『ポケットモンスタースカーレットバイオレット(ポケモンSV)』の対人戦で有用なポケモンの1匹「キノガッサ」の育成論やおすすめのテラスタイプ、対策方法を掲載・解説しています。
キノガッサの基本情報
タイプ | かくとう くさ |
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特性 | 直接攻撃を受けると、30%確率で相手を「どく」「まひ」「ねむり」状態のどれかにする。 |
「どく」「もうどく」状態になってもダメージを受けず、ターン終了時に最大HPの1/8のHPを回復する。 | |
テクニシャン 隠し特性 威力が60以下の技の威力が1.5倍になる。威力の変動する技や、技の影響で威力が変動している場合も効果がある。 |
キノガッサの種族値
キノガッサのタイプ相性
キノガッサの解説
キノガッサは命中率100%の催眠技「キノコのほうし」を扱える物理アタッカーです。
とくせいは「ほうし」「ポイズンヒール」「テクニシャン(夢)」の3つが存在しますが、こちらの記事では夢特性のテクニシャンを採用した型、通称”テクニガッサ”について詳しく紹介します。
他のキノコのほうし使いとの差別化点
今作でこの技を扱える他のポケモンは ノノクラゲ 系列、タマゲタケ系列、モロバレルの古代の姿 アラブルタケ の3種となります。
キノガッサとこれらのポケモンを比較すると、耐久面で劣っていますが、最も素早さが高く、「キノコのほうし」を上から撃てる範囲が広い点や、こうげき種族値130と非常に高い点で優れています。
(リククラゲの方が素早さ種族値は高いですが、とくせいの影響で後攻になります。)
キノガッサの育成論
テクニシャン型
※技 キノコのほうし は キノココ がレベルわざで習得します。進化後の キノガッサ は覚えないため、かならず覚えさせてから進化させてください。
テクニシャン型の解説
キノコのほうし で自分より遅いポケモンは全員眠らせることができる点が非常に凶悪なポケモンで、採用している技は全て威力60以下のため、特性の「テクニシャン」補正(×1.5)も乗ってきます。
相性の良い きあいのタスキ を持たせることで、生き残って マッハパンチ で削ったり、自分より早いポケモンに無理やり キノコのほうし を通したりできるようになります。
性格を考察
パーティ単位で重い(苦手)ポケモンが最速キノガッサより遅い場合はようきをオススメしますが、基本的には火力を伸ばせるいじっぱりの方がオススメです。
一例として、マッハパンチでHP252振り バンギラス を確定1発で倒すことができますが、ようきの場合同じバンギラスには50%程度の確率で耐えられてしまいます。
ようき個体を使用するメリットとして、すばやさ実数値133以下の相手(いじっぱりの場合、122以下の相手)に上からキノコのほうしを撃てるようになります。また、岩石封じを1回当てると130族( サンダース や コオリッポ )まで抜けるようになります。
テラスタイプを考察
テラスタイプをいわにすると、キノガッサが苦手とするほのおタイプひこうタイプの技を半減で受けられるようになる点や、技 がんせきふうじ にもタイプ一致補正が追加される点で優秀です。
くさやかくとうテラスタルを選択すると4倍弱点を消しつつ、テラスタルしたタイプの技の一致補正が1.5倍→2倍に伸びます。 つるぎのまい を採用する場合は がんせきふうじ を切るため、これらのタイプにテラスタルすることをオススメします。
テクニシャン型の運用方法
※くさタイプのポケモンには キノコのほうし の効果は無効化されます。
高いこうげき種族値+タイプ一致補正+テクニシャン補正で高火力なポケモンです。
有利対面ができた場合 キノコのほうし を撃っておくと、突っ張ってきた場合はそのまま攻撃して倒すことができます。引かれた場合にも引き先を眠らせることができ、サイクルで有利を取り続けることができます。
キノガッサより遅いポケモンと対面すると一方的に眠らせることができる点が非常に強力で、対策を怠るとパーティが半壊してしまいます。そのため、選出誘導力(相手の選出を絞ること)にも長けています。
先発で出して相手ポケモンを突破したり、起点作りをするのが強力です。耐久面は貧弱かつ きあいのタスキ を持っているため、受け出しは勿体ないです。2体目以降で出す場合は死に出し(他のポケモンが倒された際に出す)するようにしましょう。
