道にある壺、あれはいいものだった
▲台北市内。道はあるがモンスターはおらず壺も目的地もありませんそもそもDQウォークは日本向けのアプリのため海外に正式対応していません。ですが、Googleマップと連動しているためかログインすることは可能で、道も表示されます(すべての海外ではありません。台湾は大丈夫でした)。
ただ前述のとおり、モンスターも、メガモンスターもいないので、普通にログインするだけでは経験値を獲得することができないので、下記の2つの方法でモンスターを出現させる必要があります。
①クエストで目的地を設定すると出てくるモンスターを倒す
②においぶくろを使ってモンスターを呼んで倒す
目的地を設定する場合、問題がひとつあります。それは「登録された目的地がない」こと。台湾では道はあっても施設などの登録がなく目的地が出てこないため、任意で目的地を選べる「選択目的地」を使用することになります。ただ、この選択目的地は1日1回しか使えないため、それ以降は「導きのつばさ」を消費しないといけません。
ただこれにはiPhoneだと抜け道があります。標準アプリの「マップ」で任意の場所を決めて、右下の「共有」の中から「DQウォーク」を選ぶと、DQウォーク側で目的地として設定可能です。この機能を活用して「導きのつばさ」を消費しなくても目的地の設定はできました。
においぶくろを使ってモンスターを呼んで倒す場合、気をつけるべきことはとくにないのですが、たった5分間しかモンスターが出てきません。また、一度に出現するモンスターは2組と決まっており、2組倒すとしばらく待ち時間が発生します。
それに加えてキツいのが、壺がないことです。DQウォークの回復手段は、自然回復、自宅回復、スラミチの回復(1日1回、以降はジェムが必要)と、壺の回復があります。壺以外はどれも気軽に使えないため、モンスターを出現させても早々にMPが切れて詰みます。日本にいれば3分も歩けば出会える壺ですが.........。
平和な世界にモンスターを放ってしまったという罪悪感
と、ここまでモンスターを出現させる方法について話をしてきましたが、結果的に僕は台湾でのDQウォークはログインボーナスをもらうのみに留めました。その大きな理由が、平和な世界にモンスターを放ってしまった罪悪感を感じたから。
先ほどから述べているとおり、台湾(海外)ではモンスターは1匹もおらず、平和そのものです。はじめは「ここは荒野かな?」と思っていたのですが、道に名前もついていて整備もされているところを見ると人が暮らしているんでしょう。
当初はそんな想像もせず、においぶくろを使ったり、目的地を設定したりしてモンスターを倒しまくっていましたがスラミチの言葉で我に返りました。
その言葉がこちら。これはサブクエスト「ゴールド獲得クエスト」の時にスラミチが言うセリフです。平和な世界に「お金が欲しい」という理由でモンスター(まもの)を解き放ったうえに、「クエスト依頼者からゴールドを巻き上げているのでは?」と想像してしまい手が止まりました。
あくまでも個人の勝手な解釈ではありますが、「スライム一匹いない優しい世界にモンスターを放ったのおれじゃね?」という罪悪感が次第に拭いきれなくなってきたんです。そんなことを思っていたら、『ドラゴンボール』の孫悟空のセリフを思い出しました。
「オラがいねえほうが 地球は平和だって気がすんだ」
これはセル戦のあとZ戦士たちがドラゴンボールで悟空を生き返らせようとしたときに悟空が言うセリフ。悟空と自分を重ねるのはおこがましいですが、「平和な世界に勇者や冒険者はいらない」と思ったのでログインだけに留めることを決めた、というのもあります。
なんというか、モンスターがいてこその冒険者であり勇者なんだと実感した台湾でした。日本ではモンスターの親玉みたいな「りゅうおう」が登場しているんですよね。世界の半分とかまじでいらないので、早く討伐させて欲しいです!
余談:今回の台湾はポケモンGOの台湾イベントへの遠征でした。ポケモンGOも面白いのでぜひこちらの記事もご覧ください。
https://japanese.engadget.com/2019/10/06/OPIJI/
2019-10-06 08:30:00Z
CBMiL2h0dHBzOi8vamFwYW5lc2UuZW5nYWRnZXQuY29tLzIwMTkvMTAvMDYvT1BJSkkv0gEA
Tidak ada komentar:
Posting Komentar