Googleは19日、開発者会議「Google I/O」においてスマートウォッチOS「Wear OS」の強化を発表した。GoogleのWear OSとSamsungが推進するTizenを統合し、パフォーマンスやバッテリ駆動時間を向上。より多くのアプリを利用可能にする。
パフォーマンスについては、最新チップセット上でアプリの起動を最大30%高速化し、スムーズなユーザーインターフェースを実現。バッテリ駆動時間を長時間化し、日中に心拍センサーを動作させ、一晩中睡眠を追跡しても、翌日にバッテリーを確保できるようにする。
新しいプラットフォームでは、ウォッチのサイドボタンを2回押すと、最近使ったアプリに切り替えられる新ナビゲーション機能を搭載。ウォッチ上のタスク管理を容易かつ迅速に行えるようにする。また、スワイプで表示するアプリを簡単に選べるようになる。
Google マップとGoogle アシスタントは、デザインを一新。Google Payもデザイン変更し、現在の11カ国から新たに26カ国に対応。YouTube Musicも今年後半にWearで利用可能となり、スマートダウンロードなどの機能も搭載する。
Fitbitとの協力によりフィットネストラッキング機能を強化。これらのアップデートは、2021年後半から提供開始予定。
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2021-05-18 19:35:27Z
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