ユーザー仲間でオンライン“乗り会”もできる。
自転車の前輪が向いた方向を検知する「パス・センサー」と、後輪の回転速度を検知する速度計により、VRの世界をサイクリングできる「Blync」。これは大人用でも子供用でも、どんな自転車だってコントローラーに変えてしまうデバイスで、現在KICKSTARTERにて出資金を募っています。
このシステムは、専用アプリで速度や距離、消費カロリーを記録するだけでなく、ソフトを使ってアバターやステージを自作&シェアできるのも魅力です。天候に関係なく自宅で自分の自転車が使え、ルームランナーより楽しくサイクリングができそう、というのもいいですね。
最低でも後輪が固定できれば楽しめる
「Blync」には、後輪を固定するスタンドとVRゴーグルを別途用意する必要があります。ですがそれらのハードルさえ越えられれば、リアルに構築された仮想世界を周遊し、一人称/三人称視点を切り替えて楽しむことができるようになります。これならVR酔いをしやすい人でも大丈夫ですね。
ちなみにVRゴーグルがなくても、コンピューターのモニターを使って2Dで楽しむことも可能です。
ZWIFTに負けず劣らず
仮想的な室内サイクリングとしてはすでにZWIFTがありますが、これにはゴツいスマートローラーとANT+USBドングル、それに心拍計も必要で、スプロケットの取り付け作業もあるためかなり高い壁が立ちはだかります。
ですが、「Blync」のハードウェア/ソフトウェア・デザイナーの開発者はもっとハードルを下げ、ZWIFTではできなかったVRヘッドセッドにネイティヴ対応させたことで「VRサイクリング」を実現させました。簡易的な装備ながらも、VRに対応したデジタル・サイクリング・プラットフォームになった点は新しいかな、と思われます。
新車を買ったが「仕事とふたりの育児に追われて乗られない! 」という奥さんのために開発したこのシステムが、まさかバーチャル・サイクリングの最先端になるとは…。世の中わかんないものですね。
エクササイズ器具/VRコントローラーにしちゃお買い得
「Blync」は、限定100個の早期便だと1セットが約8,000円、101人目からは約9,600円で出資できるようになっています。まずは後輪を固定するスタンド、そしてできるだけ用意したほうがいいVRゴーグルを除けば、このお値段で愛車をVRコントローラーにできるってのはお買い得じゃないかなと思います。自粛期間中の運動不足解消に、いかがでしょうか?
Source: Blync, YouTube, KICKSTARTER via NEW ATLAS, ZWIFT
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2020-08-17 12:00:00Z
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