JeSU公認パソコンを使った「ストV」のエキシビジョンマッチなどを実施
2021年04月02日 09時00分更新
マウスコンピューターは3月31日、一般社団法人「日本eスポーツ連合」(JeSU)とコラボした「JeSU公認パソコン」の発表会をオンラインで開催した。
本発表会では、JeSU公認パソコンの概要に加えて、インテルのデスクトップ向け第11世代Coreプロセッサー(CometLake-S)の紹介、プレイヤーおよび配信・運営視点におけるPCスペックの重要性などを発信。さらに、JeSU公認パソコンを使ったエキシビジョンマッチも実施した。
本記事では、JeSU公認パソコンの発表会の模様を紹介しよう。
第11世代Core搭載のJeSU公認パソコン2機種を発表!
始めに、マウスコンピューターの代表取締役社長である小松 永門氏が登壇し、「ハードウェアプラットフォームを通して、eスポーツに貢献できることをとても喜ばしく感じております」と述べ、挨拶を締めくくった。
次に、JeSU公認パソコンの概要を説明した。今回発表したモデルは、インテル「Core i7-11700K」(8コア/16スレッド、3.6~5GHz)とNVIDIA「GeForce RTX 3060」(12GB GDDR6)搭載の標準モデル「G-Tune EN-ZJ」。CPUは「G-Tune EN-ZJ」と同じCore i7-11700Kで、ビデオカードに上位モデルのNVIDIA「GeForce RTX 3070」を採用したハイスペックモデル「G-Tune HN-ZJ」の2機種だ。
どちらのモデルも床置きを想定し、天板にI/Oポートを搭載したPCケースを採用。椅子に座りながら容易にアクセスが可能としている。また、底面には着脱しやすいマグネット式ダストフィルターが接着されている。
また、上記2機種には、第11世代Coreプロセッサーに対応した、インテルの最新チップセット「Z590」を採用したマザーボードを搭載。対応する外部機器と高速なデータ転送が可能な「USB 3.2 Type-C」(20Gb/秒)と、最大2.5Gbpsの通信速度を発揮する有線LAN端子を搭載し、より快適なゲームプレイが可能としている。
マウスコンピューターは、JeSU公認パソコンを販売するにあたり、「プレイヤー視点」と「運営・法人視点」に分けて独自に検証を行なったという。
同社がプロゲーマーへのヒアリングを行なったところ、FPSなど「フレームレート(fps)」を重視するタイトルにおいては、少しでも早い映像切り替えを求めるため、あえて画質設定を下げてプレイする傾向にあるという。そこで、該当タイトルの画質を最低設定にした際の最低・平均・最高fpsの数値を公開。平均で120fps以上の数値が出ていることを公認スペックの要件としている。
次に運営・法人視点についても説明した。ゲームの映像配信は60fpsを超える必要がないほか、格闘ゲームなど最大fpsが固定されているタイトルも検証の条件であると述べた。そのため、画質を最高設定にした際のfpsを公開。公認スペックの要件として、最大固定fps、もしくは60fps以上出ていることが挙げられる。
検証タイトルは、「eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE(海外版)」や「グランブルーファンタジー ヴァーサス」「ストリートファイターV チャンピオンエディション」「DEAD OR ALIVE 6」に加えて、市場でプレイされている人気タイトル「FORTNITE」「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」など。検証タイトルの拡充については、今後もJeSUとともに協議して決めていくという。
G-Tune EN-ZJとG-Tune HN-ZJは、3月31日14時よりマウスコンピューターのダイレクトショップや直販サイトなどで販売中だ。購入時、法人向けブランドのみで実施していた「最大5年間延長保証」を選択できる。
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2021-04-02 00:00:00Z
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