像度な”地図が必要になります。
アメリカ地質調査所の科学者チームによれば、科学者はもちろん、より広範な人たちの目に留まることを願っているとのこと。こんなに夢に満ちたカラフルな月の地図ですから…フレームに入れて飾っても素敵ですよね!
月の地質図は、こちらからダウンロード可能です。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiKmh0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvMjAyMC8wNS8yMTE5MzYuaHRtbNIBLmh0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvYW1wLzIwMjAvMDUvMjExOTM2Lmh0bWw?oc=5
2020-05-16 09:00:00Z
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