PCなしで簡単録音、CDレコミュージックによる曲/アルバム名の自動検索機能も
アイ・オー・データ機器は4月30日、スマートフォン向けアナログレコーダー「ADレコ(AD-1)」を発表した。価格は8000円(税別)で、5月中旬に出荷開始予定。
ADレコ(AD-1)は、MDやカセットウォークマン、レコードプレーヤーとスマートフォンを接続して、同社の無料アプリ「CDレコミュージック」で録音操作をするだけで、スマートフォンに懐かしの音源を取り込むことができるアナログレコーダー。
PHONO IN、LINE IN、LINE OUT、アース端子を備え、赤・白のジャックを持ったレコードプレーヤーや、イヤフォンジャックを持ったMDウォークマンなどはLINE INを、フォノイコライザー非搭載などのレコードプレーヤーなどはPHONO INを使って接続できる。加えて、スピーカーやアンプをADレコ側のLINE OUT端子につなげれば、録音中の音の確認も可能だ。
対して、スマートフォン側の接続端子はUSB Type-Aで、USB Type-Cの変換ケーブルが付属しているので、USB Type-C搭載のスマートフォンの場合はそのまま接続して録音できる。iPhoneの場合はApple純正の「Lightning-USB 3 カメラアダプター」が別途必要になるが、用意すれば同様に録音可能だ。なお、Micro USBについては対応していないので注意が必要だ。対応機種については動作確認機種を公開予定とのことなので、そちらをチェックしてほしい。
操作方法としては、スマートフォン側のCDレコミュージックで録音ボタンを押し、接続デバイスでも音源を再生。曲が終わったら録音ボタンを再度押して停止するだけで簡単に録音可能。加えて、CDレコミュージック側がGracenote MusicID-Streamから自動で検索して楽曲を特定し、検索がヒットすれば曲名、アルバム名、アーティスト名、ジャケット写真などが反映される。さらに、アルバムを一気に録音した場合でも、録音中に曲間を自動で判別して曲単位のファイルにしてくれるのもうれしいポイントだ。
録音したデータは、FLAC(CD音質)AAC 320kbps、AAC 256kbps、AAC 128kbps、AAC 96kbpsの5段階の記録形式が選択可能。個人的には実家にあるはずの昔のラジオを録音したカセットの音源などを復活させたいなと考えている。昔カセットやMDに録音してあったけど、今CDがなかなか入手できないし、データでも販売していない音源などが結構あるという人は、ADレコ(AD-1)で復活させてみてはいかがだろうか。
エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
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保存形式 | WAVE |
記録形式 | FLAC(CD音質)AAC 320kbps、AAC 256kbps、AAC 128kbps、AAC 96kbps |
入力端子 | PHONO IN L/R×各1(RCAジャック)、LINE IN(ステレオミニジャック)※MCタイプのレコードプレーヤーを接続する場合は別途フォノイコライザーアンプが必要 |
出力端子 | LINE OUT(ステレオミニジャック) |
インターフェース | USB 2.0 |
電源 | USBバスパワー |
対応機種 | iOS、Android OSを搭載したスマートフォン・タブレット端末(iOSの場合はApple純正の「Lightning-USB 3 カメラアダプター」が別途必要、Android OSの場合はType-C端子搭載端末のみ対応、Micro USBは非対応) |
対応OS | Android 5.0~10.0、iOS 11.0~13.0 |
サイズ | およそ幅18×奥行57×高さ13mm |
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiKmh0dHBzOi8vYXNjaWkuanAvZWxlbS8wMDAvMDA0LzAxMS80MDExMzIwL9IBAA?oc=5
2020-04-30 02:00:00Z
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