地味だけど五感に刺さる進化です。
新しく発売された「Nintendo Switch(有機ELモデル)」、実はディスプレイだけでなくスピーカーも大きく進化してるんです。その進化っぷりは公式の開発者インタビューにもあります。
でも、触ってるうちに「あれ、これも進化なんじゃね?」という点に気づきました。それが、スピーカーの配置による臨場感向上です。
新しいスイッチは振動スピーカー原理を使っている?
新しい「Nintendo Switch(有機ELモデル)」は、スピーカーが背面下部、斜めに配置されています。比較記事でも確認しましたが、通常モデルは背面下部に背中向きに配置されていまして、配置箇所が違ってるんです。
じゃあこの斜め配置はどんな効果を生むのか。結論から言うと、スピーカーとテーブルが接することでテーブルが振動スピーカー化し、共鳴により通常モデルよりも迫力ある音が味わえます。
詳しく解説しましょう。こうしてテーブルモードにした場合、スピーカーがテーブルに当たりますよね。この状態で音を出すと、テーブル自体がスピーカーとして振動するんです。テーブル自体が振動板として音を出すので、けっこう迫力ある音が聞こえるんですよ。
有機ELモデルと通常モデルのスイッチとで、ホーム画面のアイコン選択時のピピピ音でブラインドテストをしました。2人テストして2人とも有機EL版の音を当てたので、確実に音に変化はあります。とはいえこれはスピーカー自体のチューニングにも関わってくるところ。
臨場感の部分でいうと、最大音量で鳴らした時の音の割れ感、籠もり感、高域の伸びやかさなどに大きな違いを感じました。振動スピーカーは設置するものの材質で音が変わるので、木製のテーブルの上で鳴らすのと、会議室の机で鳴らすのとでは、若干音のキャラクターが違うのも興味深い。
ちなみに、もっとも音がキレイに聞こえたのはMacBook Proの上に乗せたときでした。やはり金属は高域がキレイに鳴る…。
あと、スピーカーの向き的にクッションや布団の上でプレイするとやや音がこもりますが、聞こえなくなるほどではないのでご安心を。寝ながらプレイでも相変わらず楽しめますよ。
Bluetoothオーディオには変化なし
2021年9月、Nintendo Switchはシステムバージョン13.0.0にてワイヤレスイヤホン/ヘッドホンと接続できるようになりました。Bluetoothオーディオってやつですね。
もちろん、新しい有機ELモデルもBluetoothオーディオに対応済み。実際に試してみましたが、遅延や音質に違いは感じられませんでした。やはりここはイヤホンの性能だけが影響してくる模様。ということは、普段からワイヤレスオーディオでプレイする人は、有機ELモデルのスピーカーの話はあまり関係ないともいえる。
有機ELモデルは、テーブルモードをもっと楽しくしてくれる
画面の綺麗さと大きさだけでなく、サウンドまで素敵になった「Nintendo Switch(有機ELモデル)」。テレビに繋がずとも、かなりリッチな体験が味わえるようになりましたよ。テレビに繋がない私室用スイッチとして、かなり欲しい…!
Source: 任天堂
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2021-10-08 10:05:00Z
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