多くのプレイヤーが一堂に介し、ただのゲームに留まらない魅力を持つMMOというゲームジャンル。一方でサーバーの維持にコストがかかる都合上、サービス終了を迎える宿命を抱える側面もあります。そういったサービス終了済みのMMORPGの一つ『City Of Heroes』が11年の時を超え、公式ライセンスを受けて復活しました。
グレーゾーンだったプライベートサーバーが公式化!
2004年にリリースされ、8年間もプレイヤーに愛されたスーパーヒーローMMO『City Of Heroes』。海外ゲームメディアKotakuの2012年の記事では、サービスが終了する際に大規模なデモが行われたといいます。2019年には非公式のプライベートサーバーが存在していたことをサーバー運営者がソースコードとともに公にし、いくつかの他のプライベートサーバーが現在まで運営されてきました。
しかしプライベートサーバーの存在は法的に認められたものではないため、開発元の鶴の一声で容易に崩壊してしまうことが予想されていました。ところが1月4日、『City of Heroes』非公式ファン運営プロジェクトHomecomingの開発者は、本作の開発元であるNCSoftが同プロジェクトに対し公式ライセンスを提供したことを発表しました。
ファンの小さな活動が実を結ぶ奇跡的な復活劇
アカウントのロールバックや制限も特になく、これまで通りの運営が可能だといい、新たなコンテンツの開発も続けるとのこと。運営資金についても現時点では非公式の際同様寄附のみで賄っていく予定で、ゲームのプレイは無料だといいます。権利は依然としてNCSoftが保持しますが、両者は非常に前向きな関係を築けているとして、現時点で問題が発生することは無いだろうと見解を示しています。
11年に渡るファンの小さな活動が実を結んだ今回の出来事。様々なゲームが生まれては消える中、どうしても復活を望むタイトルがあるというプレイヤーには希望を持てる一例と言えそうです。
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2024-01-05 06:00:04Z
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