iPhoneビジネスにおいて、最近のアップルはAndroid陣営との競争を意識しているようです。たとえば、Epic GamesとのApp Storeでの30%もの手数料をめぐる訴訟でも、ティム・クックCEOはApp Storeが独占的ではない理由として「Androidとの競争が熾烈だから」と主張していました。
そうした対抗意識を反映するかのように、次期iOS 15のリリースでは、ユーザーがAndroidからiPhoneやiPadに移行するのを手助けする公式アプリ「Move to iOS」の機能が強化されることが明らかとなりました。
この「Move to iOS」は数年前からGoogle Playストアで配信されているものです。そして新バージョンでは従来の連絡先やメッセージ履歴およびメールアカウント情報等に加えて、写真アルバム、ファイルやフォルダ、アクセシビリティ設定も転送可能となり、最初から前機種で馴染んだのに近い環境で使えるようになる見通しです。
またiOS 15では「Move to iOS」アプリを入手しやすくするように、Androidユーザーが読み取れるQRコードを実装し、Google Play Storeのダウンロードリンクまで誘導しているという徹底ぶりです。
こうしたAndroidからiPhoneへの移行手続きは、今年秋にiOS 15が一般公開されるまで利用できない模様です。また現時点では提供されていない「Move to iOS」の新バージョンがいつ配信開始され、具体的にどのような操作手順となるのか、明らかになる日を待ちたいところです。
Source:MacRumors
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2021-06-11 01:51:26Z
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