マイケル・ジャクソンは歌手や作曲家として大成功を収めて「キング・オブ・ポップ」の異名を取りながら、2009年に惜しまれつつ早逝した人物です。
その友人であり元マネージャーによる電子書籍の新刊「Michael Jackson:The Real Story(マイケル・ジャクソン:真実の話)」では、かつてマイケルがアップルやディズニーなどの買収を検討していたことが明らかにされています。著者のディーター・ウィズナー氏はマイケルの側近として、最後の10年間をともにした方です。かつて「素顔のマイケル・ジャクソン」という本を送り出したことでも知られています。
この新刊のプレスリリースによれば、本書はマイケルの「先見の明あるビジネスの天才」としての側面に焦点を当てたもの。一緒に世界を飛び回るなかで親密となり、ビジネスから生活まで全てを話し合った立場から、同氏でしか知り得ない数々の新事実が盛り込まれているようです。
本書で特筆すべきは、電子書籍(ePubフォーマット)という利点を活かし、15以上のボイスメールを含んだ一次資料集にもなっているという点です。ボタンをクリックするだけでマイケルの肉声により、極秘計画や第2の人生への展望など、様々な話題に関するメッセージが聞けると謳われています。
そうしたメッセージの1つには、「これはマイケルジャクソンの呼び出しです。このメッセージが表示されたらすぐに電話してください。私が話したいのはとてつもない最高機密です。ドイツまたはスイスの銀行が必要です。スイスまたはドイツの銀行で10億ドルを調達したいのですが、完全に秘密にしておく必要があります!」と語られているとのことです。
そこでマイケルが事業買収とパートナーシップを望んでいた企業には、アップルやディズニー、それにマーベルコミックが含まれていた――そうプレスリリースには書かれています。
1990年代後半、スティーブ・ジョブズ氏が復帰する前の低迷していたアップルに対して、マイケルの莫大な資産があれば確かに買収も不可能ではなかったのでは......との想像も膨らみます。
また別のボイスメールには、マーベルコミックに関する興味深い"計画"が語られています。すなわち、スタン・リーが協力してくれるなら、新たなキャラクター「マイケル・ジャクソン」を創れるだろうと......。「私たちは最先端のフィルム、最先端の視覚効果を駆使して、ただ素晴らしいことをしたいのです」とあり、スパイダーマンとともにマイケル(キャラクター)が活躍する映画を夢見ていたことが示唆されています。
本書はすでにApple Booksで販売中であり、日本からも購入できます(29.99ドル、約3200円)。興味のある方は一読の価値がありそうです。
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2020-05-14 03:00:56Z
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