どのポケモンを使用する際にも言えますが、相手のすばやさを把握しておきましょう。特にキノガッサは キノコのほうし でハメられる範囲や、 がんせきふうじ 後に抜ける範囲を把握しておかないと事故が起きてしまいます。
テクニシャン型キノガッサと相性のいいポケモン
ポケモン |
型 |
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先発起点作り型(HB,HD振り)、アタッカー型(HA,AS)など ステルスロック を展開することで相手の後続のタスキやがんじょうを潰すことができ、試合を破壊しやすくなります。 キノガッサが苦手なひこうタイプやほのおタイプを半減で受けることができます。 特性「すなおこし」とキノガッサのタスキとの噛み合いが悪く、キノガッサが先制されてしまう状況だと砂ダメで倒されてしまうので、砂ターンの管理には細心の注意を払ってください。 |
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特殊アタッカー型(CS振り)など キノガッサが苦手なひこうタイプの技を受けると、次のでんきタイプの技の威力が2倍になる”じゅうでん”状態になる新とくせい ふうりょくでんき を持っています。 技範囲はひこう、でんきでむしひこうみずタイプに有利です。 |
キノガッサの対策
テクニシャン型キノガッサの対策方法
先発で出すポケモンをキノガッサに有利なポケモンにすると良いです。そのポケモンが処理されない限りキノガッサは動きづらくなります。裏から出てきた場合対処ができなくなって困るので、相手の選出ポケモンが判明するまでキノガッサ対策のポケモンは温存しておいてください。
また、耐久力を きあいのタスキ に依存するポケモンのため、 ステルスロック や、天候系ダメージ(すなあらしやあられ)で予めつぶしておくと、キノガッサより早いポケモンで攻撃するだけで倒せてしまいます。
キノコのほうしを無効にする方法一覧
ラムのみ はすべての状態異常を1回無効化することができます。
くさタイプのポケモンはキノコのほうしを無効化できます。
特性 ふみん はねむりの状態異常になりません。
ぼうじん は天候系ダメージを受けなくなり、 いかりのこな などの粉系もまとめて無効化できます。
そうしょく の場合はくさ技を無効化しつつこうげきを1段階上昇させることができます。
アイテム ぼうじんゴーグル を持たせるととくせい ぼうじん と同じ効果が得られるため、キノコのほうしを無効化できます。
技「 ちょうはつ 」や「 みがわり 」をキノガッサより早いすばやさから使用することでも キノコのほうし を無効化できます。
また、フィールドが「エレキフィールド」や「ミストフィールド」になっている時は、接地しているポケモンはねむり状態や状態異常にならなくなります。
キノガッサ対策におすすめのポケモン
ポケモン |
型 |
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物理受け型(HB振り),特殊受け型(HD振り)どちらでも有利 キノコのほうし を無効化でき、自身も同じ技の使い手です。 タイプ相性面ではキノガッサ側の攻撃を半減以下で受けることができます。 |
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物理アタッカー型(AS振り)など 夢特性 はやてのつばさ で先制して攻撃できます。4倍弱点かつ連続技のダブルウィングでタスキも貫通できオススメです。 タイプ相性面では有利ですが、サブウェポンの がんせきふうじ が4倍弱点なことや、キノガッサがテラスタルでタイプをいわに変えてしまうとメインウェポンが全て半減されてしまう点に注意が必要です。 |
その他、ラムのみを持っていてキノガッサより素早さが高いポケモンもオススメです。(メインウェポン+マッハパンチで落ちないだけの耐久は必要です)
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2022-11-23 11:45:07Z
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