Kamis, 14 Mei 2020

ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-XB700」レビュー:安くて大音量で低音がパワフルなことよ - ギズモード・ジャパン

ちょっと大きめなのも、アリかも!

Sony(ソニー)から、安価なワイヤレスイヤホン「WF-XB700」が登場しました。今回レビューを担当した米GizmodoのAndrew Liszewskiによれば、まだワイヤレスイヤホンを使ったことがない人にオススメできるみたいです!


ソニーの最新ワイヤレスイヤホン「WF-XB700」で注目すべきは、低音パフォーマンス

多くのメーカーが「低音パフォーマンスを向上した」と主張するとき、ソフトウェアを介して微調整する手法をとることがありますが、ソニーが最新イヤホンに採用したのは通常の2倍の大きさのドライバーという正当な手段。大音量で、低価格なのも魅力です。

AirPodsに対抗して多くのメーカーが安価なワイヤレスイヤホンを開発していますが、ソニー最上位ワイヤレスイヤホンの「WF-1000XM3」はノイズキャンセリング機能ありにして、2万5880円という価格なのに対し、130ドルの「WF-XB700」はサウンドパフォーマンスに妥協したくない人も期待できるバジェットイヤホンです。

Sony WF-XB700

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Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

これは何?:低音パフォーマンスがインプレッシブなソニーで最も安価なイヤホン

いくら?:130ドル

好きなところ:大音量で歪みのない低音再生が素晴らしい。他のソニーのイヤホンで使用されているタッチセンシティブパッドよりも使いやすい物理ボタン

好きじゃないところ:ノイズキャンセリングなし。サウンドプロファイルを調整したくても、Sonyヘッドフォンアプリに接続できない

低音のパワフルさ!

ほとんどのワイヤレスイヤホンは6ミリドライバー(空気を押し出して音の波を作る、ヘッドフォン内部にある小さなスピーカーの可動部分)を使用しているのに対し、最新の「WF-XB700」は、2倍の大きさとなる12ミリドライバーを装備しています。このことは、必ずしも2倍の大きさの音に変換されるというわけではないのですが、低音パフォーマンスがよりはっきりと聞こえることは間違いなし。実際、ソニーの「WF-1000XM3」やアップルの「AirPods Pro」の音と比べても、音量を最大にすると大音量に聞こえます。

個人的には、もう何年ものあいだ、12ミリドライバー搭載のイヤホンが好きという理由から、ソニーのワイヤードイヤホンを頼ってきました。でも、ここ最近はワイヤレスの便利さに惹かれていたのですが、それでもAirPods ProよりもSony WF-XB700を使うことの方が多かった気がします。機能的に妥協することはあっても、サウンドプロファイルの良さで選ぶとそうなるんですよね。

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サイズ感はこんな感じ。結構大きめです。
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

装着感も、わるくない!

「WF-XB700」を装着したときの存在感は、たっぷりあります。ドライバーの大きさ、充電バッテリーの長さ(9時間)を考慮すれば、こういうデザインになるのも理解できるんですけどね。手持ちのイヤホンと並べても、確実に目立つ大きさだと思います。

アップルのAirPods ProやソニーのWF-1000XM3と比べても、サイズは大きめです。ただ、装着感が悪いかというとそうでもなく、ソニーのフラッグシップモデルよりも快適です。ただ、AirPods Proのつけ心地と比べたら、負けちゃうかもしれません。

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AirPods Proと比べて大きい。けれど、着用感は快適!
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

使っていてわかったのは、パソコンの前に座っているあいだや、歩いているときなどアクティブに動いているときの方が、しっかり耳にフィットしてくれること。低価格であるにもかかわらず、長時間使っていても疲れにくいです。

充電ケースには改善点も!

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AirPods Proと比べて、充電ケースも大きめ。ポケットにはすっぽり入りますけどね。
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

付属のケースは、イヤホン本体と同様にシンプル。全体的に質感のあるプラスチックを使用していますが、ちょっぴり安っぽさも感じられます。

充電ケースを使うと、バッテリー駆動時間が9時間から18時間に倍増します。USB-Cでも充電できますが、ワイヤレス充電は非対応なのが、ソニーのより高価なワイヤレスイヤホンと違うところのひとつです。

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ケースはちょっと安っぽいです。でも底が平面なのでテーブルに置ける安定感はあります。
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

ソニーの「WF-1000XM3」や最近出た「WF-SP800N」に付属している充電ケースから改良したと思われる点もあります。それは、底面がフラットになっているため、机の上に置いたままでも簡単に出し入れができること。小さなことかもしれませんが、このほうが使い勝手が良くなった気がします。

機能性はどう?

130ドルと比較的手に入りやすい価格から、機能面で不足している部分もいくつか挙げられます。たとえば、ノイズキャンセリング、アンビエントサウンド(外音取り込み)ブースト耳検出はなし。ソニーのモバイルヘッドフォンアプリへの接続も非対応なので、サウンドプロファイルの微調整もできないことになります。

いっぽう、ソニーのハイエンドな「WF-1000XM3」や「WF-SP800N」で使用されている、再生コントロールやその他ショートカットにアクセスするためのタッチセンサーパッドが過度に敏感で苦手だったという人には朗報があります。「WF-XB700」では、イヤバッド全体をつまんで押すことができる物理ボタンが採用されているんです。

それもありがたいのは、反応が良いこと。これでボタンを間違えて押すこともなければ、操作するのに耳からイヤーバッドを外す必要ももちろんありません。

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タッチパッドではなく、物理ボタン式。反応がよく、押し間違いも少なくなります。
Image: Andrew Liszewski/Gizmodo US

ソニーがどれほどiPhoneユーザーをターゲットにしているかは分かりませんが、130ドルの「WF-XB700」と比べたときに、29ドル追加(159ドル)でゲットできる白いAirPodからは、安定した接続性、きちんとした音質など素晴らしい機能が期待できます。またAndroidユーザーで、低コストなワイヤレスイヤホンを探している人には、Galaxy Buds+(150ドル)という選択肢もあります。

「WF-XB700」は、すでにワイヤレスイヤホンを使っている人からしたら、機能がもの足りなく感じる可能性もなきにしもあらず...ですが、ワイヤレスイヤホンをまだ使ったことがない人からしたら、コスパ抜群なイヤホンなのでは。試してみる良い機会となるはずです。

README

・大きくごっついのは130ドルという価格を踏まえれば許容範囲。とはいえ出回っているイヤフォンと比べればもっと大きいのもある。

・ノイズキャンセリング、アンビエントサウンド(外音取り込み)ブースト、耳検出といった機能がないこと、それからサウンドプロファイル調整のためにアプリを接続できないなど、機能不足感はある。

・12ミリドライバー(多くのワイヤレスイヤホンの2倍)搭載で、音は大音量、低音のパフォーマンスが抜群に優れている。

・防水性能はIPX4で、雨の日や汗をかきやすい運動中の利用も不便なし。

・物理ボタンは押しやすく、反応がよく、押し間違えもない。

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2020-05-15 02:30:00Z
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