Jumat, 15 Mei 2020

スマホのインカメラで車内の構造を判断。運転中のながらスマホをさせない技術 - ギズモード・ジャパン

これで運転中の、ながらスマホ事故が減ってくれれば!!

予めスマートフォンに搭載されているインカメラを使い、走行中の自動車内でスマホを使っているのが運転手なのか、それともその他の同乗者なのかを判断するアプリ「Eyes on the Road」が研究されています。

内装の構造はどの車種もほぼ同じなので

作っているのはカーネギーメロン大学の研究者RUSHIL KHURANAさん。アプリは車内のサンルーフやヘッドレスト、ルーフ・グリップといった、どの車種にもある部品を検知し、その向きや位置からスマホの使用者がどこに座っているのかを判断します。

Video: Smash Lab/YouTube

サンバイザーの位置も、リアルタイムで検出していますね。

従来型とは一線を画す

従来のGPSを利用した速度検知だと、一律に使用制限されてしまいます。ですがこのやり方なら、運転手以外の同乗者が操作できるようになるワケです。それに、インカメラを活用するので外部機器が不要というのが大きな利点です。

かなりの高精度を実現

全16台の自動車を使い、33人の被験者がアプリのテストを行なったところ、スマホを手持ちにした状態で94%、ホルダー類に固定した状態で92.2%正確に作動したのだそうです。

KHURANAさんいわく、運転中のスマホ操作は事故の可能性を400%増加させてしまうとのこと。世界各国で、ながらスマホによる事故は絶えることがありません。ひとたび事故が起こると、運転手だけでなく同乗者や、車外にいる歩行者や建造物などにも被害が及びますよね。

早くこのアプリを製品版にして、全機種に標準装備されると悲惨な事故のリスクが減りそうだな、と思います。いつかそんな日は訪れるでしょうか?

Source: YouTube, CHI 2020 Paper, EYES ON THE ROAD via HACKADAY

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2020-05-15 07:00:00Z
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