Samsung Electronicsは8月5日、オンライン発表会「Unpacked 2020」を開催し、最新のペン対応Androidタブレット「Galaxy Tab S7」シリーズを発表した。同時に発表されたGalaxy S20シリーズ同様の進化したS Penに対応し、クリエイティブ用途に向けたタブレットとして位置づけられている。
Galaxy Tab S7シリーズには、Galaxy Tab S7とGalaxy Tab S7+の2モデルをラインナップ。Tab S7はWQXGA(2,560×1,600ドット)表示対応の11型低温ポリシリコン液晶、Tab S7+はWQXGA+(2,800×1,752ドット)表示対応の12.4型有機ELパネル「Super AMOLED」を採用。リフレッシュレートはどちらも最大120Hzに対応する。
スタイラスペンは、Galaxy Note 20シリーズで採用されたものと同じ低レイテンシの最新仕様「S Pen」に対応。紙にペンで書く場合とほとんど変わらない書き心地を実現することで、プロのクリエイターも納得の軽快なペン入力が可能としている。また、最新の「One UI」の採用によって、画面を切り分けて複数のアプリを同時に利用するマルチタスク性能が大きく高められているという。
あわせて、デジタルアート分野で定評のある「Canvas」、「NoteShelf」、「CLIP STUDIO PAINT」などのアプリベンダーと協業。なかでも、これまでPC(Windows/macOS)とiOSのみ対応していたCLIP STUDIO PAINTは、今回の協業ではじめてAndroid版を用意し、Samsung Storeを通してGalaxyシリーズ独占で提供される。なお、一定期間経過後はGoogle Playストアを通して制限なく提供されることになる予定。
カメラは双方共通で、背面は1,300万画素の広角カメラと500万画素の超広角カメラの2眼仕様、前面は800万画素カメラとなる。背面カメラは背面右上角付近、前面カメラは上部ベゼル中央に搭載している。
本体サイズは、Tab S7が253.8×165.3×6.3mm(幅×奥行き×高さ)、Tab S7+が285×185×5.7mm(同)。カラーバリエーションは、双方ともMistic Black、Mistic Bronze、Mistic Silverの3色。細かな仕様は追って紹介する。
| Galaxy Tab S7 | Galaxy Tab S7+ | |
|---|---|---|
| ディスプレイ | 11型 低温ポリシリコン液晶 WQXGA(2,560×1,600ドット) リフレッシュレート最大120Hz | 12.4型 Super AMOLED WQXGA+(2,800×1,725ドット) リフレッシュレート最大120Hz |
| 背面カメラ | 超広角：500万画素 広角：1,300万画素 LEDフラッシュ | 超広角：500万画素 広角：1,300万画素 LEDフラッシュ |
| 前面カメラ | 800万画素 | 800万画素 |
| サイズ(幅×奥行き×高さ) | 253.8×165.3×6.3mm | 285×185×5.7mm |
| カラー | Mistic Black Mistic Bronze Mistic Silver | Mistic Black Mistic BronzevMistic Silver |
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2020-08-05 14:00:00Z
